「片桐はいりの存在感」蜜蜂と遠雷 白波さんの映画レビュー(感想・評価)
片桐はいりの存在感
プライム・ビデオ鑑賞
この日は娘さん初めてのピアノの発表会で、色々ありながらも何とか演奏を無事終える事ができました。
何と無くその夜「あ、そういえばウォッチに入れっぱなしだったなアレ?」と鑑賞。
静かな立ち上がりながら、序盤からすごいチリチリとした空気にあふれていました。そしてそれは見事な偶像劇。
皆個性的な面々で、それぞれの人生にそれぞれの音楽と寄り添った気持ちをみせてくれました。ピアニスト達4人みんなが主役なんですね。
それと絵作りがとても美しく、クレジットの入れ方も美しい。曲だけフォントを変えるなどデザイン面も良いです。
主役はちゃんとあるものの最後まで四人の物語にした、フラットな構成はとても好感が持てました。
あとクロークの片桐はいり。何もしていないのにすごい存在感ですw
音楽に取り憑かれた、世代を超えた青春偶像劇。そのじっくりと映し出すバランスが素晴らしかったです。お見事でした。
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