十二人の死にたい子どもたちのレビュー・感想・評価
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くだらない理由だけど
自殺の理由のほとんどは納得のいかない理由、人殺しと余命が短い人以外は。
謎解きがメインに来すぎてるのと、理由がくだらないのとで、感動なんてできない作品だと思うけど。
無理矢理評価するなら、世の中の自殺者の理由も 案外くだらない理由かもよ。みんな とりあえず生きていようよ。的なメッセージかな
ヘルペスはギャグのつもりなんだろうけど、スベってたね。
薄っぺらい内容
そもそも集団自殺しにきてるのに反対の人がいるか聞いて話し合うのがおかしいし、車椅子の人を隠そうとする理由が中止を恐れてというのもよくわからない。妹がなぜ自分が連れてきたことを自白しないのかも謎。無理やりミステリーにするために多々矛盾が生じているように思った。
この映画が原作に忠実なのであれば、原作者はまったく死にたいという気持ちを理解できていないし、話題性のためだけに利用したのではないかと思う。それほど登場人物の感情が入ってこない。単なる事象の羅列としか思えない。
不自然な内容のせいか役者もまったく良さがでてないと感じた。
堤監督のドラマは人物が魅力的で好きだったがこの作品は全くないし、演出のこだわりも見えなかった。残念です。
二分する評価は納得。映画の出来よりプロモーションの問題。
酷評も多い作品ですが、映画の出来以上に 思ってたのと違う から面白くない、低評価が多いかな。
一部批判が出てる、キャラの死にたい理由がチープって意見はそこをフィクションとしてのジョークと受け取れるかで反応が替わりそう。
こっからは更に個人的な批評。
杉咲花ちゃんは。うん。ド下手って訳ではないけど、その、チンチクリンなんだよなぁ、頑張ってるけどミスキャスト。ミステリアスを突き詰めるとあら不思議、日本人形見たいになっちゃった。
真剣佑はどっちかと言うと話を回す役割だから割愛。
個人的には北村 高杉両名が良かった。少しこの二人が雰囲気引き締めてたかな。
はしかんは本当に。顔が可愛いなって、思える映画です。顔がね。
後、可愛い劇団ひとりがいた。可愛かった。
スリラーっぽいプロモーションが駄目だったな。キャラのハードルを上げすぎた。まあでもそーいう感動的な映画と思えば、まあ、悪くない出来かと。
見たほうがいいかも。
タイトルには
『死にたい』って
いってたけど
1人も死なず
タイトルは
『死にたい』って
書いてるけど
そんな簡単に
『死んだらあかん』
って思わせる映画かな
人それぞれみんな
『死にたい』と思わせる
過去。
『死んどけば』
って思わせる過去。
がある。
でも、そんなやつらが
集まればそれぞれの
未来がみえてくる。
が結論
簡単に死ぬなって
ことやな。
逆に本気で『死にたい』って
思ってる人は
みない方がいいかも。
ま、本気で『死にたい』
人は静かに逝くけどね
『死』について
考えさせる映画でした。
これ以上はネタバレ
なので言わんとく
また気になったら
みてください
12人の優しい日本人みたい
最後 全員手を挙げるのは 若い人のつられる心理?
本当にみんな自分が納得して手を挙げているの
疑問に残ってしまった
雰囲気に飲まれてあげてるのかなぁ
演出かなぁ
と思ってしまった
ストーリーの厚みより伏線回収に特化したという感じ
予告やキャスト発表では久々に悲惨な映画を堤監督が撮るのかなと思っていたのですが
やはり、登場人物が全員未成年なのもあるし、A級ランクの映画として、勝負するならB級映画のようなバッドエンドは無いだろうなと、開始早々で把握出来ました。
オチはハッピーエンド予想をしていたので、この映画の注目べき点は、作中に散りばめられた伏線を後半で回収していく推理物と観たらどうでしょう。。
堤監督の映画は、SPEC最終章以外は、私的に全てアタリの素晴らしい監督だと思ってます。
登場人物12人全てキャラが立っていて見事耐えがありました!
未成年を軽視しすぎ
原作未読なので完全に映画見ただけの感想になってしまいますが。
全体的に設定が変または道理が通っていないことが多々。やっつけ感が否めない。
そのへんは元は小説であったことや現実的なセットや編集の面でしょうがないなって思いました。
ですが、集まった人らの主張は軽い性病から重い大病、傷や疲労感、人望、恨み、なかにははっきりしない人も。
唯一面白いなって思ったのは主催者が周りに意見を流してること。未成年らしく自殺志願者として集団自殺をしてるんだと言わずもがな伝わってきて良かった。
他の人は勝手に一人語りを始めて、最終的にはみんな、舞台制作側が観客に「なんでこの人らはこんな事で悩んで、死のうとしてるんだ。」と思わせようとしてることがなんか直に伝わってきて見てて辛かったです。
また台詞回しも説明口調なものがおおく、現実離れした世界でした。また、人物背景も浅く、勿体なかったなって思いました。なので、社会風刺などとも思えませんでした。
予告が壮大なだけあって期待を裏切られた気分でした。
橋本環奈の扱いもなんだか適当な気がしました…
杉咲花と真剣佑の演技はさすがでした…👏
もうちょっと描写が欲しい。
12人それぞれの物語がもう少しないと話が繋がらない。特に女性陣は、最後にどういう理由で手を挙げるのかな、と思うよね普通。
あと、呼吸が止まって脈が無ければ死んでるよね普通。
2回は確認されてるのに何故復活?そこも何が何だか。
あと、推理する彼が一番体格良くて病気に見えなかったんだが。ヤンキーの彼より絶対喧嘩強そう。
ついでにいうと、階段落ちた彼のけがが不自然すぎる。相当な擦り傷なんだが何故?一晩で相当治ってるし。
予告に期待しすぎてしまった
原作未読でした。新感覚脱出ゲーム?というような宣伝の仕方で、そのような類が好きなので期待してみたら、結構あっさりでした(^_^;)
死体だと思っていた花ちゃんと北村くんでしたが、よく調べたら息してたって事かな?
十二人の選択した子どもたちと選択できない大人
2019年3作目。109、TOHOときて109。
人間は選択し続けて生きていくというが、廃病院に集まった12人の子どもたちも選択しに来て、そして、選択した。
見ていた自分は何も選択できずに流されているのに。
これは選択する物語。最初と最後の対比が選択できない大人には眩しすぎる。
最近注目してる役者が杉咲花さんです。彼女の微妙な表情の変化が素晴らしい。微妙なのに明らかに違うし、でも微妙。象徴的なのが上映時点TV放映中の「ハケン占い師アタル」のOPの左右端から現れる顔。あれ、左右違うよね?(気のせい?)
別作品の話は置いておき、その彼女は本作では常に張り詰めた顔をしている。が、最後の選択のシーンで泣きじゃくるメイコに向けた微笑みが素晴らしかった。そして最後に出ていくときの笑顔。
「アタル」では主人公なのに出番が少ないのが視聴率好調の一因等と書かれてるが、彼女なくしてあの作品はあり得ないだろうという存在感は健在(いや、本作の方が先だけど)。
他にキミスイ、グッドワイフの北村匠海、アシガールの黒島結菜と若手実力派が揃い踏み。橋本環奈の演技はあまり見たことなかったのですが、よかったですね。
事情を抱えた彼らが異常事態の中、どういう選択をするのか、そして、ゼロバンの正体と「犯人」は誰なのか、最後まで楽しめました。
(まあ、次々と死んでいくような作品ではない時点で、最後の選択は必然なのですが…)
面白かった
自分もホラーかなと思っていたのですが、良い意味で裏切られた。
全キャラが良かった。
ムカつくなと思うキャラも多いが、すぐさま死にたいと思っているキャラだから、死ぬことを妨げてくる人に対してのそういう発言も仕方がないと納得。
12人いて、全てのキャラの死にたい動機や特徴を覚えていられたので、キャラが立っていたのかなぁと思う。
吃音キャラが徐々に治っていっているところ(アンリが「薬を飲んでるから」と言い切ったのも良かった)も良い。
終始明るく優しい子だったマイも、周りからしたら「それで死ぬの?」という感じだが、本人からしたら大問題で死にたいほど嫌なことだったんだろうな…と。
最後の決は数人、情に流された感があったものの、少なくとも何人かは死ぬのをやめただろうから良いのでは。
スタッフロールがかなり面白かった。
死にたい理由
今話題の若手俳優が勢揃いの話題作。
共演者が北村君の事を「普通の人を普通に演技できる天才」の様な事を言っていましたがまさにその通りだと思いました。
色々と異なるキャラクターの子供たちの中で1番普通の少年の役でしたが、それを演じきる彼は素晴らしかったです。
13人目の遺体の犯人を探す中でそれぞれの死にたい理由が明らかになって行く。
病院の中だけで話は進んで行くのですが最後まで飽きずに楽しめました。
このタイトル
原作未読。
観終わってから気付いたが、タイトルからの連想や、厚労省の自殺防止啓発ポスターみてたら、そういう方向性だとわかるし、別に隠してるわけでもない。
萩原くんのキャスティングは意図的なのだろうか。杉崎花の凄さを改めて実感した。メインの他11人も好演していた。
ミステリ的には成立するか綱渡りだが、細かい伏線やエンディングの時系列順ネタばらしで納得させられた気になる。
2019-13
ギャルとゴスロリが、すごく上手い。
ちょっと感動した。
まっけんホイホイで、公開されてすぐ観に行く予定でしたが、賛否両論だったので戸惑ってました。
予告編やポスターがミスリードしてる。
殺人ゲームやミステリー、サスペンス、『バトロワ』や『そして誰もいなくなった』的な期待をして観ると、がっかりするかも。
カテゴライズするなら、ドラマでしょうか。
ギャル役の吉川愛ちゃんと、ゴスロリ役の古川琴音ちゃんがものすごく上手かった。
二人とも、リアルにギャルでリアルにゴスロリでした。
ちょっとした仕草や話し方まで。
こうゆうとこリアルじゃないと一気に見る気なくなるから、嬉しい。
高杉真宙君はもーちょっと頑張れる気がするなぁ。雰囲気は良かったのですが。
黒島結菜ちゃんは、個人的にアナケン現象です。すみません。
まっけん、『ちはやふる』くらい線を細くして工藤新一やってほしい(笑)
この映画を見て、命の価値を改めて感じさせるかと言われると、そこまでの強力なメッセージ性はないかと思います。
ラストでもし杉咲花ちゃんを改心させるくらいの何かがあったら、メッセージ性を帯びてくるかもしれませんが、
そうなるとお涙ちょうだい的になりそうで、映画って難しいですね。
低評価が不思議
あまりの低評価にこの映画を観ようか観まいか迷いましたが、結局観ました。
結果、観て良かったです。
若い時には「死にたい」という思いに駈られた事は少なからずいるのではないでしょうか?
若いうちは対処の仕方も分からないし、将来を見据える余裕もなく、絶望的になり死にたいと思ってしまう。
この映画はそんな死にたい若い人達を集め、集団自殺を行うための物語りということですが・・・。
みんな個々に「死にたい理由」に悩み、苦しみ、切なく、辛いですね。
そんな絶望感にうちひしがれて集まった自殺願望者に話し合う場面が持たされます。
一人の女の子は憧れのスターの後を追うために参加したのに、人気タレントの自殺願望に対して「私のような人を増やさないで!」と、後追い自殺をする人が出る事を懸念するように懇願します。
後追い自殺をするために参加したのに矛盾とも思えるが、客観的にはちゃんとした事を言えてます。
このサイトを立ち上げ、自殺願望者を集めた理由には、こんな客観性を持たせる事に意味があるのだと思いました。
自分一人だけだと何も見えなくてただただ死にたいだけだけど、同じ願望を持つ“仲間”の言葉は刺さるのでしょう。
そしてこの管理人もその一人で、同じ願望を持つ“仲間”と交流する事で、自信の自殺願望をも抑制される事を知っているのだと思います。
この映画は、命を無駄にしてはいけない!という事を訴えた素晴らしい映画です。
年齢層問わずに観れる作品だと思います。
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