「ミュージカルにしない方がまだ良かった」ヲタクに恋は難しい Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
ミュージカルにしない方がまだ良かった
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山﨑賢人・主演だから警戒はしてたんだよね。いい俳優さんなんだけど、アタリがないの。オープニングで「フジテレビムービー」が出たところで諦めたね。
オープニングが佐藤二朗の一人芝居っぽいやつで長いんだけど、面白くないんだよね。どうして、これをオープニングにしたんだろ。
それで高畑充希と山﨑賢人が再開して付き合うまでは早かったな。
そして今田美桜が「私も山﨑賢人を狙ってるんです」という話にして、どうするんだ?と思ったけど、今田美桜ここで出番終わりなんだよね。
コミケ出展の話をやって、山﨑賢人が高畑充希にキスしたら突き飛ばされちゃって、そこからうまくいかなくなって、高畑充希は斎藤工に狙われ、山﨑賢人は菜々緒に狙われて、さあ、どうする? と思ったら、コスプレさせたいだけでした、で、私たち今のままがいいよねみたいになってエンドロールだったかな。
ミュージカルシーンが挿入されるんだけど、話の流れを邪魔しちゃうんだよね。主人公の気持ちがわーっと盛り上がるときにミュージカルだと思うんだけど、そうなってない気がした。
曲もそこまで良くないの。それなのに高畑充希がうまいから、余計になんのシーンだか解らなくなっちゃうの。
それで、登場人物の感情も何も描かれてないから、なんだか解らないシーンをひたすら観せられる映画になっちゃった。退屈だったな。
それでも、そんな中でも、若月佑美ほか三名のオタクは良かった。「いそう!」って感じ出てたしね。
そして斎藤工。これだけグダグダな流れの中で口からピーナツこぼすだけで笑いとってくのはすごいよ。
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