十二人の死にたい子どもたちのレビュー・感想・評価

原作未読
十二人の未成年が、廃病院で集団安楽死を図るために集うがそこには生暖かい13人目の遺体が。
誰が殺したか、疑心暗鬼になるなか推理が始まります。

フレッシュな若手が集結していますが、初々しさは皆無。シリアスな演技に引き込まれてしまいました。まさかの結末を迎えますが、問題視されている課題を丁寧に描いた作品だと思います。

私が1番好きな俳優である北村匠海くんが出ている映画なので見たいとは思っていたものの、この作品を見たがっている友人がいなく映画館で見るのは諦めてDVDまで待とうと思って、ストーリーだけでも知りたいと原作を買って読みました。原作は面白くて、映画でもはやく見たいと思い結局母と映画館で見ましたが、正直いまいちでした。原作を読んでいない母も、そんな感じの感想でした。
正直、これだけのキャストを使っておいてこれかという感じ。ただテーマは斬新だし豪華なキャストを使っていたおかげで話題にはなっていたので、その点ではよかったのかな？と思います。
いちいち長すぎるシーンが結構多かった印象。仕方ないのかもしれないけど、、
悪くはなかったけど、原作で読んだ方がいい作品だと思います。

実力派若手を12人集めて子供演劇の始まり始まり〜

ここまでツマらん映画はなかなか無い。
時間に余裕のある方どーぞ。

感想を書く気にもなれない。

ちゃんと観てなかったようで、明かされた種がなんっっかよく分からなくて頭に入ってこなかった。

しかも本編での推理中に観た映像を再びエンディングに流されても、「なるほどそういう事だったんだ」とはならないですよね…。詳細な時間が加わっただけで、違う角度からとかでもない映像…。さっき観たけど？ってなりました。

死にたい理由的に最後は誰も死なないという選択で良かったんじゃないかと思います。彼等達は生きることの喜びを知っているので。環境がとか、事故でとかそういう理由でしたもんね。逆に生に価値を見いだせず参加した彼女(アンリちゃん)はこれからも参加し続ける。考え深かったです。これは死にたいことを深く考えられる視聴者が見るべきだと思います。

結構あっさりした筋でしたね。

タイトルと豪華なキャストで興味を惹かれて観ました
....けど、思ってたん違ったしなんだこれ（笑）
結局最後は誰も死なずに前向きに頑張りましょう！！って感じで、あ〜そうゆう感じにまとめたんだなって...
一人くらい死んでも良かったんじゃ...？？

映画の宣伝を観てすごく面白そうと思い、映画館には行けなかったけど、wowowで鑑賞。なんか思ってたのと違った💦もう少しサイコパス的な要素があるのかと勝手に思っていたのでちょっと拍子抜け。
でもこのラストで良かった。あのまま集団自殺していたら、影響受けて自殺しようとする「子供たち」がいたかもしれない。みんなで話し合って中止を決めて、生きてみようと前向きな答えを出したことにホッとした。
予想と違ってスリルはなかったけど、救いがあってそれなりに良かった。

まっけんが、まるで全て見てたかのように問いちゃった！笑
そして、たいしたトリックじゃなかったなー。
それに、みんなが自殺をやめるに至る理由が浅いんじゃないかな

実行の妨げになるものは事前に排除したくて屋上から監視。
自分が突き落としたノブオを見て、そのまま何もなかったのように扉を閉める。
ゼロバンを隠すために女子トイレに隠すが、新たな女性が現れ、再び移動させる。
13番目にあらわれたメイコが参加者かとうが確認。
とか、普通そんな行動とるのか？って思った。
全体的に納得いかない言動が多く、無理やりな印象。

もうちょっと十二人の自殺するきっかけみたいな回想シーンがあるとよかったと思う

人生に絶望した子供たちが集まり関わりあうことで、自己否定から自己肯定へ感情が動く様に感動しました。
私自身孤独や自己嫌悪を感じることがあり、登場人物達に共感する部分もあった。
金髪の吉川愛がめちゃくちゃタイプでした。

12人の自殺願望の強い少年少女が廃病院に集まる。
そこには死体があり、ああだ、こうだ言ってると練炭に火がつけられない。
予想通りの展開で、子供向けとしてとてもいい結末になっている。

子供達が考え話し合いぶつかって結論にたどり着く。
作品の展開や描写が途中つまらないと感じる。
最後はハッピーエンドで後味がいい。

本当に死にたいの？って感じ。
真相がわかったところでなんとも微妙。要するにつまらないってことだ。

最近結構スッキリしない結末で終わる作品多いけどこれはちゃんと全部解決して良かった。

でもラストはもうちょっと手を込んでも良かったんじゃないかな？

あと、金髪の女の子のヘルペスがちょっとしっくり来なかったかな
せっかくかわいい顔してるからもうちょっと謎に関わらせてあげても良かったんじゃない？

穴もあったけどラストの笑顔、良かったです。
推理で誰かを思っていう台詞と言い切ってたアレは間違いですけど。
自分のためだけに手をあげた人もいれば、生きて欲しい他人のために手を挙げた人がいたのもとても良かったです。

自分が一番不幸だと思いたい人間には不向きな映画ですね

誰かに追いかけられてころされるかのイメージがあって、怖くて劇場では観なかったが、こんな展開と知っていたら観に行っても良かったなぁ

そして誰もいなくなった、十二人の怒れる男たちを意識したミステリー。
私は、この映画が好きだ

たしかに自殺を選ぶ理由は弱いし苦悩も分かりにくい。
更に、そこまで思い詰めているなら自殺をやめる決定がなぜできるのか
私には、それは分からなかったし分からせる表現も足りなかった。

だけど、12人で決めたことは｢集いをやめること｣であって｢自殺をやめること｣ではなかったのだから、みんなの支持を得たのであって

晴れ々々とした表情の者の多い中で、顔を曇らせたまま帰るもの。右と左とに別れて進む十人のこれからの決断が知りたくて
知りたくて…

映画を観た後になんとも言えない虚脱感が私を支配したのは、ホントに何年ぶりだろう。
私はこの映画が好きだ。

それぞれ死にたい理由があり安楽死を望む未成年たち。

こういうドス暗い過去や理由を持つ作品は再現が入りがちだけど北村匠海以外は特に無かった為、それが綺麗にまとまってたように感じた。

最後の方にダレてしまい途中何回か寝そうになってしまった。。

真剣佑、実に立派な体つきで、不治の病で余命いくばくもないってのは少し無理があったかなと。
考察だけが趣味な彼は、実は複数回参加者で、この楽しみのお陰で奇跡的に病気克服しちゃったというオチを期待したけど、違ったみたい。

ところで、ゼロバンの靴、ぞんざいに扱い過ぎでは？？知らない間に脱げちゃった×2回、せっかく拾ったのになぜかエレベーターに残すし 笑。原作でもあんなにお粗末なのか？
ぜひ原作を読んでみたいと思います。

ラストの真剣佑が杉咲花との掛け合いに続いて、皆に対して主張するシーンは圧巻。余命わずかで最も死に近い立場である真剣佑が「ここにいる全員に」生きてほしい、自らも生きれる限り生きたいと決意した姿、「皆の続きが聞きたいよ」というセリフに涙がこぼれました。
終始強気だった黒島結菜さんのすすり泣きも良かった。

サスペンス要素もあり、伏線が回収されるところは面白い。ただ、少し設定に無理がある点と、マスクと帽子が何なのかよく見えなかったり、正面玄関の位置や車椅子で迂回するルートが分かりにくかった点は残念。