いちごの唄のレビュー・感想・評価
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片思いだったけど幸せだった、か。
出てくるキャストの半分以上が「ひよっこ」で、おまけに脚本までも「ひよっこ」で。ほのぼの感はそのまま受け継いでいるんだけど、どうも間が悪い。だいたい、元々の知り合い同士が一年に一度っておかしくないかい?古舘の演技の過剰ぶりも、純朴さを表現したいんだろうけど、いつまでも成長できない万年中学生のようでどこか痛い。みうらじゅんや田口トモロヲややついいちろうや、見つけられなかったけど曽我部恵一までもちょい役で出てる豪華布陣なんだけど、ワクワクしてこない。あれだけの役者を使っておきながら、なんか薄いんだよなあ。つまんなかったです。
素敵な作品ですね!
七夕にピッタリの作品です。
千日とコウタの素敵な再会から始まった年1回のデート。なんで連絡先交換しなかったんだろう?
アケミとの出来事は衝撃的でした!岸井ゆきのさんは本当に綺麗ですね。コウタが羨ましかったです。
パンクが震災で沈んでいた中2の子を元気付けたエピソードもよかったです。
園長のスイーツ好きは微笑ましかったです。
キャベツ畑がストロベリー・フィールズに 感動しました!
是非劇場でご観賞おすすめします。
明日は七夕です。
ストロベリーフィールド(千日紅)
チカちゃんの深い葛藤を秘めた所作で好演した石橋静河ちゃんは毎回グレードアップしてますね。岸井ゆきのちゃんのマルチな才能も良く生かされていてアクセントになってます。
千日(チカ)という名前に込められた思い(永遠に・ずっと)にはグッときました。
是非映画館で🎦
愛おしい宝物みたいな映画
愛おしい宝物みたいな映画。
始まった瞬間からなんかもう泣けてくる映画なんてドラえもんのおばあちゃんの思い出以来なんじゃあないか?すーごい。いい。
古舘佑太郎演じる主人公のコウタはずっと見ていられるキャラクターというか人間だーと思った。そのぐらい魅力的。カッコイイとこなんてないのにすぐに好きになってしまう人だった。「この世界の片隅に」のすずぐらい、この主人公さえいればこれからどんなストーリーが起ころうと目が離せなく夢中になって見てしまう、そんな感じでした。古舘佑太郎…拍手…!!超良かったよ。原作もとてもいい話だと思ったけど、凄く上手く人肌をのっけて肉付けされた生身感がじわじわ感じられるコウタだった。表情もいっこいっこ間違いなく良かった。
ほわほわしてる性格だけど、中学生の頃から良い意味でも悪い意味でも成長しきれていない中身が呪縛のように(多分過去のある事件もきっかけで)纏わりついていて、そんな彼は、変なうざったいやつと思う人もいるかもしれないけど、偶然再会したあーちゃんにとっては唯一の救いの存在だったんだろうと第三者の私にも痛い程伝わって来たんだ。
コウタ以外の…伸二くんも、あーちゃんも、コウタの家族も、伸二くんの育ったいちご園の園長先生も、コウタの職場の人も、ラーメン屋の店主も、一人一人が皆んな何か凄く良くて。それは「みんなめちゃくちゃ良い人たちばかりに囲まれて幸せ!」とかそういうことじゃなくて、まずコウタという一人の人間を好きになった感情移入した私にとってはコウタという人間を今日まで作り上げた周りの人や環境に感謝したというかありがとうというか…難しいけどそんな感情が芽生えたわけなんですよ。
キャストもカメオ出演の人たちも、私の好きな人がわんさかだったぁぁーーー。みうらじゅんと田口トモロヲと宮藤官九郎と麻生久美子が出てるってなんやねん、アイデン&ティティの原作者と監督と脚本とヒロインが出てるって凄すぎやしないか、すごないか??目から涙放出し過ぎて出すものが無くなった私は血でも出るかと思ったくらい興奮しましたよええ。
コウタ、伸二くん、あーちゃんの中学時代を演った大西利空、小林喜日、清原伽耶ももう最高でした。(朝ドラに清原伽耶ちゃんが出でくる週の週末にいちごの唄が公開ってアツ過ぎるよね…!)3人とも言わずもがな大好きだった。
音楽に救われる話ってのも昔から結構好きで(「フィッシュストーリー」の影響強し)。この映画が銀杏BOYZの歌を元に作った小説の映画化だからそりゃもうって感じなんですが、劇中に出て来た数人の人達と同じく私も音楽に救われて生きてきたなぁと感じました。
エンディングで流れる銀杏新曲の「いちごの唄」。おでんかお鍋かお味噌汁かってくらい五臓六腑に染み渡って…望んでもないのに勝手に染み渡ってきて、これが一生離れない離れたくないティーンエイジャー期の感情というか青くささを感じてしまうし、忘れたくないノスタルジーな気持ちなんだなとぼんやり思いました。でも銀杏BOYZを聴いていればそれこそ呪縛のように自分にこびりついて離れないのだろうと安心もしました。
◆
舞台挨拶も良かった!!初光石研に感激!
そして古舘佑太郎の人柄が少しわかって彼をまた少し好きになりました。コウタとかなり似ていた笑。魅力がすごいなー。
笑ってじんわり泣けます
予告にもある主人公の「僕は幸せだと思うんだよね、片思いでも恋をしてるから。」ってセリフがとても刺さりました
恋を諦めようとしてたときに見たので、
報われなくても、あの人を好きになって全力で恋をした日は嫌いにはなれないし、たぶんずっと愛おしいままで、
そう思えました
いい いいよ この映画
故郷を離れた東京の街で、年に一度七夕の日だけ会う、中学で同級生だった男女の話。
いい人の映画は楽しい!もどかし〜ところは辛いが、止むなし。
コウタ(古舘祐太郎)とチカ(石橋静河)主演二人の演技が極上。
はさまれるエピソードもそれぞれ味がある。
佳作ってこういうのを言うんだろうな。
七夕が大切なファクターだから、今 公開されているんだね。七夕か。日本ではクリスマスよりも七夕のが、ムードがある日だと思うけれどなあ。
岸井ゆきののアケミもいい味を出しており、彼女から託されたものが、震災の人助けにつながるくだりは、なんでも受け入れるコウタの価値が明確に現れたシーンで好きだなあ。そしてそれに対する少女のコメント「何が癒しにつながるかなんてわからない」が、ラストシーンにつながっている気がしている。
おまけ
ラーメン屋、原作者なんですね。どおりで演技が下手だ。(笑)
アスペの青年を温かく描いています
甘いタイトルからは想像できないような、観ていて何とも不思議な気持ちにさせられた映画だった。これは喜劇?悲劇?青春映画?それも画面はチープな雰囲気が漂い、まるで自主制作(学生)映画のようでもあり、面白く無くはないのだが、何とも形容し難い映画だった。(もしかしたら「カメ止め」を意識?)
主人公はアスペルガー症候群の青年で、現在の彼と過去の少年期のある事件を描いているストーリーで、観客にも何となく想像できる、成就しない(であろう)恋が描かれている。
キャストは端役も(サービスシーンも)しっかり固めてあり、古舘祐太郎(あの有名人の息子)は主人公を軽い演技で好演しているが、その少年期の子役さんが、実に賢そう(!)な俳優さんで、ミスキャストだった点が残念だった。また主人公が数年間も同じシャツで登場するのは分かるが、時間の経過が画として描けていない点は否めなかった。また、少年たちのある遊びを危なく思って見ていたが、それが事故の原因となってしまうところは、ストレートすぎていかがなものかな?(これもチープ感を出すためか?)と思ってしまった。
TVドラマが好きな人、あるいは観たいがじっくり見る機会のない人に薦めたい映画です。
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