「無条件に楽しい!」一度死んでみた おじゃるさんの映画レビュー(感想・評価)
無条件に楽しい!
新型コロナウイルス対応のおかげで、仕事が多忙を極め、鑑賞後2か月以上も経ってのレビュー投稿となってしまいました。そのため、記憶が曖昧なところが多々ありますが、ご容赦ください。
本作は、予告で興味をもち、軽いノリで楽しめそうだと感じて鑑賞してきました。期待どおりというか、それ以上に楽しませてもらった印象です。
中でも印象深かったのは、広瀬すずさんの演技です。何かに一途でまっすぐに突き進む役が多い印象の広瀬すずさんが、不良っぽい娘を演じるのがとても新鮮でした。父親を口汚く罵り、常に疎ましく思いながらも、内心では決して嫌っているわけではない、そんな扱いにくい年頃の娘役を好演していたと思います。
一方、娘に徹底的に邪険にされながらも、温かく見守る不器用な父親役を、堤真一さんがこれまた好演。テレビドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」を彷彿とさせる、ダメパパぶりがおもしろかったです。
そんな二人のすれ違いを、仮死薬をめぐる一連の騒動の中で紐解き、もう一度父娘の絆を取り戻させてくれるストーリーは、とてもよかったです。予想はしてても、やはりほっこりしてしまいます。
また、豪華俳優陣をこれでもかと無駄使いしながら、一方でラストに至るまでの伏線を細かく丁寧に張り、徐々に回収していく脚本はお見事でした。おかげで最後まで楽しく鑑賞できました。
今回は、小学生の甥っ子と二人で鑑賞してきたのですが、甥っ子のツボにハマったらしく大興奮でした。もうエンドロールの頃には我慢できずに、「デスデス!デスデス!」歌い始める始末で、周囲に迷惑をかけてないかとヒヤヒヤでした。でも、それぐらい楽しい作品に仕上がってるということでもあります。
こんばんは
甥っ子チャンが可愛くてw
コメント失礼します、、、
笑えて泣けて、予想以上におもしろ作品でしたよね。
私も軽い気持ちで見に行ったのですが、久々の映画館で声出して笑ったし、コロナ禍にスゴく得した気持ちになりました