リトル・フォレスト 春夏秋冬のレビュー・感想・評価
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食、風景、日本と同じ
元の日本版は2作品に別れてたが、1年(季節の移り変わり)を1本にまとめて見やすかった。その分、料理、食べるシーンは少なくなっていたかな。
日本と同じような物を食べ,田舎の風景は同じということが分かった。(日本版に合わせているのかもしれないけど)
都会で疲れている人は癒される作品、
ただ、仕事、恋愛、母親の家出の理由などよく分からないまま、終わってしまった。
雰囲気が優しくなっている
リトル・フォレストは原作の漫画と橋本愛さん主演の日本映画と、どちらも大好きで韓国版のリメイクは最初戸惑いましたが、約100分という上映時間の中で原作を抑えて、韓国らしい料理や民家が出ていて良かったと思います。
主人公の親友役のキッコポジションのウンスクがとても良くて何回もフスっとなってしまいました。
一番良かったのはやはりお母さんとのやり取りです。原作と日本映画ではあまり無かったのに対して、こちらは原作補完のような感じで違和感なく感じました。
他の村人とのやり取りが少なかったのは残念でしたが、少ない中でインパクトがあって良かったです。
原作のリトル・フォレストよりもかなり優しい雰囲気になっていたので、この後に原作や日本映画を観たら衝撃がありそうです。それぐらいマイルドになってます。
まったりとした時間が幸せ♪
2014~15年に橋本愛さん主演で公開された「リトル・フォレスト」が好きで、あの世界観に浸りたくて、鑑賞しました。
で、感想はと言うと…うん。韓国版になっても、あのスローライフな雰囲気は変わらず、それが心地好いです♪
ストーリーもほとんど変わらずですが、ラストの締め方はこっちの方が好きかな?
悩む事は日本も韓国もおんなじで田舎で暮らす覚悟って、なかなか難しい物があるので、人生の終息の地と肩苦しく考えずとも過程の中の1つとしてで良いんではないかなと個人的には思います。
日本版が2部作として上映で韓国版は1本での公開ですが、特に問題無し。
韓国を舞台にしているので、料理のほとんどは韓国料理の味付けになってますが、それでも美味そうな料理の数々に食べたくもなり、作りたくもなります。
恋愛の件も変に重くなくて、これぐらいのバランスが良いです。
ただ、失踪した母親の存在がちょっと曖昧でもう少し明確にしても良かったかなと思うのですが、そこを入れるとストーリーに起伏は産まれても、作品自体の雰囲気が損なわれる感じもありでちょっと難しいですが、放ったらかしはなんかむず痒いですw
あと、もう少しいろんな料理を出して欲しかったなぁ。
都会暮らしに疲れて、自分の価値や存在意義に自問自答する中で実家の田舎に帰ってくるのはいろんなジレンマもあって、自問自答してしまうもんですが、田舎暮らしの良さと美しい四季彩が主人公のヘウォンの生活が豊かに見えて良い感じです。
日本版よりも野菜に関しての料理が多かったのは個人的に良いなぁと思っても、自作のマッコリを作るのは韓国版ならでは。日本なら…密造酒になりますねw
とにかく作品の雰囲気を楽しむ作品なのでまったりとしたスローライフ・スローフードが沁みてきます。
あと、田舎暮らしに犬や猫は必要だと改めて思いましたw
日本版の「リトル・フォレスト」が好きな人はもちろん、「深夜食堂」「かもめ食堂」なんかが好きな人には好きな作品だと思いますし、ゆったりとした映画鑑賞時間が過ごせる、良い作品だと思います。
細かいツッコミはとりあえず入れずに鑑賞するのがマル。
日本版も観た人は両方見比べて、どっちも良いと言うより、どちらも良い部分を堪能するのが良いかと思います♪
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