「福田組ファンのレビューということをご承知おき下さい。」ヲタクに恋は難しい ヨッシーさんの映画レビュー(感想・評価)
福田組ファンのレビューということをご承知おき下さい。
タイトルの通りです。
結論として、そこまで酷評しまくるほどでも無いが、確かに福田監督の作品と考えるとつまらない。
ここからは福田ファンが、主にこの作品が叩かれてる点について語っていきたいと思います。
・オタクへの偏見に溢れている。
上記のように感想を述べている人をTwitterで見たりした。幸い、映画.comのレビューを見る限りはそのような意見は少数だったので胸を撫で下ろしたが。
まず、批判してる人たちは本当にオタクなのだろうか??また、この作品をきちんと見ていたのだろうか??
甚だ疑問に思う。
私はアイドルオタク(ドルオタ)だが、見ている限り、あぁこういう場面あるあると、笑いが止まらない場面が多々あった。
アニメオタクでは無い(ひろたか風に言えば専門外)なので、そちらの世界のことはよくわからないが、オタクの定義を
「好きなことにとてつもない情熱を注げる人」
という定義にするのならば、登場する人物たちは紛れもなく現実のオタクだし、少なくとも僕は偏見を感じなかった。
・ミュージカルが寒い等々ミュージカル関係
これに関しては、本当にそう。
なぜミュージカル風にしたのだろうか??ミュージカルがなければとても面白かった。と思う。
まずそもそも、監督のおもうミュージカルというものが違った気がする、時々登場人物が歌ったり踊ったりするけれども作品の中に溶け込んでいるわけではなく、言わば
「Youtubeで作品を見ているときに間に入ってくるミュージシャンのMV広告」のような感じがしたのだ。
ダンスウィズミーでは、そんな非日常を半分ネタにして成立させていたりしたが、(ダンスウィズミーは紛れもなく日本のミュージカル映画の王道だとは思ってますよ。)この映画では明らかにその部分だけ不自然に浮いていた。
音楽や歌自体はよかったのでそこが残念。
改めて何故 ミュージカル要素を入れたのか、残念でならない。監督の趣味で入れたのであるならばそれは、原作への冒涜であると監督ファンの僕も思います。
・原作との乖離
正直原作を読んだことがないのでわかりません。すみません。