「簪に込められた想い! いざ、尋常な戦いが描かれた作品」居眠り磐音 美紅さんの映画レビュー(感想・評価)
簪に込められた想い! いざ、尋常な戦いが描かれた作品
人の噂により有らぬ誤解が生じて
2人の友を失った悲しき思いを背負いながら
生きる浪人侍、坂崎かん音が生きる道を
見付けて正々堂々と戦う姿がありのままに
描かれていました。
新しく造られた貨幣!
偽の通貨が出回り両替屋に押し入るならず者を成敗する姿!
夫婦になるはずだった奈緒とかん音が
別々の人生を歩む末路は、時代を駆け抜けた
1人の強い侍がいたことを表していました。
江戸の町を歩く奈緒の紅色に染まる着物
ほのかに漂う匂い袋は2人が離れても
幸せになれることを祈りながら見ました。
自分の近くに自分を想ってくれる人がいる
ことを信じたいラストシーンでした。
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