「期待せず食べたら豪華で美味しかった安価な定食みたいな作品」一度死んでみた ke_yoさんの映画レビュー(感想・評価)
期待せず食べたら豪華で美味しかった安価な定食みたいな作品
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予告編を観たとき、何だこれ、またこういうのやるんだー、へー。みたいな冷めた感じだったんだけど…
映画館に着いたときちょうどイイ時間の作品がこれしかなかったのでとりあえず繋ぎに選択。
観始めてしばらくは「あー、やっぱしょーもないやつだったか、さっむー」くらいに思っていました。
が。
途中からアレレ?案外良くできてるな…この辺もちゃんと回収する伏線だったの?なるほどそういう展開にするためだったんだ、はー、コレも無駄にはしないのね、という驚きに満ちていた。
個人的にツボったのは宇宙服の耐熱性。
それと謎の感激屋さん妻夫木支配人。
ちゃんと山手線を言ってるだけのお経。
無駄に豪華な俳優陣も、こういう作品の、たったこれだけのシーンのためにこんな大御所が喜んで仕事してるって考えただけでニヤニヤしちゃう、というくらい沢山散りばめられていて、とても良かった。
うん、期待せずに入った店の安価な定食が豪華で美味しかったみたいな、そんな作品でした。
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