長いお別れのレビュー・感想・評価
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さぁ~帰らなくちゃ。
認知症の父親(山崎)を通して娘2人(蒼井優と竹内結子)そして妻の(松原智恵子)の家族愛。松原の夫に掛ける会話の優しさだったり明るい感じで接しているので凄いなぁ~と思った。娘それぞれ事情を抱えて暮らしているけど家族が助け合っていくところがいい。
意識不明になり人工呼吸器を着けることになってどうするか決めるときに娘は多分お父さんは余計なことするなと言うかな。(蒼井)きっとお父さんは望まないと思う。(竹内)とか言った時に。妻の(松原)が二人とも勝手なこと言わないで!お父さんの考えがあなた達に分かるの。と強い口調で言った言葉に感動。きっと夫婦でしか分からないことが沢山あると思う。
夫婦について
ーお父さんのこと、嫌になることあった?
お母さんにもまだよくわからないわ。もっともっと連れ添ってみないとー
35年も連れ添ってるお母さんからの言葉、沁みました♪
孫のたけしもいい味出してました
とにかく優しい作品でした
終始重い
認知症の父親と家族の交流を描いた作品。父親が昔娘たちを迎えに来た遊園地へ訪れたシーンが印象的。母親が「雨の日に迎えにきてもらったことがあるのよ、ほらあれ」と3本の傘を指したときは昔の記憶を辿って来たのだな、とグッときた。
認知症の父親と家族模様
何より山崎努さんの演技力に脱帽です。メリーゴーラウンドのシーンは良かったです。家族それぞれの生活と認知症の父の関わりが暖かい目線で描かれていて好感が持てます。実際は家族関係が破綻したり、加虐的になったりすることもあるのでしょうが、家族の絆が救っています。
一気にリアリティが失せるところが残念
辛口でごめんなさい。私には演出過多に感じました。
もっと観客を信じていいのに。
行間でわかるのに、もったいない。
最後に危篤の父さんのために病室で誕生日会をします、がそこのところ。お父さんにパーティ帽子を被せようとベット上で引き摺って。まるでbody(死体)モノを扱うかのような。あれでリアリティが一気に失せた。
あれは心情的に、死に際の父親に絶対できない。
ユーモアでもってリアリティを見せようという意図はわかる。リアル過ぎてコントになるのは現実でもよくあるので、そこを拾えるかどうかが、別れ道だと思うのです。でもあざと過ぎた。やらせ感で、しらけてしまった。そこだけが記憶に残って、他が消えてしまった。
妻役の松原さん、今回はこの方が肝でした。この頼りなさげなお母さんが、天然で、でもこの人の無垢な感じが家族を繋いでいます(本当は芯が強い、映画の最後にそれがわかる一言)。名演。
だからとっても残念に感じた。
監督の「湯を沸かす〜」の時も同様で、
最後にタイトルがダーンと出てきて煙突から赤い煙がもくもく...せっかく宮沢りえさんの迫真の演技が..台無し...
一気にああ、そう、作り話を見ていたんだった、うっかり本気にしてたわー、といきなり現実にもどらされた。全編見て、あそこしか記憶に残らない。他がかき消されてしまう。
これはこの監督のクセ?確信犯ですね。
若さゆえ、かな。自分の色を出さずにはいられない。
そんなことしなくても、充分わかりやすいのに。
すごく美味しくできた料理に、最後にいつもおさえで「味の素」かけちゃう、そういう感じ。
要らないのに!残念。
タイトルと俳優陣が良い
私の父も70超えているので、ちょくちょく想像しては苦しくなるけど。
思っていたほど、認知症をガッツリ真正面から、という作品ではなかった。
長女の、自身の家族との関係性や、次女の葛藤が描かれていたり、母(妻)も、介護で疲れておかしくなって…みたいな話ではなかった。
なので、鑑賞後「え…っと…?」と思った。が、泣けはする。
竹内結子と蒼井優の姉妹は最高だし、終盤で北村有起哉さんがポストにぶつかるシーンはたまたま起こったことをそのまま使ったんだろうなぁとほっこりしたりして、まぁ、うん…そんな感じです。
夫婦愛、家族愛
タカシの学校の先生が言った言葉、痴呆のことを「長いお別れ」とも言うんだよ。彼らは少しずつ記憶を無くしゆっくりと遠ざかっていくから。なんとも気の利いた、というかお洒落な思いやりのある表現なんだろう。
人はいずれ歳を取る。出来る事なら病気もしたくないし、痴呆にもなりたくない。でもどうなるか分からない😞どういう状況であれ、この夫婦のようになれたら死ぬ間際にはいい人生だったなあ、と思えるんだろうなぁ、なんて感傷的になってしまった。(自分達はどうなることやら不安だぁ💦)
蒼井優はやっぱり良いですね。彼女の出る映画はやはり観たいです😊
中野監督十八番の家族もの
十分良かった作品です。山崎努も銀幕久々の松原智恵子も良かった。厳格な父が認知症が進むにつれて優しい素直な人に変わっていく。自分の父も今そんな感じがする。時にユーモラスに時にシリアスに家族を描く中野量太に拍手。
惚けてるのは監督などの製作者
これだけのキャストをそろえながら、こんなに低品質なのは、ある意味、見事だ。
主役の印象がゼロ。
竹内結子老けたな。
なんだか蒼井優の印象しか残らなかった。
だらだらと雑談してるイメージしかない。
残念。
くりまらずゆーっとすることの難しさ
子供の頃の私はずっと手のかかる子だったように思います
寝小便はいい歳までしていたしいたずらばかりしていましたからきっと赤子の頃も親は大変だったのではないでしょうか
よく叱られたことを覚えています。
今じゃそいつが人の親なのだから笑ってしまうわけですが
そんなことをいつまで覚えていられるのか
もしかしたら忘れずにそんなヤツにまた近づいていくのかも知れませんね
そんな時私のことを見ていてくれるのはもう親ではないでしょう
はたして誰なのだろう、そもそもそんなヤツのめんどうなど誰が見るのやら
忘れる事が出来るから人は生きて行けると何かで見聞きした気がします
食事も喉を通らないほどの悲しさやどうしたって眠れないほどの苦しみや、そんな事を忘れられるから笑ったりする事が出来るのだと
最後に残るのはなのなのでしょうか
その時が来てそれを悟った時にはもう仏のような微笑みでいるのでしょうか
生まれた時には自分は泣いているのにまわりは笑っている
そして死の時にはまわりは泣いているけど自分は笑っていたいとそう思うばかりです。
出来ればロンググッドバイではなくね
中野さんの作品は全部面白い。
次の妻夫木のも楽しみだ。長いお別れ。なるほど。自分の親がもし認知症になったら。もしくは夫が。自分が。この家族のようにどこか気が抜けるような、笑えるような雰囲気でいたい。キャストが抜群なんだよなぁ。こんなチャーミングな夫婦いるだろうか。何よりもこの家族が愛おしい。全部愛おしい。孫とのお別れでは泣いた。
山崎努と蒼井優がすごい
映画館で観たかった
まだ高田馬場でやっている
都内や東京の近くに住んでいて長いお別れを観ていない人は是非劇場で観よう
丁寧につくっている
監督も脚本家も有能
ほのぼのとしたハートフルホームコメディー
上の娘は嫁に行き下の娘は独立しているが家族として繋がっている
優しい映画だ
2時間を超える作品だが飽きることは全くなくあっという間に終わってしまった
なぜ長く感じなかったか
それは役者の演技そして味
おっとりとした妻役の松原智恵子
夫と息子とアメリカ生活も英語が全く喋られない長女役竹内結子
飄々として論理的思考の塊でアメリカの研究室で働き英語が喋られる夫役の北村有起哉
彼らも良かったが山崎努と蒼井優が凄かった
山崎努はこれが1番の当たり役だ
元学校の先生で認知症の高齢男性を見事に演じている
『花いちもんめ』の千秋実も凄かったが山崎努もすごい
蒼井優は芸が細かい
細かい演技をしている
特にカレー屋のアルバイトの女の子と一緒に車に乗っている時の蒼井優の表情が細かすぎてすごい
医者は認知症と言うが家族は言わない
普通ならボケただの痴呆症だと言うのが普通だが言っちゃうとお節介な人たちが抗議して来るので言葉を濁す
そういう人たちへの反発を監督に感じる
認知症と名前を変えても症状が変わるわけではない
最後は長女の息子ではなく次女で終わらせて欲しかった
あくまで好みだけど
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