「生きる実感」タロウのバカ llさんの映画レビュー(感想・評価)
生きる実感
貧困や、家庭内崩壊などにより
生きる実感を味わうために、ひたすら暴力や犯罪に手をそめる子供は多い
しかし、それしか彼らに手段はない
周りには自分と同じ環境の子供、汚れた服、音のない世界が広がり、少しずつ生きる実感を味わう
主人公タロウについて、言葉を習っていないため、ワードのレパートリーが少なく、感情でしか喋ることができないリアルなモデルだと感じた
物語を、映画をなんのために観るのか
世界のリアルを知り、生きる実感を少しでも味わえたこの映画を讃えたい
追記
菅田将暉が柔道部にリンチされるシーンや、メイン3人が笑い合うシーンなどが
設定と細かい演技が全体的にリアルなために、少し違和感を覚えた
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