ホンモノの気持ちのレビュー・感想・評価

映画『ホンモノの気持ち』を観て思うこと

テレビでこんなことを言っていた
「人の心とは、肉体に宿る」と
しかし、いまだにどこから来るのかは解明されていない
産まれてからの経験だけで心が作られているとは思えない
アーティストが創造するものもどこか別次元から彼らにイメージが宿りその人を通じて表に出ていっているのではないかと思うのです

私は、心が肉体だけに宿るのではないように思えてなりません
ずっと前から「出会い」は人だけでは無い、物や場所や自然や動物、そして「時」までも、ありとあらゆるものに「出会い」を感じるのです

だからこそ信じているのです
唯一「人間」にだけ「心」があるのではないはずなのです
心は無限にどこにでもあって、たまたまなのか必然なのかは分からないけど確実に私達と繋がっている
しっくりくる道具や懐かしい初めての風景
みんな何かが宿っていて無限に繋がりあっているのだな〜

普段は忘れていても、フッとその思いが蘇った、私の心にストンとハマり込んだ作品でした。