映画 ゆるキャン△のレビュー・感想・評価
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現実と理想の間に。
ゆるキャンのアニメが始まる少し前にキャンプにはまり、色々キャンプをしていく中、ゆるキャンの世界って理想だよな~っと思っていました。映画になり、それがだいぶ現実世界に寄って来たかなって感じです。まだまだフィクション的な部分も多いですが、それぞれが大人になり、理想と現実の間に揺れ動く心や世の中、そういった現実味がある所が描かれたのが良かったですね。
そりゃフィクションのアニメですから、ご都合主義やファンを楽しませる所も多いにありますが、ああ、あの女子高生が大きくなったんだなぁと感じられました。
そして、キャンプの面白さが大いに語られた所も良い。キャンプ好きなら一度は見ておけって感じもしますね。
実写映画と思って見に来たら、アニメだった! 65歳のジジイが見る映画じゃない。恥ずかしい。
実写映画と思って見に来たら、アニメだった!
65歳のジジイが見る映画じゃない。恥ずかしい。
実写映画でも同じか。オタク爺だとは思う。
キャンプが好きなので、理解は出来る。
大垣千明となでしこのファンだったので、見に来た。まぁ、実写の女の子達の方なんだけどね。残念。
本沢温泉は一度は行ってみたいが、流行ってしまうだろうな。ソロキャン派なので、こう言った居酒屋キャンブは好きではないし、なでしこが、りんから影響を受けて、ソロキャンを成熟させている姿とかが見たかった。
さて、アニメの中に小学校が廃校する場面がある。山梨県に限った事ではないが、少子化の影響だと思う。また、産業の一極集中化が問題なのだ。全て東京(都会)が中心になる。だから、このキャンブ場も東京(都会)在住者の休日の為のキャンブ場という事になる。そこが問題じゃないかなぁ。
また、廃校を見て思ったことは、高齢化社会が問題でなく、少子化が問題なのだと改めて思った。そういった経済なのてある。
経世済民が経済の意味だが、その点を再認識すべきと考える。
『子供が少ないから、子供の為に(社会の為に)人生を75歳で終わらせる』
みんなで考え直すことなのだろうか?実に乱暴な理論と言えるし、改めて問われる内容ではない。法律を改正しなくとも、死にたければ、自分の意志で富士山の樹海でも行けば良いのでは。誰も咎めないし、ほぼ、誰にも迷惑はかけない。
但し、死にたい人は『周りに相談する』は必要。相談するシステムも確立すべし。PLAN75なんて考えるなら、そっちだろ!って言いたい。
と僕は思う。
理想と現実
キャンプ好きの女子高校生達が社会人になって、ひょんな事から地元の田舎町にキャンプ場を作ることになって…。
その話しは事前に聞いていた。
その後、自分が想像する事と違った展開だった。まさか、
遺跡が出てくるとは思わなかったね😁。
それでも遺跡とキャンプ場のコラボレーションで完成させた。
アウトドアブームが起こるとこんな楽しいコンテンツが産まれるんだね。
長年アウトドアマンとして生きてきて、とても嬉しく思う作品。
それはそれで、これはこれで
◉緩いが、強い意志
クールな割り切りではなくて、仕事もキャンプも、どちらも緩やかに頑張ればいい。なでしこ・千明・リン・あおい・恵那5人の女子が醸し出す、今までも、たぶんこれからも続く息の長いパワーに魅了されました。見せつけない努力は魅力的です。
職場での責任が大きな障壁になってキャンプ場から撤退するメンバーも、人間関係に悩んで身動きとれなくなるメンバーも出ない。
そしてメンバーを大切にしながらも、独り言や対話も大切にしていた。「私たちの火」はきっと「私独りの火」でもあったかなと思います。
◉現実は背景
どのタイミングで、社会人としてのストレスや苦労、実生活とキャンプ場作りとのせめぎ合いが、ストーリーの中に現れるかと思っていましたが、穏やかで優しい夜景が最後まで続いた。
とは言え、5人の女子も余裕綽々の感じは見せない。そりゃあ、記事の立案から取材計画、記事の校正・アップまでやっていたら、リンにとってキャンプ場の作業までやるのは至難の業です。両立させているのは、シネマだからと言ってしまえば、身も蓋もないですが……
でも、長い目で目標を目指すならば、そうした両立を叶える努力が必要だし、何とかなるでしょう。土器が土中から顔を出しても、乗り切れる。
キャンプ場作りと言う夢を前面に押し出して、現実はそっと夢で包んで背景にしていた作品だったと思います。
笑うと本当に漫画顔になる女子たちが、素敵だった。
取りあえず動き始めたキャンプ場の管理は、やはり観光推進機構にいる千明の仕事なんでしょうね。
アニメの未来として、この世界観が好き
・ゆるくない。
・キャンプしてない。
・志摩リンだんごがない。
よって、ゆるキャンではない。
とはいえ、賛否両論あるものの個人的にはこれはこれで嫌いじゃないって感想です。
アニメの雰囲気が好きでした。
なんかあんまり真剣に画面に食いつくように見るのではなく、ちょうどソロキャン中の志摩リンの前にある焚き火ポジション。
ちらちら目に入るようにテレビで流しながらスマホいじるなり、本を読むなり。それでちょうど暖かい雰囲気でした。
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この映画、そんな感じのぬる~い、ゆる~い雰囲気を残していて好きなのですが、
雰囲気はそのままなのに志摩リンとイヌ子が仕事に悩むシーンとかがストーリーに入ってきていてこの流れは必要なんだろうか、って思いながら見ていました。
と、いうかナデシコは主役ではなくなってしまったのか。
主要キャラが大人になったらこんな風になっている、、、っていう未来予想図、かなり納得感がありました。
変に全員一緒の大学にいき、全員一緒の職場にいるとかいう設定にしていなくて好感。
野クル三人と志摩リンと恵那ちゃんはおそらく高校卒業をキッカケに一度バラバラになっちゃったんでしょう。
身延はバイトがないという本編中の描写の通り、大人になったけどみんな地元にいます!って言う世界にしていたら不自然極まりなかったでしょう。よってこの大人なみんなの設定は良いものでした。
それぞれのキャラがそれぞれのキャラなりに葛藤して、それぞれの未来へ進もうとしたんだろうなという背景が見えて好きです。
そういう続編世界観が好きだからこそ。
変に社会人としてのトラブルやら大人の事情やらを事細かに描写せず、
本当にちらっとだけそれぞれの大人としての悩みを描写した後は、久々にみんなで集まることにして、
「みんないろいろあったけど、志摩リンもナデシコもソロキャンしてるし、ひさしぶりにみんなでグルキャンして楽しいねー」程度のふわっとした映画を見たかった気がします。
あと、ちくわです。ちくわー!!
老犬描写するもんだからもしかして……って、どきどきしたじゃないですか。
ゆるキャン…なのか?
まず第一に、俺は綾乃派です。
大人綾乃最高!!!!!!!!
第二に、作中で結構な尺を使って描かれたリンと先輩の絡みって何を意図して映画に組み込んだのか謎。
リンは出版社で成長するのが目標だったっけ?笑
そんでリンの記事に対しての結果の部分も尺使った割に「??」だったし。
リンの記事がキッカケで自作キャンプ場が全国的に注目されて且つ次の世代がキャンプを始めて、それをリンとナデシコが見守る…的な流れかと思ったら何も起きずにスルー苦笑
それにゆるキャンって、よくある異性との絡みがない世界観が純粋に作品に浸れる大きな要素だと思っていた。
映画館で若い子たちが「同性キャラでもいい場面で男出過ぎじゃね?」と言っていたが確かに同意。
まさか映画でぶち壊されるとは…
第三に、犬子の廃校のくだり必要か?
これも起承転結の真ん中だけで中途半端にザックリ伝えられて感情移入出来なかったのが残念。
結局は廃校になるから遊具持ってけよーって流れを無理矢理作った感が否めない。
しょーもないリンと先輩のところで尺使うならもっと廃校の起承転結を掘り下げて欲しかった。
感想としてゆるキャンとよく似たキャラの別の作品と思った方がしっくり来る。
2回目を見る気はないかな…
もちろん円盤出ても買わないと思う。
あ、大垣はかわいかったですよ。
でも綾乃の方が最高ですけどね!!!
取ってつけた感じのある展開が気になる
漫画家がお一人で作り上げた世界観は狭いかもしれないけど統一感があるのに対し、アニメ化映画化となるとどうやっても多人数になる分、違和感が残ってしまう。
原作だとそれぞれにイベントがあってそこからストーリーが動く感じだが、今作はあちこちに、ストーリーのためにイベントが起こっててご都合っぽい話に見えた。特に最初で千秋がりんを「タクシー」で名古屋から山梨まで連れ出すってさすがにおかしい。ちくわが土器拾ってきたり、りんの仕事場の先輩がたまたま話してるとか、ホントいいタイミングですね。
それはそれとして、きちんとキャンプしてほしい。
あくまでifの世界線と捉えるなら良
他でも言われているが、高校生という世界でゆるくキャンプ
する彼女たちを見るのが楽しかったのだが、社会人という
リアルと地続きの設定に置いてしまうと、どこか安心して
観ていられなくなる。
一番しっくり来なかったのは県のいち外郭団体職員である
大垣が仲間たちと廃キャンプ場を再生させるというシナリ
オで、最初に予算がどうとか言ってはいたが、完全に野ク
ルのメンバーのみで行おうとするのは強引すぎるのでは。
最初鎌で人力で草刈りしてたのはおいおいと思った。
草刈り機や重機を後から出して来たが、あれだけの広さ
を整地しようと思えば普通最初からそうしないだろうか。
まだ社会に出てそれほども経っていない彼女らの奮闘でも
表現したかったのだろうか。
土器が見つかってからのあからさまに不穏な感じも、社会
人=嫌でも現実と向き合わねばならない印象を強くして
おり、この作品でそういうの要らないから、と思った。
ちくわなど劇中で寿命を迎えるんじゃないかと本気でヒヤ
ヒヤした。
そのように現実問題が見え隠れしつつも最後はよかったね
~で終わるわけだが、このシナリオでやりたかった事が
今ひとつわからない。原作者監修とはなっているが、ゆる
キャンに求めているのはちょっとこのシナリオとは違う。
映像、音楽、テンポ、キャラはTVシリーズの延長として
何ら違和感なく、社会人設定だけが余計だった。
大塚明夫さんの声に痺れた
学生時代に好きだったことを、
ずっと年取ってから、当時の仲間と再会してやるってことは、なかなかないけど、素敵なことだと思います。
学生時代に打ち込んだものがある人は、きっと、ぐっとくるんじゃ無いかな。
細かいことが気になるひとや、わからない人には、なんだかつまらない映画になると思います。
この映画観て、キャンプしてみたいなあと思えたらいいんじゃないかと思います。
そして、キャンプでなくても、昔の仲間と集まってなにかやったり、今までやったことないことをやってみる気にさせてくれる映画として評価します。
大塚明夫さんのセリフ一言だけなのに、カッコいいおじいちゃんでした。笑
私はしまりんが好きです。
原作未読。アニメは好きで何回か観てます。
やってることは全然ゆるくないし(命の危険すらあった)、そのためにバイト頑張ったりもしてるけど、大変さとか努力とかには焦点を当てずサラッと流して、ひたすら「好きなことを好きなようにやってる」ところをゆるくあったかく見せてくれる、稀有な作品だと思ってます。
なにより、「静か」なんですよね。
なでしことか千明とか賑やかな子もいるのにその賑やかさが全然うるさくないし、しまりんみたいな一匹オオカミも恵那ちゃんみたいなマイペースな子もそれぞれのパーソナルスペースを侵さないちょうどいい距離感で存在していて、人間関係の煩わしさが皆無。それが「静かさ」の所以でもあってもうファンタジーレベルなんだけど、SNSでのコミュニケーションを多用してることもあって、妙にリアリティーがある。
こんな関係性の仲間、良いなぁって思うし、キャンプじゃなくても何かちょっとやってみようかななんて前向きなチカラをもらえる、素敵なアニメです。
で、映画ですね。(前置き長い)
こんな静かなアニメが映画って大丈夫かなと思ってましたが、アニメとはちょっと趣が違いました。
大人になって、仕事を持って生活が変わって「好きなこと」を見失っちゃったり、逆に「仕事」と「好きなこと」を紐づけられるようになってもそこにはお金とか立場とか大人の事情とかも食い込んできて楽しいだけでは進めなかったり。
そういう、7-8年後?の5人の成長や変化を見せてもらえたのはゆるキャン好きとしては嬉しかったけど、紆余曲折をちゃんと感情の起伏込みで見せてくれてたので、思ってたような「静か」な映画ではなかったですね。
でもイヤな人はやっぱり出てこなくて人間関係はファンタジーだったし、音楽のチカラもあって、ゆるキャンの雰囲気は変わらずあったと思います。
できたキャンプ場は、ちょっと魅力的とは言い難いし維持してくの大変そうだなと思っちゃったんだけど、そのへんはそれこそ大人の事情的なチカラが加わってのことだったのかな〜?
それにしても名古屋から山梨の高下までタクシーで行っちゃう千明にはびっくり。東京は遊び尽くした(だっけ?)って言ってたけど、お金のことを考えずに行動できるってどんだけ成功者なんだ。
ちくわがおじいちゃんになってて、死んじゃうんじゃないかと思ってドキドキしちゃった。生きてて良かった。
そういえば、しまりんがおじいちゃんのバイクに乗ってたけど、おじいちゃんもう亡くなってるってことはない?
他の人と絡んでないし、キャンプ場にもひとりで来てたししまりんにだけ見えてたとか。。ないか。
しまりんが、仕事に忙殺されてたところから「好きなこと」を取り戻していくのが良かったですね。
結局私はしまりんが好きなんだ。
また彼女の静かなキャンプを見たいな。なでしこたちの乱入ありで。
観て良かったです。
確かにゆるくはあるけど
TVアニメ1期2期は視聴済で原作漫画は未読の状態で観に行きました。
TVアニメが高校時代の部活としてゆる〜くキャンプや旅行を楽しんでいたのに対し今作は時が流れて社会人編。
どこの媒体だったか忘れましたが疎遠になっていた野クルメンバーが再集結してキャンプ場作りなんて書いてたので「やっぱり社会に出るといくら仲良くても疎遠になるよね。ゆるくないじゃん。」と心配してましたが全然疎遠になってませんでした。住んでる場所違ってもいつも頻繁にLINEしてる人達を疎遠とは言わないと思う。自分なんか高校時代の友人なんて顔も名前も思い出せない。
前半はそんな元野クルメンバーが再集結してキャンプ場作り。ここらはいつものノリなので安心して観れます。
中盤は予定地に遺跡が見つかってキャンプ場作り中止でシリアス展開。後半は遺跡とキャンプ場融合企画で一発逆転。最後はまたここでキャンプしようで終了。
全体的に見るとゆるキャンらしくないシリアス展開があるもののTVシリーズのノリからは大きく外れていなくて良かったんじゃないでしょうか。
まぁ、凛ちゃんの職場の話は心に刺さって痛かったり(職場に迷惑かけて悪夢見て飛び起きる事は社会人あるあるでしょうw)犬子の学校廃校展開は重くて全然ゆるくないですが。
キャンプ飯やキャンプ場作りのアイデア見てるだけでも楽しい気分になれたので遺跡問題出さずに前半の流れのまま終わってもよかったと思います。
この社会人編は原作にもないエピソードなので今後続きがあるとも思えませんが3期や劇場版2弾やるなら北海道とか海外に遠征キャンプとかがいいかな。水曜どうでしょうみたいですけど。
キャンプ場経営だとまた辛そうな話が出そうでゆるキャンには合わないと思うんですよね。
優しい
テレビシリーズからの流れでもあり、大人になった、ということで新たな雰囲気もあり。
シリアスな展開もあるんだけど、優しい展開でほっこり。
いや、本当に見ていて、優しい感情になるし、なんか泣けるシーンもあるし、テレビシリーズの流れでニヤリとするシーンもあるし、面白いシーンもあるし、キャンプしたくなるし…w
キャラが大人になっても、変に成長感を感じない、いい意味でテレビシリーズの流れを持ってきた良い映画版でした。
キャンプしてぇ…
これでいいのだ
原作が大好きで、TVアニメ公開前には鑑賞会に行き、絵の綺麗さに圧倒され、円盤買って、イベント行って、、、と好きすぎる作品なので、あまり公平には評価できん。
ひとつ言えることは、きららでも歳をとるんだ〜、ってこと。イヌ子が学校の先生ってことは、4年制大学卒業後の世界。小5だったイヌ子の妹が大学生ってことは、最低でも7年ですよね。作中でも2年ぐらいは経っているので、なでしこ達もアラサーってことか〜。
まあ作画的には全く変わっていないけど、アラサーきららってのも、ありですかね。
若干「だるキャン△」気味でしたが満足は満足
ゆるキャン△のメインキャラたちは、本気で怒ったり泣いたりしないし、恋愛の気配も見せない。もちろん悪役も出てこない。その「縛り」の中で二時間持たせるストーリーというのがそもそもかなり大変だったのではないか。見終わった後も90分で良かったのでは、と思っていた。あんだけみんなで一生懸命進めてきて案内板設置忘れとかそんなことあるか? ラスト間際でそのアクシデントは引き伸ばし感ありすぎでは? 間延び感は否めないところも。
むしろ腹くくって徹底したいつものゆるキャン△テイストにして、映画館という地の利を生かして、もっと没入感のあるキャンプの描写があってもよかったなーとか。川のせせらぎや鳥の鳴き声なんかが聞こえてきたとき「やっぱ大画面で観る意味ある!」と強く感じたのに、期待ほど「キャンプしてー」とそそられるシーンはなかったかな……。作品の趣旨に照らせば、映画だからこそ「キャンプに来ている気にさせる」描写こそいちばん丁寧にすべきではと思うんですがね……。いつものトーンで二時間はやっぱきついんすかね……。
が、大人になったみんなはそれぞれ「らしい」仕事に就いていたし、一人ひとりの「その後」に触れるたび、よかったねーとうるうるしてしまった。新社会人の葛藤みないなのは分かりやすく描かれていて、今回の設定ならではのドラマ性は鑑賞できた。アニメ本編も「親戚のおっさん」スタンスで観ていた自分にとっては、この作品にもそれなりのジュブナイル性を感じてしまう。
しかし恵那ちゃんトリマーでやっていくなんて、さすがに実家が太いだけあるなー、浮き世離れしとんなとか余計なことも考えてしまった。あとあきちゃんとゲラゲラ飲み明かしたい。
まあ原作パワーはちゃんとあるので、見終わった後のデトックス感と言いますか、めでたしめでたしと心が洗われる感じはじゅうぶんに残りまして、トータルの印象としては問題なく「観に行ってよかった」でした。しかしこの後キャンプ場の運営どうなるんだ。頼むぞ山梨県。
松ぼっくりさん
当作品シリーズでは有名な喋る松ぼっくり。序盤の潰れた公共施設のシーンではリンにコンニチワと挨拶しなかったが、キャンプが好きな人、キャンプを楽しむ人以外には聞こえない設定だったのか。
リンの心境の描写はやや重たいが、闇堕ち寸前で心友なでしこに救済されるし、他にも高校時代を思わせる小ネタ満載で安定のストーリー。
山梨に心を囚われた志摩リン
個人的に冒頭の松竹ロゴから本編に切り替わるシーンがピークでした。
社会人姿には違和感なかったんですよ。
高校生の彼女らが真っ当に成長したら、こうなるんだろうなと。
でも、社会人に成長させて、果たしてドラマが生まれていましたか?
大人になり、使えるお金が増えて色んな事が出来るようになったけど、
その代わりに高校生の時のような自由が無くなった、と志摩リンとなでしこが語っていました。
それで貴重な休日を潰してまでやる事がキャンプ場作りですか?
県の事業として活動している為、そこから逸脱したことはせず、自由の欠片も無い。
皆ちゃんとした大人になったんですね。
野クルメンバーが再集結!あの時の青春を今一度味わおう!
とはならなかったんですよ。
毎日終電間際まで残業し、年始も一人会社で迎え、悪夢にうなされ、趣味だったソロキャンも満足に行けないほど仕事に忙殺される志摩リン。
それでも彼女は前向きに仕事に向かっているんですよ。
そこに感動すれば良かったんですか?
いっそのこと、もっと鬱屈した内容にして、こんな仕事やってられっか!と仕事を辞め、冒頭で語っていたように海外へソロキャンプしに行ってくれた方がよかった。
まあそもそもゆるキャン△にそんなドラマを求めていないんですが。
久しぶりに会った野クルメンバーが普通にゆるいキャンプしてくれれば、それで良かったのに。
ゆるキャン
良かったー
ゆるキャンはずっと見ていられるなー
大人になってもああやって集まれる友人というのは素晴らしい。
リンちゃん仕事しながら名古屋と山梨往復かなりエグいでしょ。タフすぎる。
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