エリカ38のレビュー・感想・評価
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いまひとつだっかかぁ・・☆
結構期待して、いつもは利用しない映画館までいったのですが・
面白くないわけではないし、でも 何て言ったらいいか
浅田美代子の老いと醜さばかりを感じてしまって
個人的には、期待したほどではなかった。
樹木希林の影響で、年配の女性が多く鑑賞。
ナンダカ、それも遺産のように感じてしまったし。
浅田は、十分な演技をして応えていたし、騙される?人々の
キャラもそれなり。
でも、不完全燃焼的な感じが見終わった後に残ってしまった。
女詐欺師の生き様を憐憫の視点で描き出す
人間の金銭への執着を逆手に取って生きる、女詐欺師の浮き沈みする半生を生々しく描き出した作品。
”つなぎ融資””出資法違反”などメディアで時折取り上げられるワードがキー。
<この作品の魅力は、女詐欺師を哀しくも愛らしい一人の女性として描き出している点と彼女に痛い目に合わされた人々を被害者として扱っていないところだと思います。エンドロールが終わるまで、席を立たずに流れる音声に耳を傾けましょう。>
浅田美代子
男といる時の顔と、すっぴんの顔の差ったらない。後半のやつれっぷり、老いっぷりも凄い。ベッドシーンはおばあちゃんが頑張ってる風にしか見えなくて見てられなかった。あまり好きな女優ではないが感心した。映像は退屈。とても虚しい生涯。哀れだった。
映画らしい映画よね〜
事実は小説より奇なり〜
投資詐欺でだまし取ったお金で
60超えた女性が38歳と偽って
海外で若い恋人と夢の生活の最中に逮捕された!!
こんなドラマを想像だけで作ったら絶対嘘っぽくなるけど
事実の方がよっぽど飛んでもないので
この手の事件が起きると世間の人は
なんでそんな事が〜??
と、素朴な疑問となってこう言う映画が成り立つ。
実録ものはやっぱり強いし面白いな〜
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
浅田美代子と言うと、いつもさんまに突っ込まれてる
天然ボケのタレントというイメージが強いけど
ファッション雑誌をよく観る方なら
浅田美代子さんが時折、
結構セレブな特集の取材を受けているので
最初の方の投資セミナーの主催者として
高級な洋服をサラッと着こなして登場するシーンなどは
案外「地」なのかな〜みたいに感じる。
そして、人を騙してるはずがいつの間にか、
自分を正当化して行く精神構造が
如何にも女性らしくて、観ていて、実は自分中にも
同じ様な気持ちが潜んでいる事に気付かされる。
ただ長くやってるだけの女優さんじゃ無いよな〜
そう言う所も含めて、
浅田美代子でこの映画を企画した樹木希林さんは
やっぱりしんそこ映画が好きな人だったんだな〜
その上、樹木希林さんの動員力は亡くなった後も健在!
ちょっと昔っぽい粗めの粒子の画面が
何となく怪しさを醸し出して良い感じ。
それと、平岳大さんの、いかにも怪しい浮世離れ感!!(笑)
パンピーとは違う次元で生きてる人間感!
ピッタリすぎて笑っちゃった!!流石です。
ただ、最近観た実録犯罪もの
クリント・イーストウッド「運び屋」みたいな
カラッと明るい作りにすることも出来たんじゃなか?
死人がいない事件なら、日本の映画でもカラッとしたものを
作って欲しい気もするな〜〜
@もう一度観るなら?
「映画館の方が最後の海外生活の抜け感が楽しめるとは思います」
女の一生はまだ終わらない…。
浅田美代子の怪演。
普通なら無邪気と言う評価が無神経に変わってしまう時がある。
しかし、この変節をものともしない女がいた。
この事実を映画にしようと感じた樹木希林はとんでもない悪漢か途方もないロマンチストなのか?
人は頼りにならない。でも、金は人よりは頼りになる。
嘘は分かった上で、
寄り添ってくれる人を
金で買う。
寂しい女と淋しい男の独り言は、
お互いに慰めあえるのだろう。
樹木希林。
静かに眠っているのか?
エリカが悪いですけど、みんな、信じて出したんでしょう?
ようくもまあこんなおばちゃんの言葉を信じたよなあ、が全編通した感想。だけど、そここそが信じたほうの落とし穴。おいしい話なんてそもそも信じちゃいけないのに。
映画の雰囲気はストーリーに合ってたけど、浅田美代子はもう少し可愛く(もしくはきれいに)撮れなかったものか。60過ぎを強調するにも、男を騙すときは、それなりに色気がないと。歳くってても浅田美代子にはそれがあると思うのだが。
主役の複雑な表情に惹きこまれた
主役、浅田美代子の奥にある魅力が適役に感じた。その魅力は、表面的は可愛らしさの奥にある、胡散臭さだと、ずっと前から感じていた。それがまさに「エリカ38」を表現するのに、ぴったりだと感じならが観た。樹木希林の圧倒的な存在感がさらに、この作品のやるせなさを深めてくれたと感じた。また、寄付金と支援金と投資金の曖昧さが、「みんな悪い」とする心理は、この事件を滑稽にしていると感じた。今後の女優浅田美代子に期待。
隔靴掻痒
連れられて行った劇場で、
映画のメイン対象と思される熟女の皆さんにまず圧倒された。
彼女たちは浅田美代子に感情移入して観るのだろう。
その浅田美代子の演技もよく、
企画者である樹木希林のとぼけた味も秀逸で、
観ていてダレたり興醒めするところはないのだけれど、
実話ベースだからか、もう少し説明が欲しい
舌足らずな部分が散見された。
木内みどりとか。
>実話の詳細を調べたくなったから、
原作本のPRという意味では大成功か。
クライマックスの主役が詰問されるシーンは
絶妙な演技を見せる浅田美代子に対して
詰め寄る面々がどこか演技過剰。
本当にああいう局面に立たされると
自分もああなるのかななんて考えたり。
ともあれ、令和の時代に
もうひとつのクライマックスとも言える
浅田美代子のベッドシーンが観られるとは思わなんだ
(厭なものではない)。
劇場の灯りが点いてから、
エンディングロールの仕掛けに
お姉さまがたが一斉に反応していたのは面白かった。
「赤トンボ」ではなくて「赤い風船」
あの“美代”ちゃんが本物の女優になった(ラストでは実年齢丸出しのアップまで晒して)ことに先ずは感銘を受けた。劇中で聡子(エリカ)が歌う「赤トンボ」が「赤い風船」に思えて仕方がなかった。しかも樹木希林とデュエットまでして!(しかしこれは『時間ですよ!』をリアルタイムで観ていた者の感傷でしょうね。)映画としても抑制の効いた静謐な演出の佳作だと思う。最後には誰人の心にもいくら小さくてもある金銭欲を仄かに暴き出しているし。誰の中にも聡子的部分はあるのだ。やるかやらないかの違いだけで…『紙の月』も同じ実話に基づいているのだろうか。どちらのヒロインも最後にタイに逃げるのが面白い。私は『紙の月』のヒロインはお金が欲しかったのではなく、お金で買えるものが欲しかったのだと解釈しているが、聡子(エリカ)は最初はやはり金自体が欲しかったのだとは思う(恐らくヒロインの生い立ちが違いを生んだのだろう)。聡子(エリカ)が最後まで(少なくとも表面的には)良心の呵責も罪悪感も見せないところがいっそ潔くて良かった。『紙の月』のヒロイン同様金で男を買ったが、(本心からかどうかはともかく)男に手紙を書かせただけ幸せと言うべきか。久しぶりに木内みどりを見れたのも嬉しかった。
もったいない
浅田美代子さん、素敵な女優さんなはずなのに、役の設定を踏まえたとしても全く綺麗に撮られてない。
大物が何人か出てることでごまかされてるけど、ただの自主映画みたい。
大勢がサトコに詰め寄るシーンとか、うるさすぎて、自主映画にありがちな計算されてない勢いだけでいいと思ってる勘違いシーン。
樹木希林さんが思い描いた作品はこんなふずじゃなかったはず。
もったいなさすぎる。
魔性の女浅田美代子上手い❗
星🌟🌟🌟🌟浅田美代子さん今までコケティシュな魅力のある方だな…と思っていたのですが…良い意味でその魅力が魔性の女役とあっていて凄く良かったです❗以前あんで樹木希林をいじめる役が意外とあっていたのですが…樹木希林さんの演技指導もありますがここまで変わるとは思いませんでした❗また別の作品でも違った一面を魅せて欲しいです❗ラスト被害者の方のコメントがありましたがエリカを悪く言う人はいなかったので実際のエリカも浅田さんと同じ魅力のある人だったと思います❗
金、色、心
出資法違反で国際手配され2017年にタイで身柄拘束された当時62歳にしてタイ人の彼に自称38歳と偽っていた熊本の松田聖子と呼ばれた山辺節子をモデルにした話。
ニュースで見たキッツイ若作りから38歳はいくらなんでもムリだろう…というインパクトが記憶に新しいこの出来事。
どこまで事実に基づく話かは知らないけれど、元々胡散臭いことをやっていた主人公が言わばスカウトされた様な感じで更に大きく拡げる術を身につけていく。
年齢のことや男とのこととか配当の出し方や裏付けの作り方やあしらい方をみるに、ここまで大きく拡げて牛耳れる器ではなかったのだろうね。
それが直接彼女の人間形成にどう影響したとかいう訳ではないけれど、十代の頃のことや父親との関係性とか、男にハマり裏切られという様子を再現ドラマの様に結構淡々とみせていく展開で、大きな盛り上がりがある訳ではないけれど、終始陰鬱で影のあるつくりに引き込まれるドラマで面白かった。
もちろん、末端には本当に騙されていた人もいただろうけれど、わかっていてのっかった輩も結構いたんじゃないのかね…。
抜てきはテキトーな?
ベースありきの企画によるって。予想以下!ヤハリ、浅田さんにはキャリアは感じられない。日本映画の良いとこハショッテる、どっか良い感じのふりに、作品の軽さを感じた。角川?のやっつけ仕事にさえ思えました。
抜てきはテキトーな?
ベースありきの企画によるって。予想以下!ヤハリ、浅田さんにはキャリアは感じられない。日本映画の良いとこハショッテる、どっか良い感じのふりに、作品の軽さを感じた。角川?のやっつけ仕事にさえ思えました。
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