「なかなかどうして」十二人の死にたい子どもたち META坊さんの映画レビュー(感想・評価)
なかなかどうして
原作未読。
良い意味で裏切られた。
若い役者さんたちは、演技もしっかりしていて、なかなかどうして立派なものだ。
ストーリーはよく練られていて、ミステリー作品としてのレベルが高い。
あまり好きではないホラー要素は無し。
終わり方も後味が良く、気分良く席を立つことができた。
ただし、多感な年頃と言ってしまえばそれまでだが、参加者それぞれの自殺の動機が弱いのが物足りない。
さらに残念なのは、橋本環奈以外の登場人物が、どう贔屓目に見ても、大人にしか見えず、タイトルの『子どもたち』に違和感を覚えること。
それ以外は文句なし。
正直ナメてたけど、予想外に(失礼)面白かった。
やっぱり謎解きは楽しいな。
エンドロールも目が離せませんよ。
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