オペレーション・フィナーレのレビュー・感想・評価

全9件を表示

3.0アイヒマンに弁解の余地など無かった

2023年1月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
マサシ

3.0SS45381⇄SS45326 落ち無いシミ

2022年8月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

難しい

幸せ

内容は、WW2のナチスドイツ政権下で行われた大量虐殺ホロコーストの責任者でもあるアドルフ・アイヒマンを逃亡先特定後に生捕りにするべく立ち向かうモサドの人々(ユダヤ人グループ)とこれを裁こうとするイスラエル🇮🇱国家の話。好きな言葉は『署名は検討する前に、名前だけでも教えてくれ』丁度ミッドポイントに当たる拉致監禁されている時のアイヒマンを手厚く保護している主人公ピーターに対して感謝の意を込めて聞いた言葉。『私には戦争は数字だ、只祖国ドイツに尽くしただけだ』とのアイヒマンの言葉でアバンタイトル終わる辺りは、ゾッとした恐ろしさがありました。ハンナアーレントの全体主義的考えを踏まえる様な考えで『悪の凡庸性』を通説に感じます。好きな場面は、イスラエル🇮🇱に裁判所て裁かれるアイヒマンが傍聴席にいるピーターと奥さんを眺める片方の口角を上げる仕草は、2人の関係を祝う様に見え自分が得られなかった幸せと未来を思い描いた心の絆が感じられ、決して許された好意ではありませんが言葉ない会話が切なくなりました。物語は、終始ピーターとアイヒマンの尋問官と被告人ではなく、友情にも似た人間関係を描いています。南米ブエノスアイレスに残るナチス残党の力も根強くそれには驚きました。一つ間違えば『ジークハイル!』で全員殺されていたかも知れません。スパイとしての仕事の難しさが独善的では無いのか?善悪の境界線を人が持ってもいいのか?冤罪の可能性のあるのに?私情を捨てて正気を保てるのか?そんなテーマが重くのしかかってくるが上手にまとめているなあと感じました。最初は、フルマとピーターの関係から始まり家族で終わる。家族のつながりがテーマの一つの様に感じます。名前・正気・殺意・水素爆弾・剃刀・煙草・生捕り・真実と事実・シミ・家族・友情・裁判・沈黙笑・数字・色々な事象が噛み合い時代性と相まって非常に複雑な思いに駆られました。それぞれの心象と心の機微が痛いほど伝わり暗いですが面白い作品。そうっ!刑務官とシリアルキラーの友情の実話映画が思い出されました。戦争や犯罪は恐怖だ。でも、人が人を裁く事への矛盾が、人間と言う生き物の多面的一面なのかもしれないなと考えたら複雑です。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
コバヤシマル

3.0史実を

2022年6月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

難しい

好きな方には面白いと思う
でも予備知識がない人には
まったくわからない映画ですね
個人的には
良かったですけど
万人向けではないですね。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
T-KAZU

3.5ぐっと堪えて…

2022年4月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
KEI

3.5絶妙

2022年3月25日
PCから投稿

演出のさじ加減が絶妙。
到底許せるものではないとしても、アイヒマンをただの狂人として描かなかったのが冴えてる。
命令だったから、国を守るためだった、言い訳はいくらでもできるのかもしれない。
それでも、自分の命と引き換えにしてでも、断わるべき命令だった(現代の日本人だからどうとでも言えるのかもしれないけど、それでも凶行だったとしか言えない)。
モサドチームそれぞれが抱える思いはサラッとしか出てこないけど、それでもずしんと来る。
ユダヤ人はなぜあんな立場に追い込まれてしまったのだろう。
日本人に核の怖さと悲しみが根付いているように、彼らにはホロコーストの苦しみが刻まれているのかもしれない。

21世紀において武力衝突など起きない(時代遅れだ)と思っていたのに、起きた。
またあんなアホなことを繰り返すのか。
誰かの命令で誰かが誰かを殺さなければいけないなんて、バカらしいにもほどがある。
いい加減にしてほしい。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
UNEmi

4.0実話ベース

2022年3月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
ジャーニー

3.5忘れてはいけない歴史

2021年7月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

難しい

アイヒマンの逮捕劇、スリルあふれる実話。潜伏先アルゼンチンではナチ残党が生き残っていた。そんな中、はるばるイスラエルから警察が身分を隠して、、、
行動部隊の人たちは、即刻殺してしまいたい衝動を押さえつ、極めて人道的な扱いをアイヒマンにして行っており、本当かな?とも思ったが、それもイスラエルにいる同胞たちに「土産」を持って帰る為に、その一念で行動していたのだろう。はたして、、、
イスラエルがパレスチナに対して行っていることの正当性は、まったく、自分たちがかつてされたことを棚上げしているようにも思える。つまりは強者弱者をのむ構造はいつの世にも変わらない。イスラエル人だけでなく、ロシア、アメリカ、ドイツ、日本、中国 、ミャンマー、すべての人、だれもが、自分たちの論理、正当性で以って、他者を傷めつけ、殺しているのだ。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Naotanjr

4.5スパイ映画大好きの私はとても楽しめました

2020年11月25日
PCから投稿

ネットフリックスで観ました。
アイヒマンの異国での逮捕、イスラエルでの裁判、罪の意識の全くない男、というあたりは知っていましたが、実際の様子の再現がとても興味深いものでしたアーレントが「仕事をこなしただけの普通の男」と評したのがよくわかる描写でした。
車に乗り切れなかった二人と、空港に残ったピーターがどうやってイスラエルに戻ったのか知りたい気もします。あとシルビアさんとかそのお父さんとかの運命も・・・
ほかの方のコメントにあったのですが、靖国神社の成り立ちから考えて、東条などの戦犯を祭っていても何の不思議もありません。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
yuni moni

戦争犯罪者の追求

2019年5月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

知的

本当の話を映画にしたらしいが、戦争犯罪者、元ナチス親衛隊将校アドルフ・アイヒマンを裁判にかけるまでのはなし。アドルフは家族とアルジェンチンに住んでいたがイスラエルが拘束。
アドルフは死刑になったが、死んでもさまようようにと灰は海に捨てられたと。(宗教的の考えかもしれない)
戦争犯罪者の東條英機は靖国神社に祀られていることが全く信じられない。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Socialjustice