リベリオン・ライズのレビュー・感想・評価
全1件を表示
反政府革命
クリックして本文を読む
反政府運動の映画なのだが近未来のディストピアではなく現在のスペイン、今の政治の仕組みでは個人の自由、希望が活かされないとしてアトラスというソフトを使った小さな政府による社会革命を国民に起こさせようとテレビ局をジャックしフェイクニュースを流す4人の男たち( (従業員、ビジネスマン、若いハッカー、警察官) )を描いてゆきます。
ダビド・スーザ・モローが企画、製作、脚本、監督、資金集めばかりか特殊効果、スタントや美術も担当、冒頭、クラウドファンディングで集めた資金の73%が税に取られ僅か1639ユーロ(27万円)だったとクレジット、これ程の低予算だから一人で何役もこなす羽目になったのでしょう、つまり、政府の課税についての不満ですが、これがまさに映画のコンセプトでもあったということでしょう。ただ、作家性が強すぎてアトラスがどんなものなのかもよく分からず難解な社会哲学的なドラマでした。
コメントする (0件)
共感した! (0件)
全1件を表示