「主役はピアノだけど俳優陣もよかった」蜜蜂と遠雷 だるまんさんの映画レビュー(感想・評価)
主役はピアノだけど俳優陣もよかった
主役はピアノです。が、俳優陣の演技も素晴らしかった。本当にピアノを弾いているように感じました。
物語としては、文字にすれば結構単純な話。
ただ、ピアノの音と、雷や雨雫などの自然な音、無音などでストーリーに引き込まれました。
余計な説明はなく、役者の表情や、カメラアングルなどで、物語を表しています。
ただ、正直前半はとても眠かった。
その分、後半はピアノの音にもキャラクターの表情も良くなっていきました。
物語が単調だった分、演出と演技の妙を感じた。
また、ピアノが主役と思えると同時に、無音もとても多い。
テレビドラマでは出来ない演出だと思った。
個人的には、ピアノやクラシックはあまり知識はありませんが、ピアノの音楽は好き。
知識は必要ないかもしれませんが、ピアノかクラシックが好きでないと辛いかも。
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CBさんのコメント
2019年10月8日
俳優陣、絶妙ですよね。
読んだ時の亜夜のイメージは松岡さんではなかったのですが、今の若手実力派女優をぐるりと見渡すと、やはり最適かも。この役は広瀬さんや小松さんではない気がするな。