劇場公開日 2022年6月17日

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「役所広司だからできた武士の重み」峠 最後のサムライ ゆきとうさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0役所広司だからできた武士の重み

2022年6月20日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

原作未読。あっという間の114分でした。私は佐幕派の武士が好きなので、感情移入しやすかったです。物語全体に武士の重みを感じました。役所さんの演技が際立ちます。
ただ、この人は誰の役なのか、分からない人が何人かいました。字幕で説明を入れると良かったと思います。あと、終盤があっさりしすぎで、盛り上がりに欠けました。
とはいえ、嘆願書の場面は川井継之助の信念と民への思いやりを感じ、見ごたえありました。戦でも、なかなかの戦略を発揮します。
観る価値のある本格派時代劇であることは、間違いないです。

ゆきとう