十二人の死にたい子どもたちのレビュー・感想・評価
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今をときめく若手俳優の詰め合わせパック
予告を見て12人の死にたい未成年が集まった密室に
謎の13人目の死体…と、今をときめく豪華若手キャストの詰め合わせだったので見に行った。
ストーリーとしては少し物足りなさを感じる部分もありましたが昨今の若手俳優詰め合わせ映画の中ではしっかりとしており2時間程度見続けられた。
何年も応援しているため多少贔屓の目はあると思うが北村匠海の演技がいい。あとは新田真剣佑も良い。普段シリアルみの少ない演技が多かったイメージなので冷静沈着博学なキャラクターが見応えのある役だった。杉咲花は淡々とした同世代にいるどこか大人びた物言いをする役で童顔とモードな服装が美少女を煽っていた。
絶対見たほうがいい!とは言い難い展開だがこれからの若手の成長を楽しむにはいい映画だと感じる。
ただ多くの評価であるように予告とのギャップは大きい。
良きサスペンス
見終わったあともスッキリ
それぞれの思いがあって、それぞれが苦しくて。
みんなで話し合う中、一人一人が立ち直って歩んでいく。
初めはなかなか怖いのかと思いましたが、人間のあたたかみが伝わる話でした。
頭いてー。
なぜ?って思うところが沢山あったほとんど本当に何がしたいのかわからなかった。
ひとつの部屋で話し合うところは「キサラギ」思い出したけど比較するのも申し訳ないくらいこの映画はクソ キャストが良いぶん勿体ない
非道徳に見えた道徳ストーリー?そんなの求めてなーい!最後、生死を覆すほどの何かがあったとは思えない。集団自殺の目的も花ちゃんの理由は納得したけど、結局ほとんど、ひとりじゃ死ねないけど結局死ぬ事も出来ないナルシストの綺麗ごとばっか言ってるチキンの集まりじゃんイライラしかしなかったんだけどなんでだろ。
橋本環奈ちゃんと杉咲花ちゃんが可愛かったから☆2にします。あの2人のシーンに1000円払ったようなもん
普通に面白かった
観たい映画がいくつかある中で、ただ単に時間が一番ちょうどよくってな期待具合で視聴。
や、面白かった!普通に!
花ちゃんとカンナちゃんなんだー。
くらいな予備知識。
ちょっとしゃしゃってくるイケメン風味の彼、まっけんゆーだったんだ!?エンドロール見てほうほうと頷いてみる。この子物語の中心人物なんだってのはわかったけど、さまっけんゆーなんだ。ほうほう。
主役を差し置いて、サトシくんのがのが、イケメン度勝ってたような。さとしくんイケメンだった!高杉くん_φ(・_・めもめも
杉咲花ちゃんの出てる何かって始めた見た気がするけど、悪くなかったなー。うん。悪くはなかった。
すっごいうまいと太鼓判ほどじゃないけど、あーゆう強い役もできるんだなー。っと。
お話としては、死にたい理由もそれぞれだけど、おばかなギャルとファザコン少女以外結構ありな志望動機だったかなーっと。
ファザコン少女は、マジで一番むりやー!って思いました。ファザコンなとこじゃなくて、性格きもいわー。
最後の挙手シーン、女性陣は一旦見送りからの挙手!とか、そう!それ大事な演出が多く良かったです!
伏線回収ってだいじやなー。
結論!ふつーに、面白い!!
ワクワクするようなメンツ
これからの日本映画界を背負っていくようなメンツが揃っていて、メンバーを見るだけでワクワクするようなキャストだった。
ストーリーはもっとホラーチックな感じかと思ったけど、意外とミステリー要素を強かった。どこか「インシテミル」みたいな雰囲気だった。最終的に死んだ人がいなかったのも、意外だった。この終わり方は個人的には良かったんじゃないかなと。
出演メンバーのなかでは杉咲花さんが頭1つ2つ飛び抜けてる印象でした。
思ってた様な映画じゃない!けど
多分、CM見て感じたイメージや堤監督に対しての期待から殺人物だと思って観に行く人が多いかも知れませんが、「血生臭いヤバい奴」は出てきません。この売り方は確信犯だと思うので反感を買っても仕方ない。ただ伝えたい事はちゃんとある映画でミスリードを抱いたまま見終わってしまうと肩透かしになるかと思います。生きてて辛いと感じる人や多感な若者が観るといい映画なのにR指定。。。
ふぅ、、、
一言でまとめると駄作ですね。
無駄な尺を取りすぎてテンポが悪かったです。
登場人物みんながみんな物分かりが良いことなんの。
エンディングでのポップな雰囲気は、一周回って楽しかったでしゅ!
なんか、なんだろう、なんで言えばいいの
予告を拝見しとても楽しみに劇場へ
空を見上げるなど映像の間の空け方や撮り方、フードを被った者たちの登場など魅入る場面があって個人的に好きでした
途中の推理やノブオ(北村匠海)とアンリ(杉咲花)の行動経緯はハラハラするものもあって面白かったです
がしかし
え?誰も死なないの?
え?ゼロバンがいびき?
あれだけ死にたいって言っていた若者たちが
結果前を向いて生きて行こうって
わたしは虫が良すぎると思ってしまいました、
まあ良い話なんでしょうけど
どんでん返しやら裏切りなど謳われていた分
殺人を期待していました私は、
現代の自殺したいと思うリアルな若者たちはみんなこんな理由で死を選ぶのでしょうか
シンジロウ(新田真剣佑)サトシ(高杉真宙)以外自分の覚悟でどうにかなるだろうと思ってしまう、
だからこそもう一度人生を歩もう!ってなったんでしょうね
何か違う、
全体的に話が進んでいくに連れて脱線してる
おそらく、脚本の段階で展開をコロコロ変えるうちに結論に誤差が生じてあんな感じになっちゃったんだと思った
見終わってあ~あと思わず言ってしまった
あえてよかったのはエンドロールで答え合わせが合ったことかな
映画よりも舞台映えする作品
告知されてから危険な香りはしていた作品なのだが、流行りのデスゲームインスパイアや人狼派生系のB級邦画を避けていたこともあり大衆向けで豪華キャストとあらば怖いもの見たさで観る価値も…と原作未読で鑑賞。
蓋を開ければ拍子抜け…ショッキングやホラー、どんでん返し!とは縁もゆかりもないハートフル映画。
時間の無駄とまで思うことはないが、肝心の登場人物が掘り下げるには尺が足りないのか説明的すぎて12人、13人もいて誰一人として感情移入や応援したいという気になれなかったのは問題。
やさぐれ不良だから粗暴な金髪アロハ、ギャルだから金髪で頭の弱い女子高生、病気持ちの推理オタクだからメガネで物事に注視しがちで口元に手をやる癖がetc...
見せ方がステレオ的というか上司が若い世代の流行りに乗っかろうとした結果寒がられるそれと似ている。
隠蔽のためにあれだけ苦労をかけたアンリが、受け取ったマスクと帽子を玄関前の植木に適当に投げ捨てるか?といったような人物の行動に理解が及ばないというか"キャラクターを無視した話を進めるためだけに用意された行動"らしき部分もちょいちょい見受けられてしまい、それも全体の予定調和感を助長させている気がした。
そもそも論だが12人の中で決められてもない"13人目がいてはいけないルール"が適用されており、そのために必要のない隠蔽工作、シンジロウのためだけに用意された必要のない隠蔽工作を解き明かす推理パートがはじまり、それに対する周囲の熱演もあいまって観ている側は完全に置いてけぼり状態。
テーマもキャラクター性も面白いのにとても勿体ない。
その辺りの補填も含めて原作には興味をそそられた。
ここまで酷評しておきながら2.5点をつけたのは俳優陣の演技と時折方言になるミツエがとても面白かったから…という俳優贔屓。
実際俳優陣は何も被が無く脚本と演出が問題。
ほぼワンシチュエーションで、各キャラクターも個性的なので映画よりも舞台映えする作品な気がする。
観劇して映画映えするだろうなあと思ったことはあるがその逆ははじめて。
ここだけの話、PTを使って観て良かった…。
なるほど。これ、舞台化の方が良かったのでは…
10代〜20代前半向けの映画です。多感な感じ。
客層もほぼそんな感じでした。
「死にたい」という理由にもどこか幼さがあり、しかしそこが妙にリアルです。
あとは役者さんの顔が綺麗すぎて、とても死にたいようには見えなかった。。
が、ラストを観れば納得でした。今の時代、本当に死んでしまったら映画化なんて出来ません。賛否両論ありますが私は好きです。
命の選択を見せつけて
十二人プラスワン、推しメンを見つけるとまあまあ楽しく観られる。
「死にたい」が共通点の彼らが繰り広げる疑心暗鬼の密室人間劇。
まず実行するか否かを話し合いで決めるところが面白い。
現在の生に懲りてこれから皆で命を終わらそうとしている場に至ってまで更に人間と人間のやりとりがあるのかと。
いささか緊張感のなさげな十二人だけど、案外そんなものなのかな。
集団自殺するために集まっているのに死体が先に置いてあるからさあ謎解きしましょう、ってどんな思考回路だ。
死体がもたらすデメリットや引っかかる点が弱すぎて。
だったらとっととこの場を離れて普通に一人で死ねば?なんて言うのはご法度か。一人で死ぬのが怖いわけなんだから。
目的のふんわりした謎解きを進めるうちに見えてくるそれぞれの背景や想い。
側からすれば「そんなことで…」と思うものもあるけど、本人にとっては命の見切るほどとても大きいものでその価値を人が侵すことは出来ないなと考えた。
売れっ子女優リョウコの叫びは、橋本環奈本人にも重なるものがありなかなかグッとくる。
セイゴは頭の悪いヤンキーに見えて案外理にかなった行動を取るし、メイコは切迫詰まりすぎて怖い。
タカヒロの吃音が一瞬なくなる時が好き。
高飛車な性格のアンリが、個人の傷や意向には徹底的に寛容で尊重するスタイルなのが面白い。
非現実的な女言葉をゴリゴリに使っても演技が上手い杉咲花はやっぱり凄い。
廃病院中を歩き回り次々現れる不可解なことと新たな犠牲者の現れにはワクワクしたのに、メインとも言えるタネ明かしパートが死ぬほど薄すぎて本当にガッカリ。
シンジロウのその推理力はなんなんだ、いくらなんでも万能すぎでしょう。みんなで手分けして調査した意味あった?
死体の正体もしょうもない。
脳死状態の人間があんなタイミング良く大ゲップするものなのか?植物人間ってゲップ出来るのか?
呼吸や脈の確認なんて見つけた時点でやってくれ。
ユキは地味すぎて逆に怪し気だったし。
最初から白状したって何の支障もない真相。回りくどいにも程がある。
悪意のカケラもない薄味のストーリー、なんかほんとすごくどうでもいいです…
せめてもう一段階何か展開があれば良かったのに、自殺中止でそのままエンドって。
綺麗なまとめ方にそんなにこやかな表情されてもね。
いや良かったんだけども。よかったじゃない、自分の命の行方を自分で決められて。これで良いのだ。
ミツエがリョウコに寄り添う姿が温かくて可愛い。橋本環奈可愛い。
エンドロールの映像には呆気に取られてしまった。
改めて分かりやすくご丁寧に解説されるなんて、観客の理解力が全く信頼されてないんだなと少し悲しくなる。
ここまでやっちゃうくらいなら一人一人の過去の映像やその後の映像のほうが観たかった。
腹立つことが本当に多くてがっかりすることこの上ないけど、話し合いのモダモダやそれぞれのキャラの掘り下げは結構好きなので何だかんだであと3時間くらい長くても観ていられる。
不謹慎な言い方になるけど、自殺する人やしようとしている人に興味があるのでそこをもっと突っ込んでスリリングに展開して欲しかった。
私の推しメンはロリータファッションバンギャのミツエ。話し方がとても好き。
彼女がいたからグダグダ言いつつ楽しく観られたかな。
0番の子がとまんに似てるなあと思ったらとまんだった。
理解できる人は少ないかもしれない
私としてはこの作品は非常に良い作品だと思った。
ほかのレビュアーさんがおっしゃることもよく分かる。
「終わり方がしっくりこない」
「配役が良かっただけ」
「死にたがってた人が結局全員生きたくなるのは不自然だ」
「予告やCMと全然違う」
「ハラハラ要素0」
言われればうんうん確かにって同感するものばかりである。
普通にハラハラする脱出系映画のつもりで観ていればこういう感想が出てくるのは当然だろう。
配役や演技面についてだが、「あれ、この人どんなエピソードで死にたくなったんだっけ?」ということがなく、終わった後でもしっかり思い出すことができるほどそれぞれのキャラにインパクトがあり、非常に良かったのではないかと思う。
死にたい12人が集まり、そこで起きた様々な出来事を通して死ぬ必要はないのだという結論に至る。
一般人には到底理解ができないほどの苦しみを抱えた人が12人集まるならまだしも彼らはそうではなかった。
死んだら何もできなくなるが生きていればどうにでもなるということに気づいた12人。
とても人間味が出ており、私には非常にしっくりくる結末であった。
ハラハラドキドキやサスペンスを楽しみたくて観た人はそれは残念になるのは分かるが、人間の心理を見たくて観た私にとっては新感覚で感動を覚えた。
死にたいと思っている人が集まったらどうなるのか?
明らかに新感覚であるしその心理の交差は私を満足させてくれた。
この映画に出会えて良かったと思う。
ありがとう。
皆さんの評価通り
最初、人狼ゲームのようなものを想像してたけど全然違い、興味を強く引く要素がないまま、予想できすぎる最後を迎えて映画館を後にしました。。。変に恐怖を仰ぐ効果を狙わず、もっと普通に淡々とやってくれたらいい話と感じたと思う。
タイトルに不快感
ストレートなタイトルに不快感を感じながらの鑑賞。
大御所は全く居ない若者たちの告白で成り立ち、背景も古い病院といったシンプルかつ低予算な映画でした。
それぞれの生い立ちから死にたい欲求が生まれ、その悩みの度合いの差異は有れども、それぞれが真摯に受け止め立ち直る…
原作に忠実なのか不明ですが、死に対する考え方に共感します。
やっぱり生きたいんだよね…
死にたいなら一人でも実行する。
でもね、貴方には必ず味方になる人がいる。
セラピー
なかなかにショッキングな表題の割には、なかなかショッキングな事が起こらない。
とあるサイト繋がりで、安楽死を選択した高校生たちが廃病院に集まったりするのだが…皆さまかなり積極的に皆を巻き込んで死にたがる。
最早この時点で、主体性なき主張みたいな感じでヘタレ感が漂う。
…そう思えば、個としての希薄さが目立つ社会の縮図に見えなくはない。
主張だけは激しいくせに、いざ実行する機会を与えられたら尻込みする臆病者たち。
その代表者たちなのかもしれない。
で、まあ、死を望む理由は当たり前のように十人十色であるのだが、そんな輩達なのでのっけからブレる。
こんな状況では死にたくない!とか言い出す始末。…どんな状況でも死んだら終わりだ。何が起ころうと、起こるまいと死んでる輩たちは干渉できないし、される事はない。
そんなありきたりな結論をなんとか誤魔化そうとするもんだから、どおにも話がとっちらかっていく。
犯人探しとかどおでも良くないか?
いっその事、バトルロワイヤルよろしく殺戮が始まった方がまだ正常だと思える。
最終的には超推理が始まり、それが悉く正解で、何故か死に対して拒絶を決断する展開となる。
なんの茶番なんだろか?
何を根拠にあの推論を構築したのか謎だし、何の目的があったのかも意味不明なのである。
あげくその推論によって皆が各々の死を思い留まる。
なんでなの??
つまりは結局のところ、誰1人としと死ぬ覚悟が無い若者たちの座談会なのだ。
とまぁ、そんな結論に至るわけなのだけど、ハラハラドキドキ感などまるでなく中盤の構成がもっと死というものに直結してたりスリリングであったらなぁと残念に思う。
ただ、杉咲さんだけはちょと異質で…。
思春期真っ只中の根拠のない無敵感を存分に醸し出してた。
皆があのぐらい理不尽にでも我を通そうとしてたら、作品の雰囲気も変わってたかもしれない…。
つまりは、皆さま体良く「成人」だったわけで…常識を有する大人だったわけだ。
ただ
この手の作品を作る意義はきっとあると思う。
死という選択肢はあるにはある。
でも、他の選択肢も必ずある。
1番の人が言ってた。
皆、死なない。
孤立や孤独から脱するのが最適な処方箋なのかもしれない…。
まぁ、それが一番難しいとは思うけど。
想像してたのと違う
予告を見た時これは期待できると思ったんですが、少し自分の想像してたのとは違いました…
自分で死にたい11人vs人を殺したい1人って映画だと思ってたのでがっかりです
さっきまで死にたがってたのにみんなの心変わりの早さにびっくり
結局何を伝えたかったのかわからず
エンディングは急にユニバに来た気分になりました←
面白くもつまらなくもないという感想が1番しっくりくる
とても期待して見に行きました。杉咲花さんや真剣佑の演技を見て「面白そうだ!」と...
期待していたほど面白くないのですが、逆に「つまらなかったか」と聞かれれば「いやそういう訳でもないんだよ」という感じです。
内容は、1度でも死を考えたことのある人には理解できると思います。随所に「死を考えている人達だからこその配慮」があり、そこはとても良いなと思いました。
ですが、謎解きに若干の''すんなり行き過ぎ感''があり、「そんなに上手く繋がるか!?」というツッコミポイントが幾つかあるように感じました。
俳優陣の演技はとても良いです。
そしてラストです...ここに問題があるのですよ
結局誰も死にません!確かに「よし死ぬぞー!」と言って死んで終わる訳が無いと思っていたし、そこは別に良いのです。
しかし、結局本人達が納得して改心させられているだけであることに問題があります。
「死にたいと思わせた原因に対してどう向き合うか」という気持ちの問題であり、根本的には何も解決していません。ですから、「生きたい!」と言って終わったところで「これはまたこの死にたい気持ちがまた出てくるんじゃないの?」と不安になってしまいます。
要は「自分より辛い人も沢山いるんだ...!」と知り、傷を舐めあっただけということです。
なぜこの映画を見終わった時モヤモヤしていたんだろうと疑問に思っていましたが、違う方のレビューを見て「ああこれだ!」と納得しました。
ストーリーや選ばれた俳優から考えると確実に面白くなるはずのものなのに、上手くまとめられていない印象を受けました。
2回目は見ないかな...!
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