「キルラキルでグレンラガン+堺雅人」プロメア Iwsさんの映画レビュー(感想・評価)
キルラキルでグレンラガン+堺雅人
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結論はタイトルの通りです。
物語の中でおおよそのことが説明されているので単純に画面の中のアクションと熱さに注目していれば、わかりにくいところと言うのは特にありません。終始楽しい作品です。
一部SF的な説明はありますが、わざわざ「物語の進行上の都合」です。と言ってくれているので気にする必要はないでしょう。
しかしクレイフォーサイトというキャラクターの人間性だけがわかりにくくなっています。
それもそのはずで、この作品基本的にはキルラキルでグレンラガンであって、クレイフォーサイトと言う男は、両作品の敵役であるアンチスパイラルと鬼龍院羅暁を合わせたようなキャラクターになっているように見えました。
アンチスパイラルは頭の固いところはあるものの自らの使命のため内にある情熱を押し殺し、非道を貫きます。
一方鬼龍院羅暁は人類の敵の代弁者として欲望の赴くままに非道を行います。
どちらも非道なのですが、その意思のあり方が全く逆なのです。
そしてクレイフォーサイトはその両方に引っ張られながら踏ん張っており、作品中その両面を見せます。そりゃわかりにくくて当然です。
でもそんなわかりにくいキャラクターを堺雅人が見事に演じ切っています。
キルラキルでグレンラガンなので、熱苦しすぎて人を選びますので4点としましたがもう一度見に行きたいと思う作品です。
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