「障害を乗り越えて」靴ひも ハンバーグさんの映画レビュー(感想・評価)
障害を乗り越えて
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父と息子の姿から家族のつながりというものを描いた作品。
母親を亡くした事により何十年ぶりに親子で生活することになった。
だが、その息子には脳に障害があり、周りのサポート無くして生活出来る状態ではなかった。
父は、それを知っていながら現実というものに向き合う事を避けて、母親にばかり負担をかけていてた。
その事により離婚する事になった。
共に生活する様になってから相手の事を知っていく内に自分と変わらない存在なのではないかと少しずつ距離が変わっていった。
この障害持った彼が言った「他よりもサポートが必要なだけだ!」何とも切実だけど、正直でかっこいいと感じた。
障害者というだけ人を括ってしまうのは、どこか自分の中で傲りの様な部分があるからなのではないかと感じた。
こんな主人公みたい誰よりも真っ直ぐで誠実な事は、とても素晴らしい。
だけど、現実は、それをする事を受けいられる環境がないよな気もした。
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