「青春ミステリー」十二人の死にたい子どもたち bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)
青春ミステリー
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原作は昨年、既読。
内容も原作通りだったし、最後がわかっていた分、途中、中弛みで眠気がおそっきました。(笑)
内容は、サイトを介して病院跡地に集った12人の自殺願望の子ども達による、わずか数時間の密室謎解き物語。
集った12人がそれぞれに死を望み、ここに集まったことに意味を見いだそうとする中、そこには、既にベッドの上に横たわる一人の子どもの死体が…。その死体を巡り、それぞれの心の探り合いから謎解きゲームがはじまります。
非常に練られた構成である分、原作を読んだ時には、登場人物や状況が、非常に複雑で、イメージするのが難しく、各々の生い立ちやここに至る経緯が明らかになるにつれて、何度も読み返しました。
しかし、映画では、その辺りはスッキリとしていて、登場人物の役割や廃墟での行動なども、分かりやすくまとまっていました。
今をときめく若手俳優が勢ぞろいですが、中学生の設定には、やや無理があるかな(笑)
黒島のキンキンしたワガママなセリフは、ちょっと辟易した。
原作読んでない方も、途中から最後のオチは、何となく予測できると思います。
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