パッドマン 5億人の女性を救った男のレビュー・感想・評価
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男女ともに教育の普及を
どうせ結局うまくいくんでしょって、最初は白けて見ていたのですが、全然違いました。
ものすごく大変。
全然うまくいかない。
生活改善よりも、古くからの風習を重んじる。
そこからはみ出すぐらいなら、死んだ方がましだと考える。
当事者たちが問題意識を持っていないことを改善することはとっても難しい。
だからこのお話には、もっともっと苦しい出来事があったのだろうと思います。
これが21世紀になってからの話だと知って、ものすごく驚きました。
日本 何してたの?って。
いろんな開発援助とかを途上国にしているけど、この問題にも着手してよかったんじゃないのと。
インドで安い生理用ナプキンを売ってあげなさいとか、工場をつくりなさいっていうのではなく、教育の普及に力を貸す支援を、我々先進国にはすることができたんじゃないかなって思いました。
知らないことがまだまだたくさんある。
そういうことを教えてくれた、とても尊い映画でした。
面白い💕上映時間が2時間以上あるが、あっという間に時が過ぎる❗❗❗
インド映画は「ダンガル」に続き2本目でした。どちらも、実話を元にした作品で、どちらも面白いです💕
最近のハリウッド映画や日本映画のような展開では無く、先が読めず、ワクワク、ドキドキして、笑いあり、涙あり、歌ありの、てんこ盛りで、上映時間は2時間以上ありますが、あっという間に時が過ぎてしまい、見終わったら、ほっこり幸せな気分になります♥
テレビドラマでは味わえない、「映画を見たぞ~💕」っていう満足感を味わえます❗❗
面白かったけど、前半は主人公にイラッッとしてしまうことが多々(笑)...
面白かったけど、前半は主人公にイラッッとしてしまうことが多々(笑)
「もう、女の問題なんだからホントにほっといて!デリカシーなさすぎ!いやむしろそれ犯罪だから!!」
などなど…成功したから美談になったけど、はたから見たらキチ●イですもん。
終盤の演説シーンは見ていてとても気持ちよかったし、こっちまで嬉しくなった。実話だと思うとなおさら。
個人的には最後はパリーとくっついてほしかったな…辛いときに救ってくれたのは紛れもなく彼女だし。夫が信じられず、彼が辛いときに何も行動しなかった奥さんのことは忘れてさ。パリーと新しい人生を歩んでほしかった!
まぁ、そうさせなかったのはパリーの心意気があってこそなのだろうけどね。
この物語で一番最高なのはパリーだった。あんな女性と結婚したい。
素晴らしい
「慣習だから」「当たり前だから」を疑うところからスタートする。このちょっとした疑問と行動力がいかに社会を良くするかというお手本の様な作品でした。ラクシュミの情熱と人間性が素晴らしいのはさることながら、常識を変えることをやる時にはパリーの様に賢く才能溢れる人と必ず出会えるものかもしれないと、前向きな気持ちになりました。
自分の利益よりも女性達の雇用を確立して自立を促したラクシュミみたいな人が本物のスーパーヒーローなんですよね。そしてこんなにストレートに女性の自立が描かれた映画が本国で大ヒットしたと聞くと、成金男を賞賛したり何かと女性が叩かれる日本がなんか遅れたヤバイ国になってきていると実感します。大丈夫か?日本。
道を切り開くひと。
どの国でもどの時代でも、新しい道を切り開く偉大な人は、計り知れないほどの苦労をして道を切り開いてゆく。その険しい道のりに常人は挫けて引き返すが、何かを成し遂げるような偉人は、強い信念と志しで前に進む。そんな素晴らしい人の物語でした。
最後のスピーチは強く心を打たれました。こんなにも人を思い純粋な人がいるのかと。主人公を演じた俳優さんも素晴らしかったです。
まさかの感涙。愛の強さが生んだ奇跡とは。
【賛否両論チェック】
賛:どんな困難にもくじけず、妻のために走り続けた主人公の姿を通して描かれる、人間の持つ愛情の強さに、思わず感動させられる。
否:インド映画特有の長さや、急に歌が入る独特の雰囲気に、好き嫌いは分かれそう。ラストもやや唐突か。
全ては愛する妻のため。罵られても蔑まれても、そして妻本人から失望されても、それでもただひたすらにナプキンを作ろうとし続けた主人公。そのひたむきな姿に、観ていていつしか涙が出てしまうこと請け合いです。愛はここまで人間を強くするのかと、思わず胸を打たれてしまいます。
同時に、世界中の女性の皆様が持つその強さに、改めて敬服させられる、そんな物語でもあります。男性としても、もっと女性に対する理解と敬意を持たなければいけないなと感じました。
デリケートな話題ではありますが、時にコミカルに、時に感動的に切り込んでいる作品ですので、是非ご覧になってみて下さい。
インド映画だからこそ??
生理用ナプキンについて、こんなに長い時間にわたってオブラートに包むこともせず延々と語る映画、度肝を抜かれました!これインド映画以外では全く想像つかない!
インド映画ってやつは本当に素晴らしい👏
インド映画のバイタリティに圧倒される2時間強
インドの小さな村の修理工ラクシュミは愛妻とラブラブ新婚生活を謳歌していたが生理を穢れとする風習と生理用品の高騰に反発し生理用品を自作するがそうそう簡単にはいかない。試行錯誤を繰り返すその余りに真摯な研究姿勢は小さな村では厄介な変人にしか見えず、親戚はおろか愛妻まで見放され・・・からの歌あり踊りありでスケールがやたらとデカいラブストーリー。村の少女の初潮が美しい歌と踊りで祝福され、ただ夫婦が自転車に二人乗りするだけでも悶絶するほどにロマンティック、結局未来を切り開くのは己を信じて疑わない愚直でどうかしてる人だということをこれでもかと高らかに謳い上げる、こんな清々しい映画がこの世にあることが人類にとって何物にも代えがたい幸福だと思います。インド映画のバイタリティに圧倒されっぱなしの2時間強でした。
世界を変えるのは信念。信念を支えるのは愛。
ディズニーのそれとは違う緻密さに脱帽。あちこちで泣かされました。
妻への愛情、理解されない志に不屈のエンジニア魂。賞賛から非難への垂直落下、折れたココロを救う女神の登場で女性の自立物語へ発展。社会的成功に切ない別れ。何からカンから、もう、これでもかのごった煮を、更に攪拌する唄と踊り。
これを一つの感動物語に整理し一本につなげる手腕は凄い!こんなの、今の日本では絶対作れない。イヤ、他のどの国でも無理です。何もかもが素晴らしかった!
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1月8日追記
世の中のエンジニアと呼ばれる、概ねの人達の仕事は、その内容を他人に説明しても、「えっ、そんな小さい事?」と言われるような代物です。城の石垣の一個を積む様な、他人さまから見ればちっぽけな、ちっぽけな事なんですが、一人一人が誇りと意地を持ってやっている。その積み重ねが、「日本の技術力」っていうやつの正体だと思っています。
愛する妻のため、女性のため、後ろ指さされようが貫く信念。「生理用品」の開発に死に物狂いで取り組む姿に、畑は違えども日本の技術者魂に相通ずるものを見ました。
エンジニア必見。理系を目指す青少年にも勧めたい。というか、親御さんにも言いたい。こういう映画を、子供たちに見せてやって下さい!
変わり者が世界を変える。
あれだけ家族からも嫌がられて、村中みんなにどん引きされて罵倒されても頑張り続けられる、その真っ直ぐなパワーに圧倒された。タフであるのはもちろんだけど相当な変わり者でもあるなあ。。でも世界を変えるのはああいう「変人」なのかも。ラストの拙い英語の演説がいい!たどたどしくても自分の言葉で伝える姿が感動的でした。
社会へのメッセージ
この作品、主人公の考えや活動に理解を示し協力をするキャラクターは、医大生や大学教授など教育を受けた人々であることに注目した。教育は大事。社会を変えるのは教育だけど、きっかけは教育を受けていない主人公であった。主人公は妻への思いやりからタブーへ足を踏み入れた。思いやりが社会を変えた。
調べたところ、インド女性のナプキン使用率はまだ100%ではなかった。しかし昨年7月、女性の生理用品にかけられていた12%の課税を撤廃すると政府は発表した。確実にインド社会は変化をしている。パッドマンの願いが達成することを心の底から祈っている。
以下とめどない感想。
日本でも生理を不浄とみなす慣習はある。世間ではまず生理という話題は外で話す時には小声になるものだと思う。私自身も感覚的にタブーだと理解している。
しかし日本では優れた生理用品、痛みを抑える薬、病院にかかることで普段と変わらない生活を送ることができることが多くなりインドよりは行動を制限されることは少ないと思う。
勿論痛みは人によって違うし、体調に左右されるため前回は大丈夫だったけれども今回の生理では薬が効かなくて辛いということもザラにあり、完璧に生理のダメージから逃れられることはない。
本当に蛇足だが、あまりに痛くて病院にかかっても異常なしでひたすら投薬と生活習慣の見直しで閉経まで痛みに耐えなければいけない女性も存在する。
インドでは2001年時点でナプキンが高くて庶民が日常使いする物ではないので汚い布を使い(人目に触れるのを避けるため日光にさらさず乾かす)、生理中の女性は部屋に入れず、薬局に売っているナプキンは男性が買おうものならレジ下で禁制品のように手渡される。辛さや痛みがわかるのは女性だけで男性がそれに触れるのは失礼、恥、余計なお世話。宗教や村社会という要素も加わり、タブー感は日本の比ではない。劇中、ナプキンを衆人環視の中手渡された女性が泣き叫ぶシーンがあり一人の人間、しかも男性で常識外れのこともやる主人公が頑張っただけで変えられるのか?と不安になった。
後半、教育をバッチリ受けた優秀な女性パリーの助力を得て一気に主人公の活動は認められるのである程度安心して観てられるが、得られるはずの富をなげうってインド女性のナプキン使用率を上げたいと主張し実行する主人公の意志の強さにちょっと人間離れしたものも感じてそれがまた良かった。
いろんな角度から教訓が得られるかも
パッドマンの強みは、器用さと粘り強さ。器用にものづくりができた故の発明だし、大企業にはできないニッチなとこ。
それに「無欲」!ここは強さでしかない。
別の面から言えば、ある種の傾向があるのかも?!でも、結局それが強みになってるんだから、今の時代の成功例でしょ。
インドはDV率高い国だし、モラルにもなってない、女性蔑視だと思っていたのに、こういう男性もいるんだと、改めて発見。
残念なのは、自分の気持ちに素直にならなかったことかな。それでいいの?って、最後は切ない。苦労をともにした人よりも、自分を信じなかった人を選ぶのか〜最初のこだわりに固執するとこ、やっぱりかな。
これが2001年の出来事だとしたら、インドがどれほど遅れているのか、驚きでしかなった。世界には、知られていない「あたり前の日常」が山盛りなんだ。
世の中の男が全員パッドマンならいいのに
インドの田舎の村では生理は汚いもの恥ずかしいものとして扱われてて、生理中は家の中に入れなかったり、学校にいても帰らなきゃいけなかったり。
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そして汚い布を当ててる妻のためにナプキンを旦那さんが作り始める。実際に履いてみたり、河原でナプキン作ってる姿は面白かった(笑).
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生理中にずっと外にいなきゃいけないって生理痛酷い人とか地獄じゃない??生理中って体温めてた方がいいし、清潔な方がいいのに。
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そもそも生理がちゃんとくるってことは健康で赤ちゃんをちゃんと埋める体ってことなんだから、穢れなんて言われる筋合いはないはず。無知って怖いね。
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恥ずかしい恥ずかしいって言ってたけど、生理きたら外に出るから晒されて、そりゃ恥ずかしいわwww自分は今生理ですって言ってるもんだもんね(笑)
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日本でもインドまでとは言わないけど、コンビニでナプキン買うと頼んでもないのに中身が見えない袋に入れてくれたりして、映画中に出てきたように隠されるんだよね(笑).
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袋に入れられても他に中身が見えないのに入れられるものってナプキンぐらいしかないから意味あるのかないのか(笑)あとナプキンの貸し借りもまるで麻薬の取引のように行われるからね(笑).
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ほっこり
扱っているテーマは単純なものではない。
長く階級社会が続いたこの国に根強く残る女性への差別を、安価な生理用ナプキンの開発という経済・産業を軸にした物語で分かりやすく、またポジティブに描いてある。
(映画冒頭にもコメントされるが)実在の人物がモチーフにはなっているものの、脚色はかなりあるはず。
「そんな偶然あるかよ(笑)」という展開も出てくるが、あのインド映画独特の明るさで突き進む感じも決して不快ではない。
あと、メインとなる2人の女優さんの美しいことときたら…。
男は黙ってこれ観ろ!
そもそも主人公ラクシュミが奥さんに優しい!!
奥さんのために便利な調理道具を考え、
奥さんのために乗りやすく自転車の荷台を工夫し
奥さんを大事に思う気持ちの描写が丁寧なので
奥さんのために安全な生理用品を作ろうと思ったのは
本当に自然な成り行きだったのだと思う。
全男性は黙ってこの映画を観て
インドと日本とでは事情が違っても
女性が苦労することの内容は同じ。
そこを気遣いできる男になってよね!!
年末年始、心がポッと暖かくなる映画が観たい人には
本当にお勧めです。
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
町山智浩氏のお勧めもありましたが、それだけでなく、
ここ数年ヒットしてるインド映画は
フェミニズム思想がしっかり描かれていて、
観ていてほんとに気持ち良いです。
最初は主人公ラクシュミも体に悪いから安全な生理用品を作る
と言う単純な動機から始まってますが
生理は大事な体のシステムなのに
世間から忌避されてしまうために
どれだけ女性が肩身の狭い生き方を強いられているのか
また、女性自身も
生理があるから自分を無力な存在だと思い込んでいるのか、
そのもっと大きな根源的な問題に気がついて行く。
ラクシュミの気が付いたことに世界の男が気付けば
世界はもっと良くなる。
最後のラクシュミの演説は本当に泣かされました。
こんな大きなテーマを
とても分かりやすいコメディーに作り上げるインド映画!
インドとはずっと友達でいたいです。
@もう一度観るなら?
「もう一度、感動したいので劇場で」
よくできているインド映画
音楽もふんだんに入っていて、インド映画らしさもあり、面白い。
女性の人権とか、確かに、インドでは問題なんだろうなと思って、文化的ギャップはまだかなりあるのかな。
題材的には、欧米が大好きなテーマって感じで、かなり無難な感じは受けた。
良作とは思ったけど、大感動とまではいかず。
アカデミー賞狙い的なアメリカ映画っぽいイメージを受けてしまった。
個人的には、インド映画見るなら、バーフバリみたいな、もっと突き抜けた方が好きかな。
多い日も安心
崇高な理想と、下卑た演出。
尊い思想と、クサいメロドラマ。
どんだけ史実をイジってんだよ?限度ってもんがあるでしょ。白ける白けるあー白ける…。
ロマンスなんか要らねえよ。
高評価の理由?
私、ラスト付近の演説シーンでボロボロとマジ泣きしてしまったんです。
「俺の目標は、金儲けでもナプキンの普及でもない!その結果としてインドの女性が……」
今年最後に観た映画が傑作で良かった。全ての女性と全ての野郎にリスペクト。
ヒーローの隣には…
えっ!インドの田舎の方って2001年の時点でそんなんなんだ!?バーフバリとかの時代(笑)じゃないよね!?
と、呆気に取られながら観ました。
生理の間中、仕事も禁じられ 痛いお腹抱えてベランダで寝なきゃいけないなんて…汚れた布を何度も洗ってナプキン代わりに使用する女性たちが今の世にもいるなんて…
自分が、恵まれた国に生まれたって わかっていたつもりで全然わかっていなかったですね。
そんな前時代的な因習に囚われた村人たちの中で、咎められ笑われ貶されても 愛する妻のために安価なナプキン作りに精を出す主人公。
妻のために始めたことなのに、その妻からも 恥ずかしいからやめてくれと泣かれ…
あまりの境遇に観ているこちらも泣きそうです😢
まあ、なんだかんだあってナプキン作りに成功するのですが その後ですよね…
村人…妻!!😡
なんともモヤモヤしました〜〜!👊💥
ヒーローの隣に居ていいのはあなたたちではない!
パリーさんの言う通り、彼が純朴な正義の味方『パッドマン』でいるために必要な選択だったのかな。
主人公が頑張る途中経過や国連での演説は、グッときました。モヤっとしたけど…面白かった!
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