パッドマン 5億人の女性を救った男のレビュー・感想・評価
全117件中、21~40件目を表示
ラスト30分は最高に良かった
インド映画にありがちなダラダラした感じもなく、じっくり楽しめる映画でした(^^)
パッドマンは本当に強い男。
ラスト30分は感動しかありませんでした。
インド女性の価値観
個人評価:3.7
フィクションの設定と思いきや、実話の映画化という事でビックリ。
インドの貧困層の生理用品の実情を世界に教えてくれている。
またインドの女性の価値観の違いを、生理期間中の女性を描きながら、うまく伝えている。
インドの女性は恥よりも死を選ぶという、必要以上の気高さ。宗教観から来る価値観だと思うが、その偏った考え方をコメディ作品を通して、中和したいという監督の考え方も伺える。
ただインド映画特有の歌と踊りが少なかったのが残念。
10億分の1の頭脳
先進国ではまずありえない問題ですが、発展途上国やそれにも満たない文化レベルの低い国では、女性の生理に対する不衛生な状況は、当たり前の問題なのでしょう。
インド映画は、これまで三作ほどしか観ていませんが、そのどれもが、自国の社会問題を積極的に取り入れているため、ちょっとした勉強にもなりますし、素直に心惹かれるものがあります。
自分も、欲に走らず、目的を見失わずに生きていけたらと、心から思います。
社会的価値が高いのに映画としても最高!
本当に全人類に見てほしい!国も社会的立場の高い低いも何も関係なく。でも特に男性!!!これだけ映画が世界中で作られてきた中で、未だかつて誰も撮らなかったであろうストーリー。
2001年のインドが未だこんな状況だったなんて信じられない。
こんな優しい男性、いるんだな。
教育を受けていなくても、人として大切なことをちゃんとわかってる。
それと同時に改めて感じられる無知の恐ろしさ。
最後のスピーチは本当に最高!資本主義だからお金は大切なんだけど、人として本当に大切なことを改めて考えたいと思えた。
少々ツッコミどころはあるけど、それも目をつぶれる、社会的価値の高いレアな映画だと思います。
女優さん達もやっぱり美しい!!
やはり恐るべし、インドパワー。
再現ドラマで十分!!
何故こんなに評判が良いのか分かりませんが、退屈でつまらないです。主人公は教員住宅に住んでいますが、仕事をしている描写もないので、昼間から暇すぎます。大層なサブタイトルですが、本当に粗筋以上のものはなく、再現ドラマで十分だと思います。国連での演説シーンは、TEDやジョブズが好きな人にとっては、そこだけ繰り返し観る価値があると思いますが、妙にアメリカのビジネスマンが好みそうなプレゼンをするので、このシーンだけ違和感を感じますし、このアメリカナイズされた人物だと適当な所で事業を売却して終了の様な気もします。音楽だけ無駄に軽快で、一本の映画としてはつまらなくて残念です。
初志貫徹
インド映画の性なのか、どんどん色々な要素が取り込まれて話が膨らんでいく。ここまで入れると焦点がぶれて興醒めしかねないのだが、構わずぶち込んでいって、国連の演説ではもはやこちらが立てないぐらいに心が揺さぶられてしまう。
格差、因習、社会、実行力、持続、認知、起業家、ビジネスモデル、技術革新、包含、言葉の壁、更には恋愛譚としてまで成立させる。殺し文句がふんだんに詰め込まれる。平和から手から作って、いろいろ役をつけているうちに、最後は役満でツモった感じ。
二本立て二本目。 時に、進歩は悪しき風習に勝てない。そんな前半。生...
二本立て二本目。
時に、進歩は悪しき風習に勝てない。そんな前半。生理になると家にも入れない、恐るべき女性蔑視、さすがはレイプ大国。女性の方もそれに慣らされていて、進歩に罵声を浴びせる始末。
休憩からの後半、女神登場。ありえない偶然にやや疑問もあるが、この女神がほんと最高だ。
そしてクライマックスのスピーチ、いや素晴らしかった。私的には映画史上に残る良さだった。あんなカッコいいスピーチ、一度でいいからしてみたい(笑)そしてこのスピーチでは終わらぬ素晴らしさ。
いやはやインド映画、恐るべし!です。
後半から凄く面白くなる作品❗
星🌟🌟🌟🌟 凄く評判が良い作品だったので観たのですが前半生理用品の作製にこだわって妻も家族もみんな嫌がっているのに平気で作製を続ける主人公に全然共感出来ませんでした❗が家を出てバリーと出会った頃から面白くなりラストは感動ものでした❗一歩間違えれば変人のまま終わってしまうこともあるのに何を言われてもめげない明るさには観てる自分も救われました❗バリーとのラストはちょっと悲しかったですが…❗インド映画あまり観たことがなかったのですが面白いですね❗また良い作品があったら観ようと思います🎵
誰になんと言われようとも。
目の前にいる人間を救えない人間に、世界を救えるわけがない。どんなに大きなことを成すには、至るまでの小さな小さなことが必要。
絶対に諦めないという類のものではない。異次元なまでの姿勢。観ている側からすると、もう諦めてくれと思ったほど。
インドに未だに残るカースト。呪いでしかない迷信。様々なものを打ち壊した。何度倒されようとも、闘い抜いた。しかも、闘う意識もなく、ただ救いたいという思いだけで。
名誉が欲しいんじゃない。名声を求めたわけでもない。お金がほしかったわけでもない。人に認められたかったわけでもない。ただ、彼は、たいせつな人を守れる男でありたかっただけ。
つっかかりもすべて消し飛ばす演説の名シーン
インドで生理用品を普及させた男性の実話を元にした映画。
見る前は恥ずかしさを感じるテーマではありますが素晴らしいサクセスストーリーに熱中しました。
クライマックスの演説シーンは本気で泣いた!
ただ個人的に主人公の猪突猛進な行動にはちょい引っかかるとこもあり……そこが入りこめなかったかなぁ。
妻のためを想って生理用品の開発に試行錯誤する行動は素晴らしいのだけど、計画性がなかったりデリカシーがさすがに欠けてるのでは?ってな場面もあって前半は正直好きになれませんでした。
話が大きくなる後半からはめちゃくちゃ面白い!ゆえに前半で主人公が好きになれなかったのが痛いなぁ。逆転するわけでもないし。
と、そんなつっかかりも消えてしまうくらいにラストの演説シーンは素晴らしかったです。
拙い英語で必死に自分の考えを述べる名スピーチ。
観衆のリアクションも含め素晴らしい名シーン。
レビューでよく言われている妻を愛しているがゆえ、ってのがあまり感じられなかったのは残念。
後半のキャラゆえもあるかもしれない。
彼女は史実には存在しない映画独自のキャラらしいですね。
話的には面白かったので個人的にはアリだけどもー。
あのキャラの存在でハッピーエンド!ってより色々と考えさせられるな……ってなりました。
”目的”と辿り着くまでの”道筋”とは……とか。
インド映画のスケールのデカさはホントすごい。実話を元にしてもそれは変わらず。
『ボス』や『きっと、うまくいく』の小さな話が国全体の話になっていく興奮を今作でも感じました。
インド映画やっぱり面白いわ!
本当、見て良かったと思える作品
見る前は、チケット買うのも恥ずかしく、こそこそしてしまった。でも見た後は、号泣、感動、素晴らしく、あ~見て良かったと思える映画だった。
前半は、男性が生理用品の開発なんて!?変態だ~頭がおかしい!云々と、家族、村人に忌み嫌われ、これでもか!と叩きのめされ、でもめげずに研究開発をする、ことの繰り返しが続く。
後半は、たゆまぬ努力、斬新なアイデア、出会いがあり、志を曲げず決してあきらめないことが大事だと教えてくれる。
クライマックスのスピーチは思わず涙が溢れる。
努力は必ず実るというメッセージを感じた。
2時間越えの長い映画だが、テンポが早く飽きることはない。
感動の実話。
全117件中、21~40件目を表示