「本名とまん?「とまれ」のVOW的な?」十二人の死にたい子どもたち 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
本名とまん?「とまれ」のVOW的な?
映画館では2019年2月11日イオンシネマ石巻で鑑賞
それ以来2度目の鑑賞
原作未読
監督は『天空の蜂』『イニシエーション・ラブ』ヒットメーカー堤幸彦
映画で12人といえば『怒れる男』や『優しい日本人』
やはりこの作品も話し合う
古谷や津田や田原のような奴はいないので見苦しいことはない
若い人だけで議論するんだから実際こんなもんでしょ
10代しゃべり場なんて毎回毎回ひどいもんよ
廃病院に集まった12人の若者
安楽死で集団自殺計画を実行する予定だった
ところが会場のベッドには12人以外の謎の男が横になっていた
1番サトシ(高杉真宙)
2番ケンイチ(渕野右登)
3番ミツエ(古川琴音)
4番リョウコ(橋本環奈)
5番シンジロウ(新田真剣佑)
6番メイコ(黒島結菜)
7番アンリ(杉咲花)
8番タカヒロ(萩原利久)
9番ノブオ(北村匠海)
10番セイゴ(坂東龍汰)
11番マイ(吉川愛)
12番ユキ(竹内愛紗)
ゼロバン(とまん)
女子6人男子6人
男子の半分眼鏡
女子は眼鏡無し
女子にも1人くらい眼鏡がほしかった
北村匠海は眼鏡をかけるとずいぶん雰囲気が変わるな
メインは12人+1人でそれ以外の人は殆ど出てこない
だから余貴美子とか國村隼のような大御所は登場しない
バイプレイヤーズに出てくるような名脇役を味わいたくて邦画を観ている自分にはやはり物足りない
だけどさこれで学芸会ならずいぶんレベルが高い小学校があるんだね
教えてほしいよ
まあ自分が嫌いなタイプのネット民がよく好んで使う常套句で結局のところ内容は薄っぺらいのよ
ミツエがリョウコに抗議する場面
生まれてきたのは間違いだったなどとアンリが熱弁を奮う場面
その2シーンが心を揺さぶった
だから1点とか2点はありえない
古川琴音と杉咲花に拍手を送りたい
つまらなかったと感じた人は結局誰も死ななかったからかな
三浦春馬も竹内結子も芦名星も話し合えば良かったのにね
コロナ禍が無ければ3人ともまだ俳優として活動してたかもしれない
エンドロールは本編とは違った角度で楽しめる