「いい いいよ この映画」いちごの唄 CBさんの映画レビュー(感想・評価)
いい いいよ この映画
故郷を離れた東京の街で、年に一度七夕の日だけ会う、中学で同級生だった男女の話。
いい人の映画は楽しい!もどかし〜ところは辛いが、止むなし。
コウタ(古舘祐太郎)とチカ(石橋静河)主演二人の演技が極上。
はさまれるエピソードもそれぞれ味がある。
佳作ってこういうのを言うんだろうな。
七夕が大切なファクターだから、今 公開されているんだね。七夕か。日本ではクリスマスよりも七夕のが、ムードがある日だと思うけれどなあ。
岸井ゆきののアケミもいい味を出しており、彼女から託されたものが、震災の人助けにつながるくだりは、なんでも受け入れるコウタの価値が明確に現れたシーンで好きだなあ。そしてそれに対する少女のコメント「何が癒しにつながるかなんてわからない」が、ラストシーンにつながっている気がしている。
おまけ
ラーメン屋、原作者なんですね。どおりで演技が下手だ。(笑)
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