「オタク版LA・LA・LAND…にはならず…しかし高畑充希は歌上手し」ヲタクに恋は難しい もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
オタク版LA・LA・LAND…にはならず…しかし高畑充希は歌上手し
ミュージカルにしたのは良いと思う…「CATS」より良いくらい…ただ曲が良くない。良いミュージカルとは少なくとも1~2曲はポップでキャッチーな曲や心揺さぶるバラードが有るものだ。世界に誇る日本のオタク文化の現状を知りたくて鑑賞したのだが、オタク文化の風俗画としては悪くないと思う。でも映画としては中身スカスカ。題名だけで中身はあらかた想像出来てしまうし、ミュージカルにしたというのが意表をついていただけ。(ハリウッド黄金期のミュージカルは中身がフツーの話でもミュージカルとして楽しめるのに、ここにはそれすらもない。)高畑充希は(スタイルは悪いが)良い素材なのでもっと良い使い方をしてほしいもの。山崎賢人はまだ未知数。賀来賢人は「AI崩壊」とはまた違った役でコメディリリーフとして面白いが、演技の幅が広いというレベルではない。菜々緒はフツーの役では面白そうではないのでコメディ路線で行く方が良いのでは。
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