劇場公開日 2020年2月7日

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「原作ファンは観てはいけない。」ヲタクに恋は難しい だっちゅさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0原作ファンは観てはいけない。

2020年2月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

正直今月1楽しみにしてた映画でした。原作ファンとしてこれは観なくてはいけないと思ったし、監督もキャスティングも私的には良かったので「神実写化、、キタワァ!!」と思ってルンルンで観に行きました。

泣きました。
まず、樺倉と古柳が後半になるまで一回も出てこない。やっと出てきたと思っても、モブの様な扱い。樺倉はまだマシでしたが、古柳は主要キャラとの絡みが一切ない!!!!!
何故か、何故か原作で最も絡みの少ない宏嵩とよく絡む!!!??
えぇ、きっと原作ファンでこのレビューを読んでる方には伝わるでしょう、この意味不明さを。私だって戸惑ってるんです。何で成海と花ちゃん(古柳)という尊い2人の友情が映画では無かった事にされているのか?
私には今でも理由が分かりません。
というか、最初からキャラクターの扱いがおかしかったんです。キャラクターとしての完成度は素晴らしかった。
でも行動とか、キャラ同士の関わりが完全なるオリジナル。成海と宏嵩くらいです。キャラとしてまともだったのは。
ていうか、オリジナルキャラクターが多過ぎて、その人達を削ってもっと花ちゃんを樺倉を画面に出せよ!!!!!って正直思いました。
あ、補足ですが、樺倉×花ちゃんカップルの絡みはほとんど出ません。最後の最後でちらっと出ますが、ケンカしながら終わってます。

そして、この映画には無駄なシーンが非常に多かったです。
ミュージカル作品を作りたいならもっとミュージカルと関わりのある作品で作って頂きたい。
何故にミュージカルとは縁の遠いオタクにミュージカルをやらせた?この作品のファンとしても、私ごとですがミュージカルファンとしても。非常に私の怒りスイッチをピンポイントで押されました。
おふざけが過ぎてます。ミュージカルシーンは全部で7個位あって一曲一曲が無駄に長い。
てゆうか、宏嵩は歌う様なキャラじゃない。
個人的に一番イライラしたのは、宏嵩が成海とガストでネームきってるシーン。
2分位ずっと歌ってるんです。イライラして仕方ありませんでした。
場面の切り替えも下手くそだし。前の座席を蹴りたくなる衝動を初めて覚えました。

結論、原作を馬鹿にしてる。
   キャストの無駄遣い。
   ミュージカルへの憧れ?

監督への怒りで一杯です。酷い。
キャストはキャラにハマってたし、演技も良かった。可愛かった。。。のに!!!!
無駄なミュージカルシーンとオリジナルキャラクターの数々。
上手く配合出来ないなら、オリジナルキャラクターなんて作らないで!!!
しかも、そのオリジナルキャラクターも謎にいいキャラしてたから余計腹立つし!可哀想!

まとめると、
キャラクターまでは素晴らしいのに。
ストーリーとキャラクターの使い方でb級以下の作品。

だっちゅ