「重く難解な映画。観客は60歳代以上が中心」華氏119 orangさんの映画レビュー(感想・評価)
重く難解な映画。観客は60歳代以上が中心
中間選挙の直前に公開され、トランプ氏の登場によって新たなファシズムが進行しているというメッセージ。マイケル・ムーア氏の強い思い(焦燥)が感じられる映画だった。
各種の公開されたニュースフィルムを丹念につなぎ合わせた編集が印象的。ただ、フリント氏の水道水事業の件など、米国政治情勢に関する予備知識が必須で、そういう意味では非常に難解な作品であった。
日比谷の劇場(シャンテ)では60歳-70歳台と思われる観客で8割程うまっており、この世代の政治に関する高い関心・危機感がうかがわれた。
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