劇場公開日 2018年11月2日

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華氏119のレビュー・感想・評価

全85件中、1~20件目を表示

3.5Moore's Memoirs Illustrate a Country with Amnesia

2020年7月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

This film is less an assault on Trump--something I had anticipated--and about how Americans need to unite in the grassroots to save the country from something it has been devolving into for decades. "The ideal America hasn't existed yet." There are episodes in recent history explored there are easy to forget: the West Virginia teachers strike, and Obama's military invasion of Flint.

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Dan Knighton

3.028年前のフリントの時から

2019年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

ブッシュ再戦を阻止するために製作した「華氏911」よりこちらのほうが優れた作品だ。911の方は、アメリカがおかしくなった原因はブッシュにあると批判した作品だった。しかし、「華氏119」はより広い視点でトランプ政権誕生という現象を捉えている。911の方は、ブッシュが原因だと言うばかりだったが、119でマイケル・ムーアはトランプが原因だと言っていない。むしろ、格差などの放置が原因でトランプ政権誕生は、その「結果」なのだと言っている。アメリカメディアがトランプの批判に終始して、本当に報じなければいけないことをおろそかにした結果、地方が荒廃し、エスタブリッシュメントへの怒りがトランプ政権を誕生させた。ムーアの故郷、フリントの惨状を目を覆わずにいられないが、彼がフリント窮状を取り上げたのは、28年前の「ロジャー&ミー」の頃だ。民主党も共和党もその間有効な手立てが打てなかった。トランプ批判とともに既存エスタブリッシュメント批判も忘れていない作品だ。

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杉本穂高

4.0こんなに共感できるM.M.ドキュメントって。

2018年11月6日
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鑑賞方法:試写会

笑える

怖い

アポなし取材を売りにしてきたマイケル・ムーアの最新ドキュメントは、ところどころいきなり体当たりを食らって戸惑う取材対象者の様子を映し出すものの、主眼は変わらず意図的で鋭い現状分析。誰もがヒラリーの勝利を疑わなかった前の大統領選挙の"嵐の前"の静けさと愚かさ、トランプが爆走する中、民主党内に巣くう共和党よりもコンサバな組織倫理、そして、最も強烈なオバマの裏切りetc、ムーア自身の稼働力の衰えは隠せないものの、こんなグローバルな時代に於いても、まだまだ外国にまでは伝わってこない別角度からのアメリカを教えてくれる。中でも、クラスメートの多くを学内テロで失った高校生たちが決起し、銃規制の重要性を訴える映像は、ムーアお得意の演出と構成力とは無縁の、今のアメリカの病理と再生への可能性を実感させて、思わず胸が熱くなる。ダメな現状をぶち壊し、信じられる未来へ歩み出たい!こんなに共感できるマイケル・ムーア・ドキュメントはかつてなかったかも知れない。

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清藤秀人

4.0中間選挙への影響に注目!

2018年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

怖い

マイケル・ムーアは「華氏911」で同時多発テロをめぐるブッシュ政権の有り様を徹底的に批判し、ブッシュの再選を阻もうとしたが、残念ながら選挙に大きな影響を与えることはなかった。そのリベンジというわけでもないだろうが、トランプ勝利を事前に予言していたムーアが、今度はトランプ再選を占う11月の中間選挙に「華氏119」をぶつけてきた。本作を見ると、トランプを担いだ共和党もひどいが、若者や労働者層に人気のあったサンダース候補をおよそ民主的とは言えない方法で葬った民主党の駄目さ加減にも悲しくなる。2年前、民主党は負けるべくして負けたのだ。 ただし、本作は希望を持てる要素もしっかり取り上げる。銃規制の問題を大人に任せられないと立ち上がり全米規模のムーブメントを起こした高校生たちと、新人女性候補者たちの躍進だ。MeTooやテイラー・スウィフトの民主党支持表明も追い風に見えるが、さてどうなるか。

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高森 郁哉

4.0現代アメリカの状況をわかりやすく解き明かす語り口に興味が尽きない

2018年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

怖い

知的

トランプ政権に異を唱える一作であることは確かだが、「打倒トランプ」以上に、現代アメリカがどのようなダイナミズムに呑み込まれているのかをマイケル・ムーアなりの視点で見つめた映画といった印象も強い。メディアで繰り返し扱われてきた「トランプ」ネタのリサイクルはせず、ムーアならではの思いがけないところからトピックスを切り出し、その過程を入念に辿ることでこの国の現在を見つめようとする。 例えば「水」をめぐる問題はあまりに深刻だ。こんなこと許されていいのかと腸煮えくり返る思いがする。適切に対処してこなかった政治への怒りは当然だし、そういった意味では共和党への糾弾以上に、民主党や政治力学のそのものにもムーアの鋭い矛先が向けられるのが特徴的。狂ってしまった羅針盤を元に戻そうとする人々のムーブメントにも焦点を当てつつ、「なぜこんなことになったのか?」と観客に問い続けるムーアの語り口に興味の尽きない一作だ。

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牛津厚信

4.0ドキュメント超え

2024年8月31日
PCから投稿

相変わらず、ドクメンタリーに関わらず戦前のニュース映画や新聞記事を採り入れたり、一つのエピソードを途中でブツギリにして、他の話題に振ったあと再び戻ってみたり、ただカメラを回すだけでなくサスペンスの手法も使って観る者を飽きさせない話術は見事です。 アメリカ事情に詳しくないとピンと来ない話題も多いですが、この演出手法のおかげで他国人にも十分興味深い出来です。

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越後屋

3.5ムーアとトランプ

2023年2月7日
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鑑賞方法:映画館

マイケルムーアは、ミシガン州フリントというラストベルトの出身で、父も祖父もお膝元であるGMの工場労働者である。トランプが取り込んだ白人労働者なので、トランプもあまり対立したくないといわれている。 この映画は、決してトランプ政権だけを批判しているわけではない。ラストベルト(と呼ばれる主要産業が衰退した米中西部から北東部にかけて)での雇用の問題や格差の問題は、すでにオバマ時代から顕在化していたのに、民主党政権は何も手を打たなかったと描いている。 フロリダの高校で起こった銃乱射事件とそれに対する高校生たちの銃反対運動、フリントの水質汚染問題とそれに対するオバマ大統領の態度への落胆、ヒットラーの勢力拡大に似たトランプの手法という要素を織り交ぜている。 マイケル・ムーア監督が応援し、『華氏119』にも出演しているニューヨーク州28歳元ウェイターのアレクサンドリア・オカシオ=コルテスは史上最年少で下院にて当選。さらに、ミシガン州のラシダ・タリーブはムスリム女性として初の下院当選となった。

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ミカエル

3.0民主主義?

2022年2月11日
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鑑賞方法:VOD

民主主義って何? 国民の意思がその国の政治を作り上げているかのようなのは錯覚?

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上みちる

5.0圧巻。

2021年6月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

華氏911が画像不良でいつまで経ってもコンプできず、、(汗) こっちを先に観ました。 ムーア作品鑑賞は「ボウリングフォー~」以来、2作目。 映画として、またドキュメンタリーの精度としては(また作り方とかとしては)難癖をつけるべき点も全くない訳ではないのだろうなと(門外漢ながら)思う訳ですが、、 前々からムーアに好印象を抱いている身としては、もう――感激でした。 鑑賞の翌日、内容と感想を親の前で一時間ぐらいかけて喋り倒したのですが(笑) 要約して箇条書きにするとこんな感じです↓ ・トランプのイヴァンカへの執着がキモい ・元ミシガン州知事のスナイダーがなぜ刑事罰に問われないのかが不思議 ・ムーアかっこいい ・「教員のストライキ」が起こり得るっていうところは、やっぱすごい(日本は、、ねぇ、、) ・銃乱射事件後のエマ・ゴンザレスちゃん(←間違ってるかも)のスピーチが素晴らしい ・NRA(全米ライフル協会)とズブズブの議員に切り込む若者、熱狂する観衆、とにかく若者パワーがすごい。ノンポリの対極。超ポリティカル。 トランプへの公開質問でつまみ出された女性達がその後、相次いで議員に立候補する展開も胸熱。 ・ヒトラーの演説にトランプの演説音声を当てた部分も面白い。 ムーアが公民の授業で見て、当時は嫌いだったという民主主義と専制君主制のなりたちを解説する映像も面白い。なかなかタメになると思う。 最後はやっぱりゴンザレスちゃんのスピーチでフィニッシュ。 元気を出す要素ってスポーツとかイヌねこ動画とかペットとかお笑いとか人によって色々ありますが、私の場合は「怒り」も大きいです。スナイダーの話を聞いてて「この…この人殺し野郎ー‼」と思ったら急に元気出てきた(不謹慎だし、別に元気なかった訳じゃないんだけど(笑))。アドレナリン出るのね。 スナイダー、ミシガン州フリントの話。アムネスティのオンライン署名をした記憶があるような無いような… にわかには信じがたい話だよな、、 「シッコ」もまだなんで、観ないと。ムーアのような人のお陰で不精者の私も色々知れるし、刺激を受けるし、ほんと大好きです。

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yolanda

2.0構成が恣意的すぎる

2020年7月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

マイケルムーアらしい鋭い切り口ではあるものの、全体的に構成に印象操作感がすごい。彼が女性蔑視だとか差別主義的というのは前後を見せないと判断できないし、アメリカのメディアのあり方は正しかったのか?もっと考えるべきことはある。「華氏911」や「ボーリングフォーコロンバイン」ではもっとシニカルでブラックな笑いもあって好きだったが、耐えきれなくて半分で見るのをやめた。報道番組ではないから事実に対して客観的であるべきとは言わないが、ここまで恣意的なドキュメンタリーは苦手。

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ゴゴゴ

4.0トランプ大統領と手法は違うけど、監督。これも立派にプロバガンダですよ。

2020年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興味深いという言葉と、楽しいとか、愉快だという言葉が、日本語ではともに「おもしろい」で一括りにされますが、この映画は「楽しくもないし、愉快でもない」映画です。 でも「興味深い」ことは事実です。 政治経験のないままに、金の力に物を言わせて当選した大富豪のリック・スナイダー・ミシガン州知事が、法的根拠も希薄な非常事態宣言を発して(……とマイケル・ムーアは主張しています)、州内の全市長を解任し、自分の手下を臨時市長として就任させ、好き勝手に利益をむさぼる姿が丹念に描かれています。 なかでもフリント市が、もともとの上水道を廃止し、知事の金儲け仲間が敷設した水道管に切り換え、鉛管(安いが猛毒性)を使っているために水道水は高濃度に鉛汚染され、市民が被害を受けているのに、それを徹底的に隠蔽し、金儲けに猛進する姿が告発されています。 フリント市は、無警告のまま、軍の実弾演習の的にされるなど、まったくムチャクチャ。そこに住民がいることが、市街戦の実戦演習に好都合だから、とムーア監督。 それもこれも市民の半数が黒人で、貧しい町だから、ということ。 この大富豪が行った手法を、大富豪仲間のトランプ大統領が政権を握ったら、参考にしないはずがないではないかというのが映画での監督の主張です。 この映画の問題点は、昔のマイケル・ムーア作品と違って、ほとんど相手方のインタビューを撮れていないことに尽きます。 この欠陥を補うために、ニュース映像などをつなぎ合せて構成しているわけですが、大手マスコミが編集した映像を、再度切り貼り編集して映画化した構造ですから、ドキュメンタリーとしてのソースの信頼度は二次情報レベル。 ネットのYouTubeや2ちゃんねると同じ水準です。 この穴から観客の目を逸らすため、ヒットラーの映像にトランプの声を当てレコするなどの工作もしていますが、これってまさにプロバガンダそのものじゃないかと言われたら、監督はどう抗弁するつもりなのか、謎だらけな作品でした。 とはいえ、トランプ大統領がどれほど危険であるかという点については言うまでもなく、民主主義が終わりを迎えたのではないかという主張に対しては、その可能性も充分にあるかも知れませんね、と考えるためのひとつの材料として、「おもしろい映画」だったとは思います。 今後、大統領が、まったく親近感を抱かない外国、とりわけ非白人国をどう扱っていくつもりなのか、それを想像する材料としても、おもしろかったです。 自国民に対してすら、金儲けのためなら人を人間とも思わないメンタリティーの人たちですからねぇ。 なお、アメリカ版のウィキペディアには、フリント市の水道危機について、Flint water crisisという独自項目も立っています。それだけ状況が酷いということなのでしょう。

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お水汲み当番

4.0マイケルムーア監督、恐れ入りました。

2020年7月12日
PCから投稿

この監督の作品は初見だが、 こんなにも面白いのか!! ドキュメンタリー映画としての面白さだけでなく、 画面に引き付ける力、真実を教える力が素晴らしい。 高校の授業とかで教材として使ってほしいくらいの作品だ! 日本でも政治を教える番組が某有名キャスターによって作られているが、 その数千倍は面白いんじゃないかな。 この時間で伝えてくれる情報量も凄いし、 実際に監督が抗議する姿は真に迫るものがある。 日本のドキュメンタリーは(あまり観たことはないが、) どちらかというと、事実を切り取った描き方でこんなにも 監督自身の主張が強くない気がする。 本人の想いがのっているから、 観る側にも届くんだね。

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JYARI

4.5知れば知るほど

2020年7月11日
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鑑賞方法:VOD

アメリカって酷い国だなと思う。 日本も負けてないけど。

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nico00

4.0半端ない取材力と熱量を感じるM.Mドキュメンタリー

2020年6月8日
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鑑賞方法:映画館

絶対マイケルムーアはトランプに向けた作品を作ると感じていました。叩かなくても埃だらけの大統領なんて過去にいたのだろうか?しかし共和党内では異を唱える人はいない。財政出動のオンパレードにダウ平均、雇用統計は上昇の一途。 しかし有事が起これば元々の政治家としての胆力、人間性が現れるのを予感してくれた。差別主義者の国粋政権をアメリカの良心を持つ人々がどこまで許せるか?

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トシくん

4.0日本のメディアではこの話は出てこない

2020年3月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

さすがのマイケル・ムーア監督。 ミシガン州フリントの話なんて、日本にいるとまず知ることがない。 けど、たしかにあの街で起きていることが、今のアメリカが進む先を象徴しているように思える。 金持ち優遇はアメリカだけの問題ではないけれど、アメリカは他国より行き過ぎてる。強欲さが。 あそこまで強欲になれるのは、能力の凄さを通り越してもはや「バカ」としか言えない。 デモを通して社会へ訴えかける先生や学生たちが救い。 まだアメリカではSNSが正しく機能している。 まぁ、それはアメリカにとっての救いでしかないが。。 日本は横に置いといて、せめてアメリカはこれ以上格差が広がらないよう、市民が声をあげて食い止めてほしい。 映画を観て心底思った。

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yone

5.0映画にできること、影響を受けることを選ぶということ。

2019年10月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

映画を見て、これは、ムーアが自分にできる限界を感じていると思った。この映画は、見た人に託されている。見た人がどうアクションできるかどうか、人民の1人として、民主主義とは何か、個人の責任を訴えた作品だと思う。 本来の理想とする人民による人民のための民主主義政治とはかけ離れた、資本主義という経済活動のためにある"政治家"という職業と、その業界とその犠牲になる弱者と、また、自分の権利を主張して、自らを守るためににに対しアクションを取ると決めた人達。どうアクションを取るかが、自分の人生を決める、未来を切り開く唯一の民主主義的、政治に繋がるの希望であると背中押してくれる映画だと思います。

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マイネームイズユー

3.5タイトルなし

2019年10月18日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

マイケル・ムーアがトランプ叩き …というより 2016年11月9日 トランプがアメリカ大統領になってしまった 現政権に期待しなくなった結果 その背景に切り込んでいく 鉛水問題(全く知らなかった😣) 移民・人種・格差・銃社会 学校内での銃乱射から銃規制を訴え 声をあげ立ち上がる学生たち 放置され見捨てられた様々な問題 山積みの様々な問題に目を向け マイケルムーアが 観客一人一人に問いかけている . 共和党も民主党も一緒だ… そう思ってしまった

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lily

3.5「民主主義の主役は民、民が黙れば民主主義の意思は消える。」

2019年10月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

難しい

トランプ大統領誕生の舞台裏、ミシガン州フリント市水道水の鉛汚染に対するオバマの仕打ち、あのドイツの独裁者とT大統領の行動比較、民主主義崩壊へ突き進んでいる感に苛まれるラストまで、恐ろしい内容です。 WOWOWで放映されたのを録画し2日かけて観た。内容が濃すぎて一気に見れない。しんどくなったらストップしてお茶飲んだり、見落とした言葉をプレイバックしたりできるので、この手のヘビーなドキュメンタリー映画は映画館より家で見るのが好き。

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r_cacco

4.0もう間に合わないかも

2019年10月15日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

マイケル・ムーアがトランプ大統領誕生の謎を解きながら、絶望的な展望に対するわずかな光にすがるドキュメンタリー。 トランプ大統領を生み出したのは、民主党ではないかと痛烈に批判する。 専制政治に対抗するのは、生みだした大人ではなく、若者かもしれないが。 日本も同じような感じだが・・・。

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いやよセブン

4.0 【今直ぐにでも、マイケルムーア監督はトランプを題材にした第二作を作らなければならない】

2019年9月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

 トランプが大統領にまさかの当選をして、3年が経とうとしている。彼の当選直後、世界は未だアメリカ人が選択した結果を受け止め切れていなかった。(呆然としていたといっても良い)  が、マイケルムーアは直ぐに行動に出た。この作品がその代表である。  今作が上映されてから、11か月が経つ。  この作品は、トランプが何故大方の予想を覆し、大統領になった経緯を分かり易く伝えている。が「華氏911」と決定的に違うのは、この作品ではアポなしゲリラ取材は殆どなく、当選した理由を大いなる揶揄を込めて説明する事に費やされている部分である。(マイケルムーアがトランプ当選を予言していたのは有名な話である事は皆が知っていることであろう)  <次作は、是非、トランプが現在そして今後何をしようとしているのかという部分に焦点を当てて制作していただきたい。>  この3年でトランプは我が物顔で世界を混乱に陥れ、当選前から指摘されていた彼の性格も徐々に露わになってきた。  そして、続々と世界各国に現れ始めたミニトランプ達。  誰かが彼を止めないと、世界は破綻への道を突き進んでしまう。  だが、この日本も含めてその誰かが見当たらない恐ろしさに戦慄する。 <2018年11月3日 劇場にて鑑賞>

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NOBU