「お正月といえば寅さん」男はつらいよ お帰り 寅さん ベッラさんの映画レビュー(感想・評価)
お正月といえば寅さん
小さい頃、毎年お正月元旦は父親と始発電車で浅草にお参りして帰りに寅さん映画を観るのが決まっていた。その頃はドリフの映画と二本立てで、子どもの私はドリフが楽しみで父親は寅さんを楽しんでいた。いつの間にか父親とのお参りをしなくなって寅さん映画も毎年みることもなくなった。もっと大人になって寅さん映画はレンタルで制覇して、あらためてはまって、また映画館で寅さんを観るようになって、渥美清さんが帰らぬ人となった。そんなわけで、わたしのなかでは寅さんがまだまだふらふら旅してるような気がしていた。
今回の映画で寅さんとの別れを実感し、寅さんもういないんだなあとしみじみ感じた。
映画はいろんな意味でコンプライアンなど気にしなかった昭和の映画を思わせ、良い映画だった。
やっぱり、最後にはホロリとさせてくれました。
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