「横道にそれてしまい、少し迷子です。」トリプル・リベンジ よしさんの映画レビュー(感想・評価)
横道にそれてしまい、少し迷子です。
囮捜査に失敗し同僚殺しの罪に問われた刑事が、名誉回復と復讐を狙うサスペンス。
凝ったストーリーにしようと頑張って、結果ただの分かり難い映画にしてしまった作品です。
説明的なセリフが多いため、物語の深みも、謎解きの面白さも感じることが出来ませんでした。
また、本筋の事件からいつの間にか横道にそれて行くのですが、その必然性が中途半端。中途半端なのに物語の大部分を使ってしまったので、何を目的として主人公が動いているか、途中から分からなくなったのも低評価の理由です。
ラストも意外性に乏しく、ガンファイト等のアクションもそれ程なく、盛り上がらないまま終了してしまった少し残念な映画でした。
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