「楽しめた。演劇のが向いてそうな話かな。」十二人の死にたい子どもたち CBさんの映画レビュー(感想・評価)
楽しめた。演劇のが向いてそうな話かな。
黒島さんを観に行ったので、たっぷり会えて良かった。今回は、変な子の役だったが、割と演技できていたのでは? 成長かな!?
原作を読みたくなる話だ。いい話だと思う。
推理小説風の謎解きも、よくできているなと感じる。原作者の冲方丁がさすがなのだろう。
天地明察といいマルドゥックスクランブルといい多彩な作家だ。
ただ、同様な謎解きで有名な米澤穂信の古典部シリーズと比較すると、(設定上しょうがないけど) 爽やかさはない。“古典部”は作風と謎解きが相まって相乗効果なんだけれど、本作は、ストーリーと謎解きは別個で1+1って感じ。やや惜しく思えた。
一室の中で話し合うシーンが多いので、映画というよりも演劇を観たように感じる。
退屈と感じる人がいてもしょうがないかな。
そういう人は若手俳優オンパレードをご堪能ください。本当に若手しか出ませんから。
若者へのメッセージをこういう形で送るのは、嫌いではない。メッセージ溢れまくり。
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