まったく同じ3人の他人のレビュー・感想・評価
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前半のハッピーな流れと後半の重苦しい雰囲気のギャップがえぐい
評価高いドキュメンタリーってことで期待してたがそこまで面白くなかった。3人が再会した所がピーク。
前半再会してからのハッピーな流れと、後半実験が明らかになる重苦しい雰囲気のギャップがえぐい。研究解明パートはダラダラ長いし退屈で眠くなった。
しかも結局最後に観覧許可がおりても研究目的や結果が分からずじまいなのはモヤモヤする。研究を秘密にして隠してたってことはやましいことがあるって事だよね。人の人生壊しといて意地悪いわ。
前半と後半で全く印象が変わる話
前半はやっぱり、奇跡的な再会とそれによって稀有な3人がスターになってく様の美談的なところにワクワクしたけど(3人のうちのひとりの養母が、3人目が発覚したときにもらした「どんどん増えてく!」に結構笑った)、後半のゾッとする展開には身につまされた
三つ子が奇跡的に再会する、そこから始まるハッピーストーリーかと思っ...
三つ子が奇跡的に再会する、そこから始まるハッピーストーリーかと思っていたら、想像もしていなかった事実と結末が…。
昔習った心理学で、遺伝子は同じ一卵性多胎児でも全く同じ人になるわけじゃない、人を創るのは遺伝と環境って学んだわけだけど、まさかこういう悲劇的、非人道的研究の成果だったのかと思うと、自身の研究の為に他人の人生を使える心理もまた研究すべき人間の影だと思う。
最後、結局一人が亡くなってしまったのは環境のせいであるような結びは、お父さんにとってはあまりに辛すぎる展開じゃないだろうか。厳しい、お家でも教師であり続けたお父さん。だからってその関係が彼を作った環境のすべてでもないんだから。
この研究、実験のすべてが公表されるといいな。
行き別れた三つ子の感動物語と思ったら。。
養子としてそれぞれ別の家庭で育った三つ子がたまたま同じ大学に通っていたことから、もう一度再会したアメリカではちょっとしたニュースになった話。
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これだけでも1本の映画に出来そうななかなかの奇跡の話だけど、実は三つ子が生き別れたことには衝撃の事実があったっていうドキュメンタリー。
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いやこんな平和そうなドキュメンタリーからこの展開は想像してなかった。なんでこの映画がドキュメンタリーかの意味も効いてくるよね。べつに三つ子が再開するだけの話なら、ドキュメンタリーじゃなくて普通にドラマの方が面白い。
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私は研究に関わってた人達がインタビュー中に必ず言う、私は研究のメンバーじゃないってところがめちゃくちゃ引っかかった。
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正式なメンバーじゃなくても関わってたってことはその研究に加担した責任がどんなに末端の人でもあると思うけど。
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