「なるほどね。」ヲタクに恋は難しい チロさんの映画レビュー(感想・評価)
なるほどね。
ツイッターでの言われ様が散々だったので、これは自分で見るしかないと思って見に行きました。
原作は2巻位まで1回だけ読んだことある…位のレベル。そして私はライトなヲタク(女)です。
正直原作に思い入れも特にありません。
見終わって素直に面白かったし、金払う意味あったなと思いました。
でもこれは見る人の立場によって全然印象の違うものになりそうだなと。
主役が女の子なので基本的に女ヲタあるあるが多いんですよね。でも逆に主人公が付き合う男性のヲタNGを最初に出していて、尚且つ映画の中の描写に男ヲタ否定を感じてしまうような部分があるので、これが炎上理由の一つかな~と思いました。
また、ニコ動風の字幕も良かった。キャラ的に早口だし、知らない人にもヲタ用語を見ている人に分かってもらう(というかヲタ用語を知らない人には、知らない言葉だという認識をしてもらう)には字幕という手法はあって然るべき。ニコ動風はもう古いって言ってる人もいたけど、他に代替案もないんだから、ちょうどいい。耳だけで情報を受け取るには限界があるし、ヲタじゃない人達にも優しい仕様だなと思いました。
しかし高畑さんが上手すぎました。映画を見た後にこの映画のプロモーションの役者としての高畑さんの姿を写真等でも見ても同じ人には思えない。そして映画の中ではそのキャラクターそのもので一切の違和感を感じさせない。いろいろありながらもヲタクライフをエンジョイしている姿が描かれていて、ツイッターで言われていたヲタクの印象を悪くする的な事は一切感じませんでした。
むしろ、そうだよね、ヲタクって本当に楽しいよね~♪と映画を見終わったあともすがすがしい気持ちになれました(笑)
私は続編が見たいです~。菜々緒さんのキャラクターの話も見たいなぁ。