ダマスカスのレビュー・感想・評価
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イラン映画、侮れず。
イラン軍パイロット親子が、ISISに占領されたシリアから難民を救出する為に活躍するストーリー。 イラン発の戦争アクションです。イラン映画を初めて鑑賞しましたが、意外や意外、しっかりとした良作だったと思います。 ISIS相手ということもあり、ランボーのようなアクション映画と想像していましたが、主人公は軍人とはいえ実践経験のないパイロット。 彼は、死の恐怖に慄き、特に、中盤にあった競技場での処刑寸前の光景はかなり重く辛い映像でした。 親子愛と葛藤も描かれていて、またラストもしっかりとしていました。 宗教国家の映画でありながら、主人公側がイスラム教に妄信している描写がないことにも驚きでした。寧ろ、ISISの描き方は「西側の映画」と見間違えるような描写で、無宗教の私もすんなりと鑑賞出来たことも良かったです。 ISISが、宗派の違うスンニ派だから出来た描写なのかもしれませんけど。
イランの戦争映画。輸送機がメインて珍しい
2011年イラク、シリアでISISが侵攻してきた頃が舞台。
支援物資を投下するイランのパイロット
ダマスカス空港
パルミラは何処だ?
父子でパイロット
お手製装甲車 で自爆行為
ドローン撮影多用
父に認めて欲しくて パイロットになった息子
避難民を乗せ 輸送機離陸
ISISに 乗っ取られ緊急着陸
再びパルミラへ
戦闘機はロシア軍
パルミラに戻ってきたところで半分ぐらい
寝不足朝が殺されたところで 約束は反故になり オレンジの囚人服を着て捕虜の身に
集団処刑の映像作成
モルヒネの夢か
自爆ベストを着せられる。
ここにいるところと一緒にまた飛行機を操縦
今度はチェチェン人
最後っ屁をかまして 離陸
女性テロリストに乗っ取られ 自爆攻撃 の危機に
パラシュートで脱出させる 決死の息子
何故か 空中分解した輸送機
エンドロールが凝ってる
イラン映画だけど、良い出来
ペルシャってやっぱりすごいですね ダーイッシュとの戦いを描いてますが、徹底的に人間扱いしていないというか、そういうたころはプロパガンダ映画だと認識するところ。 ただ自動車爆弾の描画とか造形はすごいきちんと書かれていてマッドマックスの世界が本当にあると言うことを思い出させてくれます。 上映回数少ないので是非行ってみてください
なかなか良くできたイラン映画
生まれて初めてのイラン映画。最近中国の戦争映画を良く見るのでそのイラン版かと思ったら、かなり押さえた映画で先の展開が見えずに引き込まれた。シリア、プルミラでのISISの蛮行がよく描かれていて、画像的にもロシアMIG29が登場したりで臨場感があった。不思議なことに予約で満席のはずが観客は1/3程度と、映画館の人に聞いたらある人が大量に買い占めていたとか。何が目的だろう?いずれにしろ不思議な話。
オレンジのつなぎ
パルミラからダマスカスへ難民を乗せた輸送機を飛ばすイラン人パイロットの話。 支援物資投下の任務を終え帰宅する筈が、志願してパルミラへ向かうヘリに乗り込む主人公と危険な任務ということもあり自分が行くと言い張る親父。 ISISに襲われながら離陸したのは良いけれど、輸送機の中でもトラブル発生というストーリー。 話は面白いし終わり方も衝撃は弱めながらなかなか良かったけれど、肩透かしなところも結構あるし、何より演出が安っぽい。 教育テレビの語学番組のテキストビデオ風の白々しさというか何というか…。 もう少しシリアスさや臨場感が欲しかった。
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