「最初の犯人探しの展開はおもしろい」十二人の死にたい子どもたち cenrivさんの映画レビュー(感想・評価)
最初の犯人探しの展開はおもしろい
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死にたい子どもが12人集まった。そして、全員の「死ぬ」という意見が一致しないと実行されないというルール。
これでいきなり全員イエスとなったら物語はそこで終了なので、誰かしらノーと言うんだろうなとは思ったけど、みんな死にたくて来ているのに、どうやってノーを言わすんだろうかと思っていたら、なるほど、という展開。
すでに死体があり、この死体は殺されている可能性があると。その横で自分たちも死んだら同じく殺人と判断されるかもしれないと。
そうすると、保険金を親に渡したくない12人の中の1人が、自殺じゃなきゃダメなんだ!からのノー!
なるほど。と、思った。
そのためにまずはこの謎の死体の犯人探しから始める。
という流れ。
ひとりひとり死にたい背景があり、みんなで話しあっていくうちに、みんな生きる希望を見出し、最後には死ぬのをやめるというハッピーエンド。
このハッピーエンドは予測できたけど、実は最初の死体のひとが生きていて(実際生きていたのだけど)そのひとがみんなを死なせないために仕組んでいた、とかそんな感じだったらちょっとおもしろかったかも。
とくに仕組まれたわけではなく、みんな自然と生きる希望を持った。最初の死体は一緒に死にたい植物人間の兄を12人の1人が連れてきただけだった。という、落ちだったので、最後がもうひと驚きほしかった!
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