「10代というのがキー」十二人の死にたい子どもたち subaruさんの映画レビュー(感想・評価)
10代というのがキー
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キャストが豪華で観たい!!
けど予告編がホラーぽくて……ホラーは1人じゃ観れないんだよなぁ…と映画公開からずーーーーと迷って迷ってたらDVDになり新作から旧作になってしまいました。
結果、ホラーじゃない。
メイコがドアの前で立ち尽くし、驚き固まった時はゾッとしてしまい怖かったですが、そのシーン以外は怖くないです。
10代、というのがこの映画のキーだと思いました。
10代は感情が発達し、そのスピードや処理に追われる時。大切なのは周りの環境で、その追われる感情をどう処理し育むかで20代になったとき、それより先の30.40代と自分が形成される上で大切な年代。
視野も自分の生活圏内しかない。
大人になれば視野を広げる事はいくらでもできる。
その手段を知り実行できる力を持つ。
そして10代は希死念慮が強くなる年代
その気持ちを育んでしまうのと消せるのも周りからの影響は大きいです。
物語はハッピーエンドで終わります。
序盤からのワンカットワンカットの謎も綺麗に回収してくれます。
観ていてスッキリとまではいかないですが、
うん。よかった。そう思える映画です。
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