「こういうのが観たかった」劇場版 ONE PIECE STAMPEDE サブレさんの映画レビュー(感想・評価)
こういうのが観たかった
PVを観たときはキャラがたくさん出てくるお祭り映画をワンピースでできるのか?とかなり懐疑的だった。お宝争奪レースが始まってからはそれ見たことかと思った。しかしバレットが本格的に登場してからは最高にいい。よくぞ作ってくれた!これが観たかった!と大興奮した。
まず、適役に自分なりの美学があった。STRONG WORLDのシキもFILM Zのゼファーも、それぞれ自分が胸に抱いた一本の旗を誇り高く掲げていたから魅力的だった。今回の敵である、バレットもフェスタも自分がやりたいことをとにかく強く強く主張し、譲らないところにしびれた。
そして、彼らが持つ理想をルフィが腕力と共に真っ向から打ち砕くのがまたかっこいい。久しぶりに本当にかっこいいルフィが観られてとてもうれしい。バレットを正面から打ち砕くまでの仲間たちとのやり取り、彼らの戦闘もよい。ハンコックが強キャラとして活躍するシーンは珍しかったかな。
ただ、ちょっとバレットの最終形態はワンピースっぽくなかったし、なんなら映画ヒロアカのヴィランと見た目がかなり被ってたのが残念。どうにかゼファーみたいな武力一筋みたいなキャラにはできなかったものか。
しかし、だからこそルフィとの最後の一騎打ちがかっこよく映えたのかもしれない。かっこいいルフィを観たいファンには必見の映画ですよ、これは。ファンサービスも多いし!
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