グリーンブックのレビュー・感想・評価
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60年代が舞台の、粗野な白人と洗練された黒人の物語といえば、そのス...
60年代が舞台の、粗野な白人と洗練された黒人の物語といえば、そのストーリーは容易に想像できるし、大筋でその通り。でも、その予定調和さが、すんなりシンプルに、心を揺さぶります。
ふと思わず声に出して笑ってしまったり、気づいたら涙が頰を伝っていたり。
誰もが素直に「良かった」と思える映画だと思います。
人種差別を扱う作品にしてはめずらしく…
アカデミー賞取っちゃって、満席やだなぁ、と思ったら意外と空いててラッキー♪半分、不安半分。
もしかして意外とつまらないの?って。。
結果、本当にホントに素敵な作品でした。
人種差別を扱う作品は、胸くそ展開が続いて最後の最後で大団円だったり、希望が見えたところで終わりだったりすることが多い印象でした。
しかしこの作品は都度都度スカッとする場面があり暗くなりすぎないのが小気味良いですね。
またふたりの距離感が抜群で、その距離が埋まっていく様が本当に自然に演じられています。
脚本なのか演者の力か監督の力量か、
もちろん全てですね
見終わったとき、心から優しい笑顔になれる作品。
おすすめです
楽しめる映画
無教養でデタラメばかり言っている白人(イタリア系)と、教養があり真面目な黒人とが、衝突を繰り返しながらも打ち解けていく・・・。
一見ありがちなテーマを題材とした映画でしたが、とても見応えがあり楽しめる映画でした。
2人の会話や音楽だけでなく、1960年代のアメリカ南部における黒人差別、LGBTの問題等様々な要素が絡みあってはいますが、複雑過ぎないストーリーに仕上がっていて、見やすかったです。見ていて、あっという間に時間が過ぎていく映画でした。
また、会いたい。みていたいこの二人を。あの家族を。
いい映画。
高校時代に観ていたような映画に、久しぶりに巡りあったなーという感じだった。
なぜ?
CGメイン・今はやりの映画、ではなかったから?
ロードムービーは鉄板だから?
実話にもとずいている、その奥深さから?
音楽、すごく素敵だから?
抑揚の効いたストーリーはこび、脚本、俳優達の演技が素晴らしいのはもちろんだが、当時の日常、さりげない会話、景色、出来事を積み重ねていくことが魅力的だった。
人種差別を高所から扱うのではなく、二人が遭遇する日常を、たんたんと時系列で重ねていく。温度差なく体験した。だからこそ移入できる。『なんで。こんな仕打ちを受けるのか…!』。
ある意味『この世界の片隅に』みたいでしょ。と思った。
トニー・(リップ)・バレロンガにまた、会いたい。
ドクター・シャーリーのピアノをまた、ききたい。
奥さん、ドロレスがいい。
楽しめました
アカデミー賞なので観てきました!
凄く良く出来た映画でした。
役者さんも良かったし、ストーリーも笑えるシーンもあったり良かったです。
ただ、人種差別心を友情で無くしていく展開はありがちの展開なのでコレがアカデミー賞ってのは少し物足りない気がしました^^;
文句なし、素晴らしい傑作
声高に差別や偏見について批判するのではなく、ユーモアを交えつつ普通の物語の中に本質のメッセージが自然と伝わる見事な作品
ヴィゴ・モーテンセンの演技が最高!
本作の主人公そのもの
その体型、容姿、素振り、話し方
何もかも説得力がある
本当にイタリア系にみえる
体型は撮影の為に20キロも増量したとか
正統的なロードムービーでもあり旅によって二人のマインドセットが変わるテーマは普遍的なもの
長く愛される映画になるのではないだろうか
良い映画を観た幸せを得た
余韻を楽しめる
公民権法が成立する(1964年)直前の状況を見せつけて、今も根強く人種差別の残る米国の現状を告発している感じかな。
差別のグロさとお互いに理解し合うことで差別を乗り越える二人(プラス奥様)の爽やかさが好対照で、好作品に仕上がっている。
人種差別とは
日本で生まれ育った私には正直ピンとこない。
でも雨の中叫ぶように訴えていたドク役のアリの目と言葉が頭から消えず離れない。
自然に涙が出てきて止まらなかった。
トニー役とドク役の素晴らしい演技力のお陰で笑いも多々あり楽しませてもらったが、一部だけを切り取らずにドクターシャーリーの人生を想うと何とも遣る瀬無い気持ちになった。
日本人の私は黒人の方々に対して差別的な気持ちは全く無く、音楽にしてもスポーツにしても才能に満ち溢れていてむしろ憧れているくらいなのに。
色々と考えさせられる作品だった。
2019-21
この映画をもっと楽しみ、理解するためだけにアメリカ人になりたいとさえ思った。
爽やかに心が温まり、久々に軽やかな気持ちで劇場を後にしました。
ただやはり多民族国家ではなく、白人と黒人の差別の歴史を習ったことがないので、これをアメリカ人が観た時に感じられる感覚の強さが羨ましくなりました。
観終わったあと、そう思うくらいハッピーな気持ちになれたからです。
笑えるシーンも散りばめられていたので、とてもバランスよく楽しめました。
アラゴルン以降のヴィゴ・モーテンセンをあまり見てこなかったのですが、正統派イケメン役じゃない役がこんなに似合うとは。
でもやっぱ太ってても、下ネタ言っても全然やらしくない爽やかさは天性のもの。
クールな秀才気質のマハーシャラとの凸凹コンビのやり取りが心地いい。
そして、マハーシャラがやっと笑ってくれたとき、自然に笑みがこぼれることでしょう。
すごい嫌なことがあったときや悲しいことがあったとき、というよりは、
なんでこんな小さなことに振り回されんだろうって自分が嫌になった時とかにオススメします。
ケンタッキー投げちゃえ。
この2人をずっと見ていたくなる
凄い良かった!
黒人差別を描いているのだけれども重く考えず、もっと単純にシンプルに観てほしい作品。
偏見から信頼へ、この2人の関係が変化していく過程。笑いもあるし暖かい涙も…
こころ温まる作品
アカデミー賞を受賞したので、どんな作品か興味を持ったのとER緊急救命室で看護師役をした素敵なリンダ・カーデリーニが出ていたので観に行ってきました。
一言でいうと心温まる作品です。ちょい悪ドライバーのトニーの心の広さにあこがれを感じました。終了後心の中で拍手しました。
心があたたかくなるストーリー
時々クスッと笑えて爽快なラストに心がホッコリしました
ビゴ・モーテンセンとマハーシャラ・アリが演じる正反対の2人がいろんな出来事を重ねるうちお互いを思いやるようになり、それが周りの人たちまで変えていく、そんな優しい連鎖がとても良かったです
ドロレスへのロマンチックな手紙、ステキでした
こんな気持ち良く映画館から帰れる作品は大好きです
「寂しい時は自分から手を打たなきゃ」、とっても良い言葉です
とても良かった、感動作品。
アカデミー賞受賞作品に疑問があり、あまり期待しないでの観賞。
笑い有り涙有り、人種差別問題を考えさせられる、分かりやすく誰もが感動させられる作品。
紳士な黒人天才ピアニストと腕っぷしが強くガサツなイタリア系用心棒との友情物語。痛快でスッキリする感動の実話。
タイトルの「グリーンブック」は黒人用の旅行ガイドブックのことだった。
あ~ケンタッキー・フライド・チキンが食べたい!そして、旧友と会って話がしたい!
人生の旅に希望をもらえた。
そこまでの
佳作かなぁ?
アカデミー賞を授与する様々な意図があるのかなと思いました。
アメリカに住んでいないとわからない人種差別問題への皮膚感覚など、アメリカ人には特別な刺さり方をするのかもしれません。
主人公のピアニストの経歴は物凄いもんですが、作品が特に世の中で評価されてこなかったのはクラシックでもジャズでもないどっちつかずな中途半端な音楽だったからでしょうか。
脚本をマネージャーの息子さんが書いているってのを知り、納得しました。
なかなかの美談に仕上げていて親孝行だと思います。
内容は好きですが、
映画館で観るほどの作品ではなかったかなぁと。
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