「山梨に心を囚われた志摩リン」映画 ゆるキャン△ ハルさんの映画レビュー(感想・評価)
山梨に心を囚われた志摩リン
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個人的に冒頭の松竹ロゴから本編に切り替わるシーンがピークでした。
社会人姿には違和感なかったんですよ。
高校生の彼女らが真っ当に成長したら、こうなるんだろうなと。
でも、社会人に成長させて、果たしてドラマが生まれていましたか?
大人になり、使えるお金が増えて色んな事が出来るようになったけど、
その代わりに高校生の時のような自由が無くなった、と志摩リンとなでしこが語っていました。
それで貴重な休日を潰してまでやる事がキャンプ場作りですか?
県の事業として活動している為、そこから逸脱したことはせず、自由の欠片も無い。
皆ちゃんとした大人になったんですね。
野クルメンバーが再集結!あの時の青春を今一度味わおう!
とはならなかったんですよ。
毎日終電間際まで残業し、年始も一人会社で迎え、悪夢にうなされ、趣味だったソロキャンも満足に行けないほど仕事に忙殺される志摩リン。
それでも彼女は前向きに仕事に向かっているんですよ。
そこに感動すれば良かったんですか?
いっそのこと、もっと鬱屈した内容にして、こんな仕事やってられっか!と仕事を辞め、冒頭で語っていたように海外へソロキャンプしに行ってくれた方がよかった。
まあそもそもゆるキャン△にそんなドラマを求めていないんですが。
久しぶりに会った野クルメンバーが普通にゆるいキャンプしてくれれば、それで良かったのに。
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