「桑田圭祐の歌は伏線というか引き立て役」男はつらいよ お帰り 寅さん nisui tomoさんの映画レビュー(感想・評価)
桑田圭祐の歌は伏線というか引き立て役
桑田の最初の歌にマイナス評価が多いようですが、あれはエンディングで渥美清の歌を引き立てるための伏線です。最初、桑田が歌うことで、もう本物の寅さんはいないんだ、時代も変わったんだという印象を与えます。そのうち寅さんは満男やみんなの心に残っていることを感じることになり、最後の歌で泣けるのです。良い演出です。
ところで多くの美女が登場しますが、一番はなんといっても倍賞千恵子でしょう。初回のさくらの初々しさとみずみずしさは素晴らしい。
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