十二人の死にたい子どもたちのレビュー・感想・評価
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想定外。
SOUのような映画かと思ったが大外れ。何人死ぬかと思ったが想定外の結末。推理のロジックは大変面白かった。この程度のことで翻意する程度の悩みであれば確かに死ぬのは間違いだろう。
死んでほしくないんだよ!大人はさ〜〜
普段は観ないジャンルの映画ですが
原作が人気作家「冲方丁」でしょ。
キャストは杉咲花と新田真剣佑に北村匠海や橋本環奈!
やっぱ気になるでしょ!!
で、観てみたら、ああ〜〜、涙!!
若手の実力派が集結してる本作、観応えありましたよ。
いわゆるミステリーとしてではなく、
10代の群像劇として観たら、入りやすいんだと思います。
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
大人の思いがあまりに詰まってて
タイトルが「死にたい子どもたち」になってる意味が
痛いほど伝わって来ました。
若い人達に死んでほしくないんだよ!大人はさ〜〜
生きていて欲しいんだよ!!
今は生きにくい世の中ですよ。
私らおばさんもいじめられっ子だったけど
おばさんの子供の頃はネットもSNSも無かったからさ
まだ、今程エゲツない噂にならなかった〜
たとえ学校で虐められても、
家でなかなか話を聞いて貰えなくても
この世界はもっともっと広くて
沢山の人があなたを待っていることを
生きていて欲しいと言うことを
「死にたい子どもたち」に知って欲しい映画なんだと
私は心から思うのです。
その思い「死にたい子どもたち」にどうか届いて欲しい!!
@もう一度観るなら?
「DVDとかでまた観ます」
出演者が豪華!! というのもあり、、気になって鑑賞しました。なんだ...
出演者が豪華!!
というのもあり、、気になって鑑賞しました。なんだか、思っていたのと違ってましたが、
杉咲花ちゃんキレのある独特なオーラを放っていて可愛かった。少しトゲもあったけど、好きなキャラクターでした。
ほんとに子供?と感じさせるような、それぞれのキャラクターが大人びているような感じもしました。人間それぞれ生きる環境が違うからこそいろんな悩みがあって、エンディングに近づくにつれて、それぞれの悩みは大したことなかったというか、またあらたな気持ちで「生きる」という選択肢を選べたこと。
生きていく中で「死にたい」と感じることはある。でも、話をきいてもらったり、まわりに耳を傾けることで救われる命があること。
映画を通して伝えたかったのかなと思いました。
最後は,なんだかハッピーエンド?
でちゃんちゃん♫という感じで、よかったのかな?それとも、もっと惹きつけられるものがあってもよかったかなと感じました。
物足りない感じがしました
興味深いテーマの割に内容がとてもチープ。
トランポリンに乗って華麗にジャンプを決めて、格好良く上昇したけれど、一番頂点で凄いダサいポーズを決めてしまい、そのまま事故みたいな感じで地面に落ちていったような映画でした。
12人の自殺志願者が集まり、用意された最後の床となるベッドが並ぶ部屋で番号を振り分けられた自殺志願者達が、机に並んで座り、それでは自殺に反対の方が居ましたら挙手願いますなんて展開はまさに『十二人の怒れる男』のような期待値の上がる始まり。
「ここから反対って、ここに来ておいて何を言ってんだ」みたいな全員の意思を一人の男がくつがえしていく熱い人間ドラマが始まるかと思いきや、焦点はひとつの招かざる死体に。
ここから一旦、自殺は置いといてのミステリーが始まるわけですけど、まあチープでしたね。
ミステリー部分に関して言及しますと、まずは何故こんな似たような髪型をした眼鏡男子を3人も出してしまったのかという配役の雑さが突っ込まずにはいられない。
1人は実は病気でウィッグでしたって事でやっと個性が出たと思ったら、すぐにまた元通りの眼鏡男子に戻ってしまうのもおかしい、死ぬと覚悟を決めてきたのだから、もうそんな自分を隠す事もないだろうと思います。
もっと太っちょとかクセッ毛アフロとか視認しやすい役を出しましょうよ。
後、それぞれに名前付けてましたけど、もう番号で呼び合えばいいじゃないですか、1はイチ、2はニイみたいな、名前付けられても憶えられない。ノブオは皆がノブオノブオ言うから認知出来たけど、他はもう忘れてる。5人ぐらいなら憶えれるけど12人は流石に無理。
この番号も謎解きの要素のひとつなんで、逆に番号で呼び合った方がややこしくなってミステリー的にはありだと思うんですが。イチが実は8番目でなんて感じで。
と見る側への配慮が薄いなあと思いながら、観てたんですが、謎解きも明かされても、なんか全然対した事なくて、ヒントも豊富でほとんど引っ張らないで種明かししていくので見応えなさすぎでした。
そっか、じゃあこの映画はミステリー部分はおまけのやっぱり人間ドラマなんだなと思いきや、そっちも全然そんな事はない。
まずミステリー部分に尺を取りすぎてるせいで、登場人物達の描写がおざなりになりすぎていて、ちっとも感情移入が出来ない。
それに加えて、登場人物達に今から自分は自殺するんだという悲観性がちっとも感じられないのが残念。
グループに別れて、調査したり準備したりしてる時は旅行合宿に来て楽しでる学生を見てるようでした。
確かに「子供達」ですからノリが軽くて、一人で死ぬのは怖いから皆で、みたいな軽い気持ちで来てるていうのなら解るんですけど、話聞いていくと結構ひとりひとり、なかなかに重たい物を背負ってるんですよ。
だからもっとドロドロしてて、なんなら全員俺が殺してやるみたいな展開や、男女でアイドルも混ざってるわけだから、死ぬ前に1回ヤラせてくれよ、からのようこそエイズの世界へ、まあでも死ぬからいいよねみたいなキツい展開があってもいいのに、やってる事は自殺合宿というチープさ。
最後は特に決めてとなった事柄もセリフもなかったのに、皆、するすると自殺反対志願者に転換。
凄い笑い合って病院を出ていくシーンとかこの後、絶対誰かが裏切って何かとんでもない事が起こるのかなとか思ってたけど、まさかのハッピーエンドみたいな終わり方で終了。
結局誰も助かってない。ヘルペスも治ってないし、ヴィジュアル系バンドの人も蘇ってない。
明日からも何も変わらない日常が待ってるはずで、何も解決していないのにあの笑顔は吹っ切れたとかじゃなくて何も考えていない緩んだ笑顔なんだなとしか私には映らなかった。
ノブオだけは軽く傷害事件を起こされていたけど。
オチが最低。。
途中までは楽しくて見れました。
キャストも、キャラクターもよかったです。
自分自身鬱病で苦しんだ過去があるので、キャラクターたちがどうやって乗り越えるのか期待しましたが…(どうせ誰も死なないオチとは思ってました)
酷いオチでした。。そんなことで自殺の意思がひっくり返るならこんなところになんかきません。
都合よくあっさりみんな心を変えて肩透かし。
しかも何も解決してない。解決したのは殺人を犯した子くらいですよね。保険金の男の子とか、結局殺されて終わりですよ?
自殺を本気で考えてる人たちを馬鹿にしている。
ミステリーも中途半端。自殺を扱うにも中途半端。酷い映画でした。
タイトルなし
若手実力俳優女優が集まっているので、見ごたえは十分。そこまで大掛かりな仕掛けはないものの、サスペンスとしてとても楽しめた。
若干ネタバレになりますが、
本気で死にたいと思う人なら「集い」には集まらないかと(経験がないので憶測にはなってしまいます、あしからず)。主催者は本気で集団自殺を計画してないのて、自分で決断(自死)出来ない人たちが集まって話し合いなんてしてしまえば、結果は予想通りになると思います。
って感じで見てたので、エンディングは納得です。
自殺に対するメッセージ
自殺した人に対して、もっと他の方法があったのにと、考え足らずだったかのように部外者は考えてしまうことがある。
でも本人は何度も何度も生きる方法を考えて、考えて、考えて、そうして出した答えが自殺なんだ。
自分の生を否定して自殺する人、誰かに対して復讐だったり、誰かのために死にたいと思う人、本当の自分に価値があると死を考える人、病気から周りも、自分も周りの重圧と症状の苦しみから解放したいという気持ちで死を考える人、どうしたって抜け出すことができない家庭にいて、愛しているけど、治らない病気に悩まされつづけ、結果家族の対応は自分の為にはなってないと気付いてしまう人など、死にたい理由はそれぞれで、それぞれにとって全て。
だけど本当はいじめ、病気、家庭環境、、、あなたが死を考えるようになる原因は不幸が偶然重なっただけ。
環境が変われば、たとえどんな苦しみがあったとしても、生きることが楽しかったかもしれない。
だから決してあなたのせいじゃない。偶然の不幸のせいだから。
この作品は、もし自殺を考えていたり、考えたことがある人の味方で、
一緒に死にたい視点に立って考えてくれているから、『生きろ』と言うようなメッセージではなく、共に生きられる方法を探してくれるような、そんな作品だと思いました。
決を採るとき、アンリだけはあの短い時間で生きることで幸せになろうとは思ってなかったように思える。彼女にとって死ぬことは抗議だから。
決を採るときの、寂しそうな顔で手を上げた彼女の顔が忘れられません。
そして次回も集いに参加して成功させるという目的を持った時の生き生きとした表情も。
ありえなくもないけど…
殺し合いとかを予想していたが、全く違う話し合いの流れ。
見たいと思っていた内容とのギャップが凄く、拍子抜け。
キャストには満足したが、ストーリー展開などは微妙。
相変わらず杉咲花が大声を出す感じの映画。
にゃーるほどね。
若手俳優達が集合!
死にたい理由はそれぞれある。
生きている事が辛いこともある。
でも、最後はみんな考え直して死を選ばない。
死を選ぶよりも、生きていくという選択をする子供達。
生まれてきた事が間違いだっただなんて、
そんな悲しいこと無いわ。
杉咲花ちゃんの演技はハラハラドキドキさせられる。
けど、セリフの一言一言がしっかり届く。
バトルロワイヤル的な映画かと思いきや、
ドンパチは無く。
それよりも各々の心の動きを動作で良く表現されてたな。
生きてることが辛いなら
くたばる喜びとっておけ
森山直太朗くんの楽曲。
ほんまそれね。
若いのに死を選ばないと行けないと思っている
子供たちへ、この歌を贈りたい
中途半端って、こういう映画をいうのか。
せっかくキャストが豪華で、面白そうなのに、盛り上がりに欠けている感じがしたのはなぜ?
そもそも何を焦点にして映画を作りたかったのか?
ミステリーとしてなのか?
それとも尊厳死なのか?
自殺防止なのか?
テーマがいまいち曖昧なので、全てが中途半端に終わってしまったのか残念。
十二人も集まった割には、一人一人のエピソードが薄っぺらいので、感情移入するのが難しかったのも残念な要素の一つ。
死体が置かれていたのがそんなに気になるかな?
死を望む人がそんなに他人のこと気にしている余裕があるとは思えない。
そのまま自殺を実行しても、全然不思議じゃないはずなのに、何故かミステリー的な展開へと進んでいくのが疑問でした。
もしミステリーとして映画を作ったのだとしたら、唯一良かったと思うのがエンドロールで今回のトリックを時系列順に再現してくれたこと。
こういう流れで事件は発生していたのねと納得できたので。
もう少し話を深く掘り下げて、何をメインに持ってくるかが分かれば面白い映画だったかも。
豪華キャストの無駄遣いな、ちょっと残念な映画でした。
最初の犯人探しの展開はおもしろい
死にたい子どもが12人集まった。そして、全員の「死ぬ」という意見が一致しないと実行されないというルール。
これでいきなり全員イエスとなったら物語はそこで終了なので、誰かしらノーと言うんだろうなとは思ったけど、みんな死にたくて来ているのに、どうやってノーを言わすんだろうかと思っていたら、なるほど、という展開。
すでに死体があり、この死体は殺されている可能性があると。その横で自分たちも死んだら同じく殺人と判断されるかもしれないと。
そうすると、保険金を親に渡したくない12人の中の1人が、自殺じゃなきゃダメなんだ!からのノー!
なるほど。と、思った。
そのためにまずはこの謎の死体の犯人探しから始める。
という流れ。
ひとりひとり死にたい背景があり、みんなで話しあっていくうちに、みんな生きる希望を見出し、最後には死ぬのをやめるというハッピーエンド。
このハッピーエンドは予測できたけど、実は最初の死体のひとが生きていて(実際生きていたのだけど)そのひとがみんなを死なせないために仕組んでいた、とかそんな感じだったらちょっとおもしろかったかも。
とくに仕組まれたわけではなく、みんな自然と生きる希望を持った。最初の死体は一緒に死にたい植物人間の兄を12人の1人が連れてきただけだった。という、落ちだったので、最後がもうひと驚きほしかった!
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