「サスペンスなのか?人間ドラマなのか?どちらかに寄らないと厳しい」十二人の死にたい子どもたち よしさんの映画レビュー(感想・評価)
サスペンスなのか?人間ドラマなのか?どちらかに寄らないと厳しい
SNSで集まった12人の自殺志願の少年少女。しかし、いるはずのない人間が既に死体として横たわっていたことから疑心暗鬼となって・・・と言うストーリー。
設定が斬新で、興味を持って鑑賞。
『自殺願望者同士だからこそ「言えること」「分かること」「伝えられること」ってあるのかもしれない』、そんなことを考えながら鑑賞していました。
ただ、映画としての評価は極めて低いです。
まず演技全体が大げさで、映画ではなく舞台を見ているようでした。その違和感もあってストーリーに入り込めませんでした。
そして、全てにおいて『浅い』、そのうえ『無理くり』な印象です。サスペンスとしても、自殺に係るドラマとしても極めて浅い。どちらかに集中して話を進めた方が良かったように思えます。勿論、集中した分深みを作れればの話ですけど。
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