キングダムのレビュー・感想・評価
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新分野
いまいち
演出がいまいちなのか、俳優が上手く無いのか分かりませんが誰にも感情移入出来ないと言うか、共感出来ない登場人物ばかりでした。
主人公は圧倒的な実力差のある相手に対して、劣勢で始まるも途中から大声で叫んで気合い入れるだけで立場逆転、一転圧勝します。
敵は何度も主人公にトドメを刺す機会があるのに、喉元に剣を突きつけて止めてしまうとか、意味が分かりません。
そもそも漫画と同じ様な演出を実写でやっても興醒めです。
映画には映画なりの演出があるべきでしょう。
ヒットしたら続編を作る的な及び腰な作りの作品なのか、この1作品で何を描きたかったのか?焦点が無くて散漫なストーリーでした。
役者の演技もベタで見ている方が恥ずかしと感じてしまう程度。良いところは1つも無かった。
1番の無念は夢が夢で終わったってことだろうがよ!
映画「キングダム」(佐藤信介監督)から。
中国春秋戦国時代を舞台にした原泰久のベストセラー漫画の映画化、
漫画は読んだことはないけれど、なんとなく人気の理由がわかる。
場面設定などを文字しても説明しきれないので、
気になった台詞だけを紹介したい。
困っている主人公に道案内するシーン、こんな会話があった。
「金目当てか?」「悪いか?」「いやそっちの方が信用できる」
「こんな顔も名もわかんねぇ奴のどこが信用できんだよ」
今の世の中、狙いをはっきり示さずに、味方のフリをする輩も多い。
最後に、大どんでん返しで裏切られる・・そんなことも。
しかし目的は「金が欲しい」、金をくれれば何でもする、
その動機に裏はない。だから、信用しやすいということ。
何気ない会話だけれど、なるほどなぁ、とメモをした。
今回、取り上げたのは、もう一つのシーン。
「無念だった」というセリフが飛び交う中、
主人公の1人が、こう言い放つシーン。
「無念、無念って、1番の無念は夢が夢で終わったってことだろうがよ!
もしお前が本当に死んだ奴らのことを思うんだったらな、
そいつらの見た夢を叶えてやれよ!」
死んでいった人たちの夢が夢で終わらないよう、弔い合戦をする。
そして、必ず勝って、少しでも夢に近づくようにしてやる。
それこそが「無念」という気持ちを行動で表すこと。
そう教わった気がする。漫画、読んでみようかなぁ。
存在感
原作を知らないが、地上波でやっていたので、録画して鑑賞。
長澤まさみ 大沢たかお の存在感がすごい。
長澤まさみのアクションには物足りなさを感じるものの、画に映るだけでなぜか涙がでる。
山の女王としての覚悟が伝わってくる。
民を想って泣いていたのだろうと思うほど、上辺の演技ではないように感じた。素晴らしかった。
大沢たかおはさすが、統一国の出現を期待して戦を楽しんでいる、王騎だった。
女王、王騎の存在感に圧巻されただけに、
主演陣への期待が高まり、アクションは楽しめたが、何か物足りなさを感じてしまう。
山崎健人のバカ熱さは、よかった。
ラストの成きょうを殴るシーンは、当たってないって思ってしまった。
ストーリーはシンプルで、中ボスがチョイチョイ出てきて、あきなかった。
夢がテーマなのか、夢に対しての問答が多く。
今回で国を平定して、これからの7カ国統一の夢がどうなっていくのか、主演の2人と環奈ちゃんがどのように成長していくのか、山の女王、王騎がどのように関わっていくのか次回が楽しみ。
良い出来だとおもう。
いいぞ
配役+アクション
原作のどの範囲を1作目にもってくるか、非常に良い判断をしていると思う。原作ではもう少し後に出てくるキャラをうまく再構成している。おそらく続編の構成も有る程度固めたうえで、各キャラの初登場を再配置しているのだと思う。
スケール感という意味で若干イマイチな感じを受けるのは、広いところで戦うのは夜にして、昼戦うときは壁に囲まれた場所。8万の軍団は安易なCGと、予算の都合がどうしても見え隠れするからだろう。
配役とアクションは良い出来で、特に俳優陣はみなハマっている。アクション監督が下村さんで佐藤監督とはGANTZコンビだけにワイヤーワイヤーしているのだが、そこが中国っぽくもあった。
続編決定ということで、次回作では衣装など一部使い回せるし、予算も少し増えるでしょうから、もっとスケール感のある出来を期待したい。
アクションシーン だるい
戦国モノなのでアクションシーン、がキモだと思いますが、ハッキリ言って全然迫力なし、長澤まさみの殺陣シーンにいたってはまるでスローモーションをみてるようでした。その他の俳優の一対一のシーンも、ワイヤーで吊ってるなぁ。とか冷静に思っちゃうくらい迫力がなかった。CGとかなかった時代の時代劇の方が(勿論作品にもよりますが)迫力もリアルさもあると思っちゃいます。何で一度弓でい抜かれたはずの兵士が長澤の一声で復活するのか?ゾンビなのか?あれだけ大勢を相手にしてどうして勝てるのか?アッと驚く作戦があるのだろうと思ってましたが、ただ精神論だけで乗りきってしまうのもどうかと思いました、、、。続編があるみたいだけど次はビデオで何回も見返したくなるようなアクションを期待します。
星2.5
豪華!
十分楽しめる
先に気になったことから。
主役の信の、なんでもため口なのは強い違和感。
なまじ歴史モノの体を取っているだけに、「こんなヤツいるわけない」が常に浮かぶ。
山の民はどうしてもLOR王の帰還の幽霊軍団を思わせますね。
パクりとは言いませんが、かなり似た流れなのは否めません。
良かったところ。
若い役者さんが熱量たっぷりに予想以上に好演している。
信、エイセイ、セイキョウの3人は特に良いですね。
皆ちょっと華奢すぎて迫力には欠けますが。
抜群と思ったのは左慈ですかね。表情、動き、ともに敵役として抜群です。
粗を探せばもちろんかなりありますし、
ハリウッドものとは比べるべくもないですが、邦画としてみると
かなり頑張っていて、十分エンターテイメントとして成り立ってると思います。
しかし日本人が中国の架空歴史モノを描くというのはなんとも不思議は感じはしますね。
原作愛を感じる
アメトークと、アニメをほんの少し見た程度の知識で観ましたが。
丁寧な作りで原作愛を感じました。
漫画実写はこれくらい愛が無いと作るべきではないと思う。
信のボス戦は眠かった。
彼はいつも根性大逆転なのかな?だとしたら続編のバトルもダルそう。
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