「幼馴染に恋は難しい」ヲタクに恋は難しい odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
幼馴染に恋は難しい
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成海はアニメ作家でもあるが腐女子タイプではないし極めてリベラル、宏嵩とてゲームオタクとされているが気遣いもできる立派な社会人に見える。タイトルに文句をつけるのも野暮だが観た印象では「幼馴染に恋は難しい」の方が理に適っている印象。
ジュブナイル向けのラ・ラランド風ミュージカルなのだが悲恋でもないし相変わらずの福田ワールドだから脱力で観ていられる、まして高畑充希は恋愛対象と言うには色気に欠けるがコミカルに動き回るので小動物のよう、TVの動物番組のような癒し効果がありますね。昔話だが作曲家の神津善行さんが中村メイ子さんを奥さんにしたわけを聞かれて「当時は娯楽も少なかったから・・」と冗談半分に答えていたのを思い出した。
山崎賢人は全国の女子をキュンキュンさせた元祖壁ドン王子、お相手が高畑充希ならファンも妬かないので興業的にも良いのでしょう。
大人の色気が不足なので斉藤工に菜々緒さんという贅沢なちょい足しも効いている。ただ、菜々緒さん唄は今一でしたね。二郎さんとムロさんが出るのはお約束なのだが相変わらず二郎さんのギャグは独特すぎてわからないし元々人相が良い方ではないので凄むと怖い、パワハラ上司としては最悪なヒール役。ムロさんは無駄に気張りすぎないので流石です。
テレビで地上波初なので観ていたら終わり間近に地震でブチ切れ、深夜に続きをやったらしいが気になってしょうがないのでVODで再鑑賞。
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