「音楽が魅せる感動。天才達の友情と戦い。」蜜蜂と遠雷 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽が魅せる感動。天才達の友情と戦い。
【賛否両論チェック】
賛:天才達それぞれの珠玉の演奏の数々に、音楽が持つ魅力を堪能出来る。彼らの絆と戦いの行方にも注目。
否:どうしてもクラシックを弾くシーンの繰り返しなので、興味がないと眠くなってしまいそう。
夢を追い続ける4人の“天才”達。そのバックボーンや努力の仕方はそれぞれ違えども、お互いに刺激し合い励まし合いながらコンクールを戦っていく姿に、切磋琢磨とはこういうことを言うんだなと、思わず考えさせられます。
珠玉の演奏シーンはまさに圧倒されてしまいますが、それと同時に、
「世界はいつだって音楽で溢れてる。」
という塵の言葉のように、音楽という本当に儚いもので感動させられることが、少し不思議でもあります。
どうしても同じようなシーンの繰り返しではありますが、音楽の道を極める天才達の戦いの行方を、是非ご覧になってみて下さい。
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