「原作未読。珍しく残念感のない松岡さん。」蜜蜂と遠雷 なおさんの映画レビュー(感想・評価)
原作未読。珍しく残念感のない松岡さん。
2020年は見逃していたこれでスタート。
恩田陸はデビュー時から追っかけていたが、最近は全然読めていなくて、今やファンですというのが申し訳ないような体たらくである。
ピアノやクラシックには疎い当方だが、小説では難しい音楽表現を実際の音で流せるのは強みだったかな。逆にいうと原作はそれだけ難しいことをしていたことになるのか。
逆に人物描写はちょっとずつ足らない印象か。
あそこでもしや「月光」かと思ったらやっぱりでちょっと嬉しくなる(『バイオハザード』で覚えたくちである)。
松岡さんは天才という役どころだけど周りに他にも天才がいるので、そこまで弾けてはいなかったように思う。ただ連弾シーンはエロスを感じさせて意表を突かれた。やらしいことしてないのにやらしいデス。そこは文句なしに素晴らしかった。
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